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★2011年6月14日(火)「水元公園の菖蒲鑑賞+柴又までの江戸川」

   ※2010年6月1日にも このあたりをさんぽしました。クリックしてご覧ください。


<6月14日(火)花菖蒲見頃の水元公園〜江戸川土手〜柴又散歩>

 梅雨の合間の曇天、JR常磐線・
金町駅改札口に集合したのは、滝澤・百石・山岡・田幸・村谷・山内・大森の7名。
水元公園葛飾菖蒲まつり開催中(6月1日〜20日)のため、辺りを見回すと、明らかに平均年齢が我らより高そうなハイキンググループが何組も待ち合わせ中で、駅頭備え付けの「水元マップ」があっという間になくなってしまった。

 駅そばのコンビニで追加の昼食用飲み物・食べ物を整えて、バスに乗り込む。
背丈の半分ほどの日除け?用のゴザを抱えた老女が最後に乗り込んできたが、気配り満点の優しい運転手のガイドに、下町の情の深さを感じ入った。

 乗客の大半が
水元公園バス停で下車。
横断地下道を潜り抜けて、ピンクの提灯が林立する
水元公園・内溜へ。
 昨年は満開の
バラがお出迎えしてくれた庭園は、花がほぼ終わり平凡な眺めだったが、一本一本きれいにカットされた手入れの素晴らしさを、大森の慧眼は見逃さない。

 茅の輪が鎮座する
香取神社に参拝して、我らが歩き終えるまでの曇天継続を祈る。
桜土手を渡り、水元公園に入る。
 色鮮やかに
七色に咲くあじさいに囲まれた遊歩道を進み、先ずは都内では珍しいポプラ並木を鑑賞する。
 奥のほうではこの時期恒例の陶器市が開催中だったが、ぐい飲みを選ばせると切りがない面々なので、折り返して
小合溜に沿って、鮮やかなブルーの水元大橋を渡る。

 眼前には
満開の花菖蒲の数々が、ピンク・藍・紅・黄・群青などなどでお出迎え。
本日も健康で外出が出来て、自分の足でしっかりと歩けることに感謝、感謝。
 平日とは思えない人出だったが、ここでは我らがまだ若手の部類。高齢化社会がまさに到来してしまったことを確認して先へ進む。
花菖蒲が見渡せる芝生には高年男女のグループが、早くもビールや酒つきで弁当を拡げていた。
  
 我らも頃はよし、水辺の端にある堅固な屋根つきのベンチが空いていたので昼食休憩とする。
持ち寄りのシートを拡げてスペースを確保し、持参のツマミを並べる。
 大森定番の手羽の南蛮煮込みに、山岡が小田原から仕入れたイワシツミレのカマボコを村谷持参のバーナーで暖める。
山葵、生姜に、醤油の調味料から、甘味まで揃った豪華なメニューがお待ちかね。

 今週末に
梅雨時だけでも18回宿泊してきた湯檜曽保養所には泊まれなくなったが)「谷川岳を登る会」発足22年目なるも、中抜けあり19回目、の梅雨どき山歩催行。
 松戸(元)・宮下夫妻・小林夫妻・夏目・森・渡辺兄たちと 村谷・山内が行く 尾瀬行き、大清水〜三平峠〜尾瀬沼〜尾瀬ヶ原〜鳩待峠さんぽ
  ⇒ 管理人付記、前回(2008年)まで、全18回連続宿泊参加してきた、管理人は介護手伝いにつき初めての不参加(;_;)
や、夏休みの旅行・登山・街道歩き計画などのスケジュール交換等々で大休憩。
   ※ 6月17日〜18日の尾瀬報告と写真(←管理人6/20付記:村谷さんの報告ページへ リンクします) 

 続いて園内にある、都内でも有数の金魚養殖の
葛飾区金魚展示場に立ち寄る。
手前から奥に行くに従って、幼魚、若手、長老の順に場所が定まっていて、人間社会との類似が面白いが、交配を重ねる過程で、期待した色、柄が出なかった魚の行く末はどうなるのだろうか?

 広大な水元公園の南半分を漸くクリアーして、
桜土手に沿って江戸川に出る。
昨年までは(見え)なかったスカーツリーが聳え立ち、年月を重ねる 喜び?衰え? を感じさせる。

 川辺のショートコースで平日ゴルフをエンジョイするゴルファーの腕前をあれこれ評論しながら、強くなってきた日差しを少しでも避けるため、堤防から下の遊歩道に降り立つ。

 葛西神社への立ち寄りは省略して、そのまま総武線を潜り、
新葛飾橋で水戸街道を渡る。
今度はロングホールもある
松戸ゴルフ倶楽部のグリーンを堤防上から見下ろしながら、松戸市側の畑から流れてくる野菜の香りをたっぷりと満喫しつつ、矢切の渡しの千葉県側の乗船場に到着。

 本日の船頭は、口やかましい爺さんやお兄さんではなくて、昨年6月にはまだ付き添い修行中だった若者だ。それでも引き潮に負けずに艪を漕ぐ姿は、一年の成果を実感させる。

 東京都側の乗船場のビニール草履売店は平日のためか休業中。
河川敷には水元公園とは比較にはならないが、
真新しい花菖蒲畑の可憐な花がお出迎え。来年の拡大が少し楽しみだ。

 土手に上がって、「川甚」の脇から下りて、裏口から
帝釈天 題経寺に入場。本日も怪我もなく、雨にも降られなかったことに感謝した。

 寅さんが今も生きている?参道の外れにある焼き鳥屋「
かなん亭」に入る。冷えひえの生ビールで乾杯。
下町らしくボリュームたっぷりな焼き鳥を、黒霧島のオンザロックなどで堪能して、
柴又駅から帰宅しました。(村谷 記)


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 コース
  JR常磐線・金町駅=(バス)=水元公園〜葛飾区金魚展示場〜江戸川土手右岸〜(葛西神社)〜左岸=矢切の渡し=右岸〜柴又帝釈天題経寺〜京成金町線・柴又駅
      <歩行距離7Km,歩行時間2時間半>


   ※水元公園のページ

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