★2009年5月19日(火) 「柴又から水元公園へ」
快晴の予報とは裏腹の曇天・適温の散歩日和になった、京成金町線・柴又駅改札口に集合したのは、滝澤・百石・田幸・村谷に久々参加の江湖の5名。
駅前の寅さんの銅像前で記念撮影し、先ずは昼食の買出しへ商店街に出向く。下町価格のツマミや弁当に感激して帝釈天の参道へ。
「高木屋」や「とらや」、「川千屋」などお馴染みの商店をのぞきながら、 柴又帝釈天・題経寺 の二天門を潜って境内に入る。本日の天候を祈願してから江戸川の堤防へ出た。
東京消防庁の水難訓練が行われていて、いささか騒々しかったが、 矢切の渡し へ向かう。
夫々100円の乗船料を支払い、定員31名の船に10名乗船、ゆったりと席を占めた。
緩やかな流れに棹差す艪の音がかすかに聞こえてきた。
わずか5分間で対岸へ。伊藤左千夫の文学記念碑に行ってきたらしい同年輩の一団とすれ違い、土手の上に上がった。
川風が心地よいのでそのまま堤防を北上することにして、河川敷の江戸川ゴルフ倶楽部のコースを見下ろしながら歩く。
松戸市が川の一里塚というものを設けていて、その解説板で学習、1里=36丁と定めたのが、織田信長だったことがわかった。
国道6号線が通る新葛飾橋で東京都側に戻って、再び河川堤へ。
常磐線の鉄橋を潜り、先般 ※ 村谷が吉田兄との水戸街道歩きの際立ち寄った葛西神社の裏手を過ぎたあたりで、時間も良いころになってきたので川原に下り、ショートコースのゴルフ場脇の草むらで昼食休憩とした。
※吉田兄の水戸街道歩き第1回のページへ
先ずはビールで乾杯し、本日の天候と夫々の健康に感謝する。
先ほど調達した下町ツマミに、江湖お手製のフキと昆布の煮つけなど盛りだくさんの料理に、話題は尽きない。
1時間ほど休憩、神輿を上げて後半の水元公園に向かう。
東金町7丁目の信号から、徳川吉宗が開いた桜堤を北上するとほどなく 水元公園 の南端に着いた。
アサザ自生地のこんぱち池で釣り人を冷やかし、葛飾区金魚展示場へ入る。
商業用ではなく、品種改良と、小中学校への寄贈が目的の施設だが、数多くの種類の金魚が一堂に会しているので一見の価値ありです。
花菖蒲園の東屋で休憩。花菖蒲は気の早いのが数輪咲いていただけだったが、広大な畑の雑草を手作業で抜いている職員さんの姿には、特に棚田の草取りで苦労している滝澤が熱心に見守っていた。
水元大橋で本日の行程は終了とし、内溜では釣り人たちの横のビクを覗きながら通過。
岩槻橋バス停までくると、左手にバラいっぱいの民家があり立ち寄る。
色とりどりで、多種多様な薔薇・バラ・ばら、日ごろの丹精を想像して一同感心しながら、バスに乗車する。
金町駅に着いたが、まだ3時前、飲み屋は未開店。
中華の「麺屋 ちりめん亭」に入り、ビールと餃子で軽く打ち上げ、次回の再会を約して散会した。(村谷 記)
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コース
京成金町線・柴又駅〜帝釈天〜矢切の渡し〜江戸川の堤〜水元公園〜(バス10分)〜JR常磐線、東京メトロ千代田線、京成金町線・金町駅
<合計歩行距離 7Km、歩行約2時間半+α>
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※2008年の初夏6月24日にもこの辺を散歩しました。
※2007年5月29日にもこの辺を散歩しました。
※2007年8月29日にもこの辺を散歩しました。