★2008年6月24日(火)「水元公園〜柴又〜高砂」
※昨2007年5月29日にも この辺を散歩しました。
※昨2007年8月29日にも この辺を散歩しました。
8日ぶりに晴れ間が戻ったJR常磐線・金町駅改札口に集合したのは、滝澤・田幸・山岡・村谷の4名。
今月5日から25日まで開催中の葛飾区・菖蒲まつりの2会場の中の一つ(もう一箇所は堀切菖蒲園)、水元公園の花菖蒲鑑賞へ。
先ずは金町駅北口前のスーパーで昼食の支度を整えて、1番バス停から、2km先の水元公園入り口を目指し出発。
車内は我ら同様、時間と審美眼を併せ持った中高年グループで満員だ。
久々に車窓から眺める駅北口の空き地には、巨大な施設が建設中で、すっかり住宅街に変貌しつつある。
バスを降りて岩槻街道を地下道で潜り抜けると、公園入り口に続く内溜が500mほどあるが、両岸にヘラブナ狙いの釣り師が日よけ傘と昼食・飲み物入りの?クーラー持参で鈴なりだ。
難しい魚らしく、釣果が上がっていないようだった。
本日は、目的を花菖蒲に絞ることとし、入り口からそのまま小合溜へ向う。
久々の蒸し暑さのためは涼亭(休憩所)を覗くと、早くも生ビールが売れていたが、われらは先へ進む。
伝五郎の松の根元の風通しの良い場所を確保して、大鯉狙いの釣り人達がいたが、ここもご多分に漏れず魚の姿は見当たらなかった。
竿を上げてしまって、おしゃべりしている達観の士も少なくない。
お目当ての花菖蒲園はまだまだ見ごろで、色とりどりの菖蒲が大振りの花を咲かせていて、今月中は充分に楽しめそうだ。
解説文によれば、江戸・肥後・伊勢の3系統があるそうだが、出身地だけでは違いが判りにくいのは何かと似ている。
睡蓮も見ごろで、蓮も咲き始めている。
休憩所も込み合っているし、カメラマンに混じり写生を楽しむ画家たちもちらほら。
貴重なアサザはどれなのか判らずやや残念だった。
立派な望遠レンズ付きカメラを構えてバードウオッチングしていた男性達から、水中の小魚狙いで飛来してくるコアジサシが目的だと教えてもらう。
丁度、目の前で見事に水中の魚をキャッチし飛び去る姿を見ることができた。
公園近くにある工場跡地に沢山玉砂利が敷かれた結果、天敵から卵と雛を守るのに最適な環境を発見し住み着いたものだという。
自然界の競争の厳しさと、子を守る親鳥の工夫につくづく感じ入った次第。
桜堤に上がり、江戸川を目指す。花の名所で知られるが、これまで何度もあった高波から葛飾区の住民を守ってくれた貴重な防波堤でもある。
江戸川の堤防に上がると柴又までは2.3km。
風が強いので河川敷を歩く。
ショートコースで、熱心にプレーしているゴルファーを横目に、空いていた野球場の傍の屋根付ベンチで昼食休憩とする。
座り込むと風が爽やかで蒸し暑さはどこへやら。ビール・梅酒で乾杯し、夫々持参のヘルシーなツマミ肴に、近況を披露しているうちに1時間が経過してしまう。
神輿を上げて、金町浄水場の先にある矢切の渡しへ到着。
片道100円を支払い、31人乗りの舟に乗り込んだのは21人もいた。
強風のため、接岸時だけは搭載したエンジンを使用していたが、見事な櫓の捌きは歌の文句そのままだった。
続いて、山本亭へ。
滝がある日本庭園と茶室が素敵だが、庭と玄関先から鑑賞して通過、柴又帝釈天へ入る。
本日の好天に感謝の参拝、ここも人で一杯だ。
まだ早いので、参道を抜けて柴又七福神巡りへ向う。
途中の葛飾元気野菜販売所は、開店と同時におもな品が売れてしまうそうで、トマト(120円)と胡瓜(80円)しかなかったので、滝澤と村谷が夫々購入した。
題経寺(帝釈天)、万福寺(福禄寿)、宝生院(大黒天)、医王寺(恵比寿天)と4箇寺を参拝して、京成高砂駅へ到着。
線路際にあった飲食店は営業しておらず、居酒屋なども5時から開店のため転進することとし、京成押上線に乗車する。
日暮里駅で下車し、4時開店の居酒屋 ばんだい に入店、生ビールで乾杯し、ホッピー+焼酎+替え焼酎+…
本日の労をねぎらいあってから散会した。(村谷 記)
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コース
JR常磐線・金町駅・北口=(バス約10分)=水元公園バス停〜さくら堤〜せせらぎ広場〜花菖蒲園〜(江戸川堤防)〜矢切の渡し〜柴又帝釈天〜帝釈天参道〜万福寺〜宝生院〜医王寺〜さくら道〜京成本線・京成高砂駅
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