さんぽ

★2017年3月18日(土)「古戦場と学びの道(分倍河原駅〜府中本町駅)」

ホームへ
 府中市・水と緑のネットワーク・ウオーキングマップ

  「古戦場と学びの道」を参照して歩きました。

     ⇒ マップ      ⇒ ガイド(解説) 

 晴天の分倍河原駅改札前に滝澤・百石・山岡・田幸・村谷・山内の6名が集まった。

 南武線をまたぎ越えて
 新田義貞公之像 にご挨拶。京王線の線路下の盛り土に菜の花の黄色が張り付いているのに感激し、記念撮影。
府中用水の流れを雑田堀に分水したところに架かっていたという
 分量橋(「碑像マップ」さんのページ)から 雑田堀緑道(「川のプロムナード」さんのページ)に入る。

 緑道が大きく左に曲がるところまで進み、
中央自動車道を潜り越え、新田川分梅公園に入ると、梅の並木の中にハナモモと見違えるほど鮮やかな花色の紅梅が出迎えてくれた。白梅はすでに散り果てていた。

 
 新田川緑道 の脇には細い流れが続き、上流へしばらく行くと、 分倍河原古戦場碑 がある。1333年に上州で倒幕の兵をあげた新田義貞は、ここ 分倍河原の戦い で北条泰家率いる幕府軍を撃破し、一気に鎌倉へ攻め込んだ歴史の転換点を記念する碑だ。

 
分梅第5公園から左折し、中河原駅方向へ住宅街を進み、京王線を潜り越え、ハナミズキの街路樹が植わるまっすぐな道を15分ほど歩いて (下河原)八幡神社(「神のやしろを想う」さんのページ)に参り、今日の無事を願い、隣接の南町第3公園のベンチで一息入れる。

 このまま直進すれば下河原緑道だが、ここから右折し、南町交番前で左折し10階建ての集合住宅が並ぶ府中南町アパートの中を通って、誰でも使える立派なトイレがある
多摩川南町公園でシートを広げた。

 魚や肉製品を村谷があぶり、滝澤がヌル燗づくりがいつものことだが、山岡持参のショウサイフグの一夜干しの炙りは村谷が遠慮し滝澤にゆだねた。

 このあたりにお住いの方々との思い出話や消息をメイン話題に、飲み干し・食べつくし大休憩を終える。

 公園の南に建つ 読売新聞府中別館 の横を通って 多摩川 の左岸の堤
 府中多摩川かぜの道 へ上がる。
朝は見えていたという富士山は、数人がかつてプレーしたことがある 桜が丘カントリークラブ 横の雲の向こうにお隠れ。

 上流方向&下流方向へ、高速&低速自転車と走り人と歩き人が入り混じって、死亡事故も起こった風の道、昼休み時?通行する人数が少ないのでほっとする。
川辺の木々は薄緑色に覆われ始めている。
 桜の樹には少しだけピンクに色づいた花芽がちらほら。道中では
コブシが咲き、ハクモクレンが咲き始め、モクレンが開花し始めていた。

 郷土の森博物館の南西端あたりにある梅園は
紅梅の咲き残りが少し見えるだけで咲き終わった木々ばかり。
多摩川河原のバーベキュー場には10組ほどが、美味しそうな匂いの煙を立ち昇らせていた。

 少年たちが試合中の郷土の森(第一)野球場の手前で堤から下りて、
 府中市郷土の森博物館 前へ。梅花は終わり桜花はまだという今の季節につき入場せず、右横にある 郷土の森観光物産館 に今日は土曜日、残り物には福があるかもと入る。

 それぞれが、からし菜、サトイモ、夏みかんなどを求め、田幸は府中産の
晩白柚を見つけビックリして購入した。

 
 郷土の森修景池 のハス田は何もなく、石の上でカメが甲羅干ししているのを眺めるだけ。

 京王バス、消防車、都電が並ぶ交通遊園と総合体育館の間を通り抜け、山内の提案で今日はサントリー武蔵野工場前の道を通らず、二ケ村緑道・府中街道経由東京競馬場前、オケラ街道に並ぶ食堂で打ち上げることとする。

 …2012年7月3日に逝かれた古澤兄が参加し2010年7月18日にこのコースを歩いたとき、東京競馬場へ連れて行って頂き、馬券を買いに来たMさんに遭遇したっけ。
 …故・古澤兄の 「じゅんくん」のツイッター が遺されているようです。

 
郷土の森博物館前交差点を直進し、両側の植え込みの中のツバキの咲き残り花を楽しみながら 二ケ村緑道 を東進すると、すぐ右手に府中市を拠点とするラグビーチームの サントリー サンゴリアス の練習場があった。南武線を潜り越え、しばらくそぞろ歩き、 府中街道 に出て北西へと折り返す。

  サントリー武蔵野工場 を右手奥に眺めつつ、
中央自動車道を潜り越え、 東京競馬場 の南西沿いに府中本町駅からのコンコース下へ。
 
 オケラ街道に並ぶ食堂のうちの一軒、店先で「いか焼」の赤い布がヒラヒラ揺れ うらぶれた佇まいがおいでおいでしている 「春乃家」 に、山岡がイカゲソ焼きもあることを確認し入店。

 おけらさんたちに一番ピッタリあうと思うホッピーは置いていないとのことで、熱燗、キリンの生ビール、サワーなどで乾杯。競馬中継のテレビを観ながら、それぞれ好みのものを頼み、打ち上げました。

 2名が
府中本町駅から帰宅の途につき、4名は隣接の竹林が美しい 安養院  と  妙光院(「猫の足あと」さんのページ)に参り、1名と別れ、3名は 大國魂神社 で本日の無事を謝した。

 2名と別れ、1名は参道横に建つ
 ふるさと府中歴史館 で、酔い覚ましがってら武蔵野国府跡など発掘調査の成果、例えば 常滑焼大甕2基に永楽通寶など15万枚余が保管(「atusisugoiのblog」さんのページ)されていたなど、お勉強をして、 国指定の天然記念物・ ケヤキ並木  源義家の像 を見上げて、府中駅に到着しました。

                     このページのトップへ戻る

 コース
   
JR南武線、京王線・分倍河原駅〜新田義貞公之像〜分量橋〜新田川分梅公園〜分倍河原古戦場碑〜下河原八幡神社〜多摩川南町公園〜府中多摩川かぜのみち〜郷土の森博物館前〜修景池〜二ケ村緑道〜府中街道〜東京競馬場横〜安養寺〜妙光院〜大國魂神社〜府中駅片町公園〜京王線・府中駅
     <歩行距離:8km±α、歩行時間:2時間分±α>

                      前のページへ  次のページへ



 ※この辺を2016年10月1日にも歩きました。

 ※この辺を2016年 7月23日にも歩きました。

 ※この辺を2010年7月18日にも歩きました。