乘松大兄から嬉しい便りがありました。
北濃兄、湯浅兄の「日本百名山」完歩に続き、
ご夫妻そろって「
日本百名山」を完登されました(*^_^*)
おめでとうございます。


「8/18〜21,
幌尻岳
へ行き、日本百名山 を終わらせました。
2年前、台風の被害で、交通途絶し、今年まで待たされましたが、やっと行くことが出来ました。
これからは、楽しく行ける山へ行くつもりです。 乗松」


⇒9月30日にささやかな
百名山完登祝会を、乘松兄を囲み、分部、今野、宮下、渡辺、毛原、毛利、清水、村谷、田幸で行いました。

なお、
湯浅兄は、「私の日本百名山登頂記」白山書房刊、2003年2月1日発行に纏められました。
また、北濃は日本三百名山 を完登(2013年6月1日) しました。

★2005年8月27日(土)「秩父34観音霊場巡り」第五回、その1
   …その2=9月18日(日)も下に追記しました。併せてご覧下さい。

ホームへ

 ※YSC秩父34観音霊場めぐり、2005年実行歴

 ★4月30日第1回(1番札所〜11番札所)、 ★5月28日第2回(12番〜23番)、 ★6月25日第3回(24番〜26番)、 ★7月30日第4回(25番〜28番)、 ★8月27日第5回−1(29番〜30番) ★9月18日第5回ー2(29番〜30番)、 ★9月23日第6回(31番)、 ★9月23日・軟弱組、四阿屋山、 ★10月29日第7回(32番〜33番)、 ★10月29日・軟弱組、破風山〜札立峠、 ★12月18日第8回(34番、結願)


 8月最後の土曜日にもかかわらず、池袋発三峰口行きの快速急行は空いていました。
秩父鉄道線・
浦山口駅に集合したのは、吉田・滝澤・田幸の3名。

前回、雷雨のため、29番札所の目前で撤収した道を進む。
浦山ダムの下に架かる橋を渡り、ゆるい登り道を登ったところが29番・長泉院参道の前。
見事なしだれ桜の樹、わきには「石札道場」と刻まれた石碑。

 孟宗竹の林に囲まれた境内は植え込みが多く、手入れが行き届いている美庭。花の咲いたハスが植わっている樽が、本堂の前まで、点在して置かれ、心和む札所の一つだと思う。
 葛飾北斎が描いた「桜花図」もあるとのことの。

 参拝し、門前へ戻り、30番への「巡礼道」の標識を探す、「しだれ桜の清雲寺」への道案内板はあるが、いままで必ずあった「30番へ」とか「巡礼道」の標識が見当たらない。探しながら歩くと、間もなく国道140号線へ出た。それほど通行車輌の数は多くない。三峰口・甲府方面に歩を進める。

 「そばの里 荒川村」の看板と、「そばの 水沢」…水沢は“うどん”では…など手打ち蕎麦屋の広告はあるが、30番への案内板は全く見当たらない。

 幸い曇り空で、紫外線は弱いが、風もなく蒸し暑い! 汗が、じわ〜っと、絶え間なく出て来る。
道端の茗荷を摘みながら、
武州中川駅入り口前を通過し、もう一駅、武州日野駅改札口前のベンチで一休み。

 手打ちそば「ちしま」での昼食を予定していたので、探しながら歩いて行くと「そば、ホルモン焼 ちしま」の看板、しかし、店の玄関には、開店11:30⇔現在、11:20(/_;)
 蕎麦屋は沢山あるし“ホルモン焼”屋では、誘惑に負ける恐れもあり(*^_^*)先を急ぐ事とする。
相変わらず、30番への案内板は全く見当たらない。

 左に「
道の駅・荒川村」「そば・あづまや園」への案内版に誘われ、線路を越えて道の駅の売店を冷やかし、その前にある、“ぶどう狩り「あづまや園」”併営の「そば あづまや園」へ繰り込む。

 それぞれ、天ざるや冷山菜そばを注文し、なにはともあれ、渇いたのどにビールを流し込む。
極楽、極楽。
 店内に樹齢六百年 清雲寺の枝垂れ桜」の見事な写真が飾ってありました。


