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 西武電車から青空にくっきりと浮かぶ松竹映画オープニング画面そっくりの富士山を眺めながら、小春日和の狭山市駅に到着。
改札前に、左近・山岡・小林・田幸・村谷・山内の6名が集まった。
 そこへ酒井兄が奥武蔵の地酒「天覧山」とお菓子を携えて来てくれた。
頂き物を村谷のザックに仕舞い、7名で西口からスタート。

 駅前交番の先にある 「創彩遊膳 凛 本店」 は、左近兄幹事の宴で何度か訪れたことがあったっけ。

 国土交通省が後援している「都市景観大賞都市空間部門優秀賞」日本デザイン振興会の「グッドデザイン賞」を受賞した、「スカイテラス」を下ると、区画整理された市民広場に陶芸品、布小物、アクセサリー、ガラス細工、新鮮地場野菜、自家ケーキ、自家焙煎珈琲等など様々な手芸品を並べた屋台が並んでいた。
 原則奇数月の第4土曜日に開催される「狭山楽市楽座」だそうだ。

 区画整理された道を通って、江戸後期には「西の鴻池・東の綿貫」と並び称されたと伝えられている「福徳院不動尊」  綿貫家墓地を拝観し、奥武蔵の山並みを望み、綿貫家2代目孫兵衛が創建した「福徳院」に参拝し、関係者の腰痛など諸病快癒を願った。
 本堂の階段下に、檀家の方が収集したカエルの陶器や小物を並べていたコーナーがあったので鑑賞。
また、境内の一角には鉄道や道路のトンネル掘削、貫通時に掘り出された 「貫通石」 も展示されていた。
 …トンネルが貫通した時に出る石は、「難関突破」や「初志貫徹」という意味合いから受験合格のお守りとして使われるとか。

 次は武蔵野三十三観音霊場 第17番 「徳林寺」(「諸国放浪紀」さんのページ)に参り本日の無事を祈り、歩行に疲れてきた酒井と別れ、銀杏の実を中央に掃き集めた階段を登り「狭山東武サロン」併設?の旧入間川村の総鎮守「八幡神社」に参り、家内安全を願う。

 その次は、坂道を登って武蔵野三十三観音霊場第16番 「慈眼寺」に参り、来週のハノイ&世界遺産・ハロン湾ツアーの無事を祈る。
山門の右に鮮やかな赤い実を付けた樹があり、山内が帰宅後ネットで調べてみたところ 「イイギリ(飯桐)」 というのだそうです。
 本堂裏に「黒こげ地蔵(別名:イボとり地蔵」)(「天空仙人の神社・仏閣めぐり」さんのページ)があるとのことだが、イボに悩んでいるものがいなかったのでパス。

 航空自衛隊入間基地横を巻いて、配水場横の戸建て住宅の並ぶ団地の突き当りにあった入り口から 狭山稲荷山公園 に入る。
広い芝生に立つ大樹の木陰にシートを広げて開宴。

 左近家の烏賊煮、小林持参の鴨肉ハム、山内のぶたばら肉&ハクサイ鍋、村谷が厚揚げほか持ち寄りの肉&練り製品を炙ったのちヌル燗づくり。
缶ビールにヌル燗を飲み終わり、酒井差し入れの「天覧山」を冷やでいただき、すっかり出来上がる。

 紅葉を求めながら園内を散策し、 市立博物館 到着。
常設展「入間川と入間路−その自然と風土−」のほか、企画展として「絵葉書で見る夢二とその時代展」を併展していた。
画を描く山内が熱心に観覧、他は暫し休憩し、稲荷山公園駅から所沢駅へ移動する。

 居酒屋の呼び込みをかわし、大勢の女子高生で賑わう「サイゼリヤ 所沢プロぺ通り店」に入り、マグナムワインの紅白をエスカルゴ等のオリーブオイルでまぶしたツマミで味わいながら、本日の陽だまりさんぽを締めました。

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 コース
  
西武新宿線・狭山市駅〜福徳寺〜徳林寺〜八幡神社〜慈眼寺〜航空自衛隊入間基地横〜〜狭山稲荷山公園〜市立博物館〜西武池袋線・稲荷山公園駅
     <歩行距離:3.4km±α、歩行時間:1時間10分±α>

 ※狭山市観光協会・さやま観光マップ「D稲荷山・鵜ノ木周辺コース」等を参照し、狭山市駅から歩きました。

   ⇒ 狭山稲荷山公園のページ

   ⇒ 狭山稲荷山公園周辺の地図

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★2015年11月28日(土)「稲荷山公園周辺散歩(狭山市駅〜稲荷山公園駅)」

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