<11月17日(火)小春日和の京王百草園〜倉沢緑地散策(百草園駅〜聖蹟桜ヶ丘駅)>
曇天の京王線・百草園駅改札前に、滝澤・山岡・田幸・村谷・山内の5人が集合した。
階段下の100円ローソンでツマミの調整をしてから出発。
百草園駅前信号で川崎街道を横断、直ぐに左折し、またすぐに右折し、豪邸の先から坂道に挑む。
いつのまにか日差しが出てきて、イワシ雲が空いっぱいに広がっている。
わずか130mほどしかない坂道だが、急傾斜で汗びっしょり。
入り口で、入場料@300円(のところ、山内夫人のご配慮で優待券をご提供いただき、各人200円の負担で済みました)を支払い
「紅葉まつり」開催中の百草園に入場する。
享保年間(1716〜35年)に当時の小田原城主大久保侯の夫人の一人が徳川家康の悲運の長男・信康を追悼して再建した松蓮寺が百草園の創始だが、現在は50種・500本の梅を始め四季折々の草花が鑑賞できる名園。
先ずは梅園から散策、鑑賞。
若山牧水がわずか1年間の恋人・小枝子に捧げた歌碑の「小鳥より さらに身かろく うつくしく かなしく春の 木の間ゆく君」は、今も胸を打つ名歌で、一同、女心の難しさを改めて思い知る。
緩やかな坂道の頭上には、きららかに色づき始めた紅葉。
園内最高地点を目指して、
芭蕉天神から
見晴台 まで足を延ばす。
傘雲を被った富士山と、大山へと延びた山並みを見つつ、ベンチで水飲み休憩。
11月半ばとは思われない暑さで、汗びっしょりだ。
昨夜の雨で滑りやすい斜面を慎重に下り、芭蕉句碑「志ばらくは 花の上なる 月夜かな」を見てから心字池を半周して紅葉が7割方となったモミジを鑑賞しつつ裏門から外に出る。
すぐ先の
百草八幡宮 で道中無事をお祈りしてから、
百草園通りを下る。
小春日和とはいえ強い日差しを避けて、木陰の叢に広げたシートの着座し、先ずは缶ビールで乾杯、汗がようやく引いていく。
続いて山内が寄せ鍋、村谷がハムやつくねを炙り、滝澤が絶妙のヌル燗といつもの役割分担。
月末からのベトナム・北部ツアー、いよいよ始まるスキー旅行&来年2月の山形・蔵王温泉合宿、3月の台湾旅行などなどで大1時間経過、うどんやベトナム産フォーなども鍋に投入して、すっかり平らげる。
田幸が丹念に皮をむいてくれた柿をデザートにして出発。
倉沢川沿いのバス通りを、
柿や蜜柑のオレンジ色や、ブルーベリー畑の紅葉、欅の大樹などを楽しみながら
倉沢里山の緑地 伝いに下る。
なぜか道沿いの多くの家に皇帝ダリアが咲き誇っていた。
広大な東電学園の敷地に沿って進むと、
大栗川 の水辺に到着。
宝蔵橋で野猿街道を横断し、近道を通って、
聖蹟桜ヶ丘駅に到着。
駅前・ショッピングセンター「ザ・スクエア the square」のサイゼリヤに入店し、まだ昼食時ながら直ちに着席できてラッキー。
いつものマグナム紅白各1本を、オリーブオイル一杯のツマミで平らげて、紅葉観賞散歩を締めました。
百草園の紅葉の見頃は、1〜2週間以内と判定しました。(村谷 記)
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コース
京王線・百草園駅〜京王百草園〜百草八幡宮〜百草観音堂〜観音公園〜倉沢川・倉沢里山緑地・雑木林の道〜大栗川〜京王線など・聖蹟桜ヶ丘駅
<歩行距離:4km+α、歩行時間:1時間30分>
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