 相変わらず、ここ道の駅近辺にも、30番への案内板は全く見当たらないので、国道140号線へ戻る。

 右に“柴原温泉郷”“32番・法性寺”“31番・観音院”の案内板が出てくるが、30番への案内板は、ない(>_<)
29番の次ぎは30番を案内して欲しいのよ、荒川村役場さん。
…こんな村だから?平成17年4月1日に秩父市に併合されたとか…。
 
 途中、先日の台風11号で?栗の青い実が落とされている。
左に分岐する道を
平和橋で荒川を渡り、白久駅へ通じる道案内に、ようやく「30番・法雲寺」の記載、「谷津川館、30番・法雲寺」の案内板も。
 29番から7キロメートルほど歩いて、ヤット「巡礼道」の標識にも再会できた。

 橋まで下り、登り返すと
白久駅前。ここを左に折れ、熊倉山への登山道へ通じる道、谷津川の渓谷を左下に見ながら坂道を上って行き、「谷津川館」の駐車場へ。
右の坂道を登れば法雲寺へあと一息。

 山の斜面に建つ
30番・法雲寺は、池を中心にツツジやサツキが植えられ、藤棚が見事。
「浄土庭園」と言われていることも納得。
庭園から石段を上ったところに本堂の観音堂が建っている。庭園や周囲の緑と良く調和している。
本堂の障子を開けてお参りし、終わったら又閉める。∵猿が出るからと。

 参拝を終え、坂の途中から「
谷津川館」へ行けるようになっていたので、近道で  谷津川館 へ。
玄関を開けると、すぐに帳場。「熊倉山からですか?」「いえ、巡礼です」

 金壱千円也を支払い、貴重品を預け、木の香うれしい“槇”の内湯と谷津川の風の通る露天風呂で湯〜っ栗 温まる。
入浴のみでは、客が出入りする玄関脇のロビーしか使えない。

 フロ上りのビールはお預けとし、13:58発の電車で“西武秩父駅まで行って、お馴染みの駅構内・仲見世通り中央の場所で飲ろう”と決し出立。

 
白久駅では14:05に通過するSLを写そうと、カメラを並べた機関車大好きおじさんが線路の傍らにいて、何度も何度も何度もファインダーを覗き込んでいた。

 冷房の良く効いた電車で18分、汗が引いたところで
御花畑駅到着、下車。

 
西武秩父駅、いつもの駅構内・仲見世通り中央の場所で、いつもの店から調達して打ち上げました。

今日は、Sanpo,Soba,Spa,Sake を楽しんだ1日でした。

吉田兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ●きょうのコースは標識が不親切で国道歩きが中心でした。
  「巡礼道 わからず国道 いや酷道」

 ●温泉好きの清水氏が欠席なのに温泉に立ち寄ってしまいました。
  「清水氏の 顔を思いつつ 立ち寄り湯」


 コース
 
 秩父鉄道線・浦山口駅〜(23分)〜29番・長泉院〜(40分)〜秩父鉄道線・武州日野駅〜(15分)〜「道の駅・荒川村」前「あづま園」で昼食〜(50分)〜30番・法雲寺〜(5分)〜谷津川館〜(15分)〜秩父鉄道線・白久駅
  
<合計歩行:約3時間程度>

                            このページのトップへ戻る

★2005年9月18日(日)「秩父34観音霊場巡り」第五回、その2


      

 西武&秩父鉄道合同ハイクに参加する中高年(見事に若者の姿なし)ざっと100人が、200円の参加料を支払って受付するのを尻目に、今日も快晴の浦山口駅をお先に出発したのは、秩父の常連 池田、清水、村谷の、8月27日(土)不参加の3人。
午前10時過ぎで早くも日差しは強いが、空気は乾いている秩父路を、颯爽と進む。

 1周40キロの浦山ダムを横目に、前々回、雷でリタイアした地点も無事に過ぎて、
29番・
長泉院に到着。参拝、トイレを済ませたところで、女性一人の遍路が来たが、願い事が沢山のようで終わらない。折りよく地元の太目の中年男性が続いたので、シャッターをお願いした。

