<6月16日(火)花ショウブ・アジサイ・ポプラ並木など水元公園縦走鑑賞散歩(金町駅から周遊)>
梅雨の合間の曇り空、JR常磐線・
金町駅改札前に滝澤・百石・田幸・村谷・山内の5人が集まった。
駅構内を南北に自転車が行き交うのはお馴染みの光景だ。
我らの傍でも、同年輩の男女の小グループがリュックを背負って帽子姿で何組も待ち合わせしている。
京成金町駅そばのコンビニで昼食のツマミの買い足し調整を行ってからJR金町駅北口を出る。
駅前通りを右折、左折を繰り返して、先ずは江戸時代から
縛られ地蔵として知られた
業平山 南蔵院 に参拝する。
森羅万象の願い事があれば、境内のお地蔵様に1本の縄を縛り、無事にお願いが通じたならばその縄を外すという信心で知られる名刹だが、平日とあって参拝者はチラホラ。
お寺は約600年前の貞和4年の開創だというが、現在もお地蔵様がお気の毒なぐらいにがんじがらめだった。
我らは切羽詰まったお願い事がないので、本日の天候維持だけを念を押してから外に出る。
お寺の広大な塀に沿って東進すると、そのまま
水元さくら通りに出る。
縛られ地蔵入り口から
水元公園 に入る。
菖蒲の咲き具合は先ず先ず。今年の
葛飾菖蒲まつり は6月5日(金)から25日(水)とのことだが、暑さが過ぎて花の咲き方も早熟のようだ。
咲き終わった花を、数人のスタッフが一つ一つ手で回収しているのは、誠にお疲れ様です。
色とりどりの花々を鑑賞しつつ散策する。叢やベンチでは何組も昼食を堪能中。
土手の
アジサイを一望しつつ
水元大橋を渡る。
涼亭先の叢にある真新しいテーブル付きベンチを山内が目ざとく発見してくれたので昼食休憩とする。
5人でも十分なスペースに、持ち寄りのつまみを広げて直ちに乾杯。蒸し暑さが吹き飛ぶ。
滝澤の日光土産の今市のラッキョウ漬やショウガ漬はじめ、ヘルシーでお酒に合うつまみが勢ぞろいするのも恒例。
ビールだけでなく日本酒にも合うことを確認しつつ、近々に迫った夏休み旅行や、秋の海外文化遺産探訪旅行で大いに盛り上がる。
当初は江戸川の河川敷を南下して葛西神社経由で金町駅に戻る予定だったが、緑いっぱいの公園の北限を目指すことで一致して出発。
毎年恒例の瀬戸物市と八丈島の物産展、東京の地酒販売所を冷やかしながら進む。田幸お目当てのクサヤの干物が売り切れで、百石&村谷が一安心。
東京では珍しい
ポプラ並木 が切れた先に、特徴のある葉の
ナンキンハゼの木(「福原のページ」さん) の
第1雄性期の花序付き(「福原のページ」さん) があったので観察。
小合溜に沿って
ラクウショウ や メタセコイヤ の森を東に進む。9つの池が点在する
バードサンクチュアリー に着いて、場所を変えて3つあった観察舎から野鳥を観察した。
我らより遅めの
アオサギの昼食時間だったようで、小高い地点から水面近くの小魚?を捕捉する姿をじっくりと観察できた。
次の観察舎の前は
カワウの集会所だった。
水生植物園の花菖蒲(南の「はなしょうぶ園」より遅咲きのようで、見頃でした。)を鑑賞し、
一面青々と茂った蓮の葉を見ながら歩いてゆくとルアー釣り人から「写真を撮って欲しい」との要望。
「
ライギョを釣り上げたので、釣り人と魚を一緒に」とのこと。
釣りに詳しい田幸が釣り人のカメラのシャッターを押してあげ、アブのリールを褒めていた。
少年キャンプ場入り口に
ヤマモモの実がなっていたので、一つづつ味わう。
さらに進むと数組のカメラマンが待ち構える
水元かわせみの里。
⇒
水元公園のカワセミの写真をアップしている「水元かわせみ倶楽部」さんのページ
昭和30年代に開設された施設があったので休憩とした。
滞在時間中には飛来は見られなかったので、施設内にあった小合溜に生息する魚類の展示水槽を観察、自然を維持する重要性が改めて認識された。
広大な園内を出て、大場川水門には立ち寄らず
水元5丁目バス停から金町行きのバスに乗車した。
岩槻街道を南下して、
金町駅南口バスターミナルに到着。
村谷が朝方目をつけていた
日高屋 に入って、ホッピーで乾杯。餃子やレバニラ炒めなどで、蒸し暑かったが風と曇り空に恵まれた散歩を締めました。(村谷 記)
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コース
JR常磐線・金町駅〜南蔵院(しばられ地蔵)〜水元公園・花菖蒲鑑賞〜水元大橋〜ポプラ並木〜メタセコイヤの森〜バードサンクチュアリー〜水生植物園〜かわせみの里〜水元5丁目バス停=(バス)=金町駅
<歩行距離:約5Km±α、歩行時間:2時間±α>
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