<11月24日(火)高尾山紅葉観賞散歩(高尾山口駅〜高尾駅)>
雨上がりの京王線
高尾山口駅前に集合したのは、この1週間で3回目の高尾山登山の松戸を初め、滝澤・田幸・山岡・村谷・山内の6人。
3連休明けで空いているだろうと予測は大外れ。駅前広場はかつての休日並みに混み合っていたのは、ミシュランガイドと最近頓に増えた
京王高尾山温泉・極楽湯ほか高尾地区の記事掲載や放映などマスコミの効果だと感じた。
お客が多すぎてうんざりしている?お姉さんが売っている団子屋前の行列をかき分けて清滝ケーブル駅前広場に着く。
関東ふれあいの道スタート地点の名物となっている紅葉は今一つ。
ケーブルカーとリフトを待つ行列は長いが、連休中の「80分」は待たなくて済みそうだった。
稲荷山コース を選択し、先ずは階段上り。気温が高く早くも汗をかく。
小さな祠の
旭稲荷で本日の無事のみお願いし先へ進む。
小学校低学年と思しき少女4人が、お喋りしつつ、前後左右に飛び跳ねながら登っていく。同行の母親らしき二人の女性は、かつての山ガールに相応しい締まった体つきで、幼児教育の大事さを実感する。
200m毎に表示ポストがあるが、「1か所だけ抜けている」と、村谷が言うとすかさず松戸から「800m地点だよね」との回答があった。
滑る道に注意しながら慎重に登ってきたが、それでも35分で
稲荷山展望台に到着した。下界はまだ曇っている。
水飲み休憩を繰り返しつつ、
6号路との分岐に到着、この期間は14時まで一方通行だ。
昼食前最後の休憩で水を飲もうか飲むまいかと迷いながら話していたら、先着していたご婦人が、我ら6人の中から松戸を選択して頂上までの道筋を尋ねる。
当然見事なガイド案を提示したのだが、取り残された我らは「女子高生は小林、熟女は松戸」と少しすねる。
昨夜からの雨で一番心配だったこの先の泥濘は思ったほどではなく、順調に頂上直下の250段の階段下に着く。
のどが渇いている我らは直ちに大垂水峠方面へ転進。
12時はるか前にいつもの
富士見台園地に到着、シート3枚を定位置に広げる。
日差しは晩夏のように照りつけてはいるが、流石に小春日和、穏やかだ。
まずはビールで乾杯。
続いて、松戸のおでん、滝澤のヌル燗、山内の肉団子鍋、村谷の種々肉や練り物製品の炙りと4台のバーナーが稼働開始。
前方にはいつの間にか富士山が雲一つなく全貌をさらけ出してくれている。
松戸から昨日までの3連休の込み合った登山情報の提供や、来週月曜日からの滝澤・田幸・村谷の北ベトナム旅行、来年の尾瀬ツアーなどなど話題は遥か先まで広がって、大1時間の休憩。さしものツマミもすっかりなくなってしまった。
腹ごなしに目の前の急斜面を直登して
紅葉台(「東京絵の具」さんのページ) で裏高尾本線に合流。はるか以前にコンパクトな道具でお茶をふるまってくれていた名物おじさんを偲びつつ、頂上方面に折り返す。
高尾山頂では、午後に見えることが珍しい
富士山を鑑賞する人波が平日とは思えない多さだった。
松戸から、4号路との分岐にある高台、
仏舎利塔のまわりの紅葉が一番とのアドバイスがあり、寄り道してじっくりと鑑賞する。この行程では一番見事な眺めだった。
昨年開通した階段を下るとそのまま
1号路に復帰。
薬王院 では松戸が100回目の、村谷が8回目の御朱印をいただく。
人並みをかき分けかき分けして
金毘羅台へ。協議の結果、混み合う1号路は避けて、そのまま高尾駅まで2.3キロを下ることで一致。
順調に
旧甲州街道に降りたったが、最近は山登りをさぼっていた面々の膝は少し痛かった。
高尾駅前の
たまの里 に入店し、「昨日までの3連休は大変だった」とのマスター?の言葉を聞き流して定番の海鮮カキアゲやトマトなどを生ビール&イモ焼酎で平らげて締めました。
暑い日が続き、紅葉の具合は今一つでしたが、雨上がりの好天の下、気持ちがよい散歩ができました。
札幌では、今冬初の
ササラ電車が走った日。また、タイでは
ロイクラトンの前夜祭の日でした。(村谷 記)
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コース
京王高尾線・高尾山口駅〜稲荷山コース〜稲荷山展望台〜頂上直下の階段〜富士見台園地〜紅葉台〜高尾山頂(海抜599m)〜薬王院〜1号路〜金毘羅台〜甲州街道〜中央線、京王高尾線・高尾駅
<歩行距離:8km±α、歩行時間:3時間±α>
※高尾登山電鉄HP「稲荷山コース」等を参照して歩きました。
※前回までの高尾山・紅葉狩り さんぽ記録です。
★2013年11月26日 ★2012年11月20日 ★2011年11月29日 ★2010年11月30日
★2009年11月17日 ★2008年12月 6日 ★2007年12月 2日←紅葉が見頃でした。
★2006年11月25日 ★2005年11月26日←紅葉が見頃でした。 ★2004年11月21日
★2003年11月23日
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