 国道には向かわずに、清雲寺方面へ左折する。先ほどの男性が近寄ってきて、巡礼道が整備されたのは、3年前の午年に30番・法雲寺の御開帳があり、それにあわせて荒川村総出でトイレや休憩所を新設したという。言われてみれば、あちらこちらが随分真新しかった。

 
清雲寺のしだれ桜は、数も多く、花見時は屋台も出て盛況とのこと、来春には、裏の若御子山ハイクを企画したいものと考えた次第。隣接する神武天皇ゆかりの若御子神社を参拝し、畠の中の巡礼道を千手観音堂に向かう。大きな土俵があり、毎年8月16日に信願相撲が奉納されるといい、堂の天井には相撲の48手が描かれていた。

 上田野地区の蕎麦畑は、白い花が咲き誇っていた。
昌福寺に立ち寄る。ホタル池の辺に屋根付きの休憩所があり、秩父御嶽山両神山方面が遠望できた。墓地の先からは、高い林に覆われた快適な下りが続く。
日野渓谷のキャンプ場方面から、若者の歓声が聞こえる。道端にマンジュシャゲの群生?(10数本)を発見し、明日は期待できそうにないため清水が撮影。

 林道の先に斜め下を指示する矢印を発見したので下っていくと、
安谷川の河原にたどり着く。橋の上でまた記念撮影。登り返して、林道と「合流すると目の前に蕎麦屋があった。

 時刻は11時45分。先発組が利用された道の駅近くの「あずま園」までは待てないので飛び込む。生ビールがうまい。お勧めの寒晒し蕎麦は、冬場に10日間川水に晒しただけあって、なかなかの珍味だった。次々と予約客が車で到着する人気店。武州日野駅から山道1キロの、『
そば処・和味(なごみ)』)はお勧めです。ついでに蕎麦焼酎720mlを1本調達し、後に備えた。

 いつのまにか後続に追いつかれたので、ドンドン抜き去り、『
道の駅・荒川村』に着くともう買い物客で満員だった。つまみに山葡萄レーズンとチップスを購入し、秩父鉄道の踏切を越える。暫くは線路沿いの県道歩きだが、なるべく日陰を探しながら進む。
右手には、温泉つきの民宿が多い。カタクリ&ニリンソウの里で最後の休憩を取り、白久駅前を過ぎて、山道を登る。途中からは住宅地を過ぎ、無事に
30番・法雲寺にゴールイン。

 参拝と撮影を済ませ、わき道を下っ
て、  「谷津川館」  の玄関に到着。午後1時30分だった。
 檜風呂と野天風呂で疲れを取り、カンビールは1杯だけにして、足湯のそばの冷水をボトルに詰め込み、出発。
白久駅3時5分発の池袋駅行きの快速急行で、ボックス席を確保し、冷水で割った(一人は割らないで)蕎麦焼酎を堪能して帰宅しました。

 過去の秩父歩きのコースに中でも出色の、変化に富んだよい散策路でしょう(村谷 記)



村谷兄の本日の作品を発表します(*^_^*)

●浦山口駅の大軍団に遭遇し
  「巡礼道 寺もトイレも われが先」

 ●午年と中間年にご開帳あり。

  「次の番 片手で年が やや不足」

 ●珍味の蕎麦でした。
  「寒晒し 人も同じく 灰汁が抜け」


清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆29番長泉寺につづく清雲寺はしだれ桜で有名
  「春に向け 供えやりてる さくら木々」

 ◆日野渓谷の終わりは「そば処和味」でした。
  「地元産 寒ざらし蕎麦の 味確か」

 ◆30番法雲寺は熊倉山の登山口
  「熊倉の そびえる懐 法雲寺」

 ◆谷津川の温泉で疲れを取りました。
  「木々を見て ゆったり入る 檜風呂」

                  このページのトップへ戻る
 コース
 
 秩父鉄道線・浦山口駅〜(23分)〜29番・長泉院〜(55分、清雲寺千手観音堂昌福寺安谷川の河原そば処・和味(なごみ)経由)〜「道の駅・荒川村」〜(50分)〜30番・法雲寺〜(5分)〜 谷津川館  〜(15分)〜秩父鉄道線・白久駅
  
<合計歩行:約3時間程度>


                        前のページへ    次の、村谷さんの鳥海山のページへ
,
,
,
,

さんぽ