★2011年9月27日(火)「高麗の曼珠沙華鑑賞(高麗駅〜飯能駅)」
<9月27日(火)清秋の彼岸花鑑賞散歩(高麗駅〜飯能駅)>
平日で家族連れと若者は見当たらないが、小中学生と我らと同年輩以上の男女がごった返す西武池袋線・高麗駅改札前に集合したのは、菅野・左近・池田・酒井・百石・山岡・田幸・村谷の8名。
例年より開花が遅く、25日(日)限りの予定だった花散歩ステーションと、臨時電車が10月2日(日)まで延長されていた。
大勢の彼岸花(マンジュシャゲ)鑑賞ハイカーと並んで、ぞろぞろと国道299号線に向けて歩き出す。
普段はほとんど人影がない道の両側には、この時期限定の産直野菜・果物・弁当などの売店が勢ぞろい。
用意周到な我らは何も買わずに先へ進む。
道沿いの栗がまさしく食べごろで、割れて茶色の実が見える栗がおいしそうだったが、何故かどこの店にも売られていない。
高麗川にかかる鹿台橋上で 宮沢ご夫妻とばったり出くわす。久闊を楽しむのも今見ごろのマンジュシャゲのお陰と感謝してお別れする。
川沿いに巾着田を一周するコースに向かう。
平日ながら大型観光バスが何台も停車中。次々に河原に沿った遊歩道に下りてきてラッシュ状態だ。
道沿いの花はやや見ごろを過ぎているが、赤い絨毯が続く。右手の河原からは、そよ風と、水の香りが鼻孔に囁く。空は真っ青に変わっていた。
200円の入場料を支払って会場に入る。
三脚つきのカメラやデジカメ、携帯で思い出を残そうとする人々で歩くのもままならない。
早咲き地帯の赤い花々を充分に堪能して、河原に降り、水辺の木陰で昼食休憩。
8人なので村谷持参分のシートでは面積が足りず、夫々持参のシートで拡張して座りこんだ。
先ずは缶ビールで乾杯。真っ青な空、乾いた空気、せせらぎが真に心地よい。
左近家の烏賊煮、山岡定番の板わさに加え、村谷がフライパンを用いたキャベツのカレー炒めなどツマミにして、お互いや知友人の近況を交換する。
高麗峠への近道であるドレミファ橋が増水のため通行止めにつき、先のあいあい橋まで歩を進める。カメラ持参の菅野&村谷は、情報通から聞き出したスロープ脇の白い彼岸花をしっかりと撮影した。
橋の上から確認した開花状況は、早咲きゾーンが満開で、遅咲き地区は今後1週間が見ごろと判定。
高麗小学校を半周し、産直の地卵売店前を通過し、高麗峠登り口前にあった切り株を並べたベンチで小休止。眼前には日和田山の頂上(305m)がくっきり。
数年前と比べて格段に整備された奥武蔵自然歩道の登り坂に入り、登りつめると高麗峠(177m)。
先着していたグループにベンチを譲ってもらい一息入れる。
まだ、日差しを遮る頭上の木々をうれしく感じる。
右手に林を伐採し、ベンチが並ぶ広場、今年の3月開設された“ほほえみの丘”を通過し、左手の武蔵丘カントリーのコースと別れて、再び国道299号線へ。
横断して、ツクツクホーシの鳴き声が響く山道を登り返して、程なく天覧山の頂上(197m)にたどり着いた。
山頂には鷹、鷲の渡りを観察している双眼鏡が数台と観察人たち。
観察人の男性に記念撮影のシャッターをお願いした。
奥多摩や丹沢の山々の遥か向こうに、うっすらと雪を被った富士山の山稜が見えてラッキー。
山頂売店の残骸が撤去され、十六羅漢周辺の草むらが綺麗に刈り込まれるなど、飯能市の熱意が感じられる登山道を下山し、飯能市街地に降り立った。
行きつけ?の食べ処・飲み処「銅板屋」に入店し、生ビール & 小鶴くろ で、絶品の餃子、串焼き、枝豆で軽く締め、来月の再会を約して散会しました。(村谷 記)
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コース
西武秩父線・高麗駅〜巾着田〜あいあい橋〜高麗峠〜天覧山〜西武池袋線・飯能駅
<約7.7km、2時間30分+鑑賞・散策>