さんぽ

★2017年3月21日(火)「開国の港 浦賀」

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<3月21日(火)開国の港・ 浦賀 散歩(浦賀駅から周遊)>

 東京地方にソメイヨシノの開花宣言が出された日の肌寒い朝、小雨そぼ降る京急本線・
浦賀駅改札前に、田幸・山岡・清水・村谷・山内の5人が集合した。

 本日の行程について村谷から提案、天候を考慮して コース短縮 、昼食はいつもより簡単にして 早めに打ち上げ予定の三浦海岸駅に移動することで合意して出発。バスが往来する浦賀通りを南下していく。

 道の左手に当地の歴史や特徴を簡単に記した
 大衆帰本塚 があったが、これまで何度か拝見したが、あまり印象に残る文章ではない。

 その先の浦賀生協手前の小高い丘の上にある
 荒巻稲荷(「黒船写真館 Part2」さんのページ)に参拝、小規模ながら立派な彫刻が掲げられた社で本日の天候回復をお願いした。早速効果があり、雨はほとんど上がってきた。

 道が二股に分岐していて、われらは細い方の旧道・ 浦賀道 をあちこちにある説明板を読みながら進む。
郵便局の先に 前回  の昼食場所で横須賀市で最古の公園で 愛宕山公園 (別名・浦賀園)への登山口があったが、本日は通過する。右手の丘の麓に、
コブシと梅が紅白のコラボレーションを提供してくれる。

 階段を登って、壮麗な彫刻が230体もある 西叶神社 に参拝する。平家の全盛時に京都神護寺の住職だった文覚上人が源氏の再興を祈願して石清水八幡宮を勧請し建立、その後願いが成就したため「叶明神」の称号が与えられたと伝えられる古社。
 安房の彫刻師・ 後藤利平の作品は、隣接する社務所の玄関をも飾っている。

 浦賀道に戻るころには、傘もいらない降りになっていた。 問屋場跡 だった商店の壁に、開国当時の盛況を偲ばせる絵が数枚掲示されていた。

 浦賀病院の先から浦賀通りに出て、太平洋戦争からの引揚者が56万人も帰国の第一歩をしるしたというの 陸軍桟橋跡(「神奈川県立横須賀高校OB 1956年(昭和31年)卒業 八期会 」さんのページ)の一角にある立派な屋根付きの東屋に入り昼食休憩。

 打ち合わせでは乾き物程度で済ませる予定だったが、乾き物を並べ、折角持ってきたので山岡定番のハム・山内からの鶏肉・田幸提供の銀杏を村谷が炙る。話題はいよいよ到来した桜花鑑賞予定の打ち合わせで、今月25日の世田谷代田はオカメザクラ鑑賞・28日の立川は数部咲き?・31日神田川は見頃の時期になるか?
 4月第一週のさんぽは、京急の駅や車内吊り広告の大岡川畔の桜に感化されて、 いつもの?隅田川  にせず、 横浜・大岡川 の花見散策にしてみようと決まった。

 いつもよりは簡単な昼食を済ませ、隣接する 浦賀の渡し に進んだが、生憎の昼休み(12:00〜13:00)中だったので、対岸  (東)叶神社 への参拝と散歩を諦めてバス通りを 浦賀ドック 前を通って、
まで戻った。なお、渡し船の料金は150円から200円に改定されていた。

 折よく停車中の品川駅行きに乗車し、堀之内駅で三崎口駅行きに乗り換え、
三浦海岸駅で下車した。
 前回の河津桜まつりの時  とは打って変わり、ほとんど人気がない静かな駅前を通過し、 回転寿司「海鮮」 に入店、即座にボックス席に通される。

 肝付のカワハギ・松輪サバ・地ダコ・マグロなどの活きの良い魚をツマミに、冷酒などで軽く締めました。(村谷 記)

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 コース
   
京急本線・浦賀駅〜大衆帰本塚〜荒巻稲荷〜旧・浦賀ドック前〜西叶神社〜陸軍桟橋〜浦賀の渡し乗り場〜浦賀駅
     <歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間±α>

   ※横須賀市・京浜急行電鉄・三浦半島きままに散歩「浦賀駅周辺」を参照し、端折って歩きました。

   ※2010年1月17日にもこの辺を歩きました。
   ※2014年1月14日にもこの辺を歩きました。
   ※2015年7月21日にもこの辺を歩きました。

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