家を出たときには降っていた雨は止んで、疾走する京王線の車窓から見えるサクラ色が目にやさしい。
桜花爛漫、当初予定のコースを変えて「桜花謳歌さんぽにしよう」と、前日に山岡から提案があり、集合した島田・百石・山岡・田幸・村谷の5名が合意。
まずは、
平山城址公園駅から
浅川(「浅川写真散歩」さんのページ) は
平山橋の上流部分、対岸には
“大名渕公園”の緑の杜が見える右岸の堤に残る、
「“富士見の桜”…大正時代、平山橋の際に別荘を構えていた安田財閥の創業者、安田善次郎氏が大正天皇の即位を記念して寄贈したもの…戦時中に燃料とされ、大部分は切り倒されて今では、こうして部分的に残っているのです。そうすると、ゆうに100年近く経っている桜です。」
という
サクラ並木を、山岡の解説を聴きながら、そぞろ歩いて堤下と堤上から鑑賞しながら一往復。
日野市、八王子市の浅川近辺に別荘や本宅をお持ちのみなさま、苗木を植樹し、燃料とされて失った桜並木を復旧くださることを希求して止みません。
今来た道を戻り、普通電車で
高幡不動駅へ移動。
多摩モノレール駅へのコンコースに面し、3月27日開店したばかりの
「多摩の里 京王高幡SC店」で山岡が、午後2時30分頃・5名で予約した。
多摩モノレールに乗り、下にサクラ色を眺めながらの8分間、
残堀川や根川緑道のピンクの帯が綺麗、
柴崎体育館駅で下車、
根川緑道に入り、今を盛りの
桜花・シャガ・山吹・花桃・雪柳・ハナニラなどを愛でながら、
コウホネ、ヤマブキの黄花咲く
大池へ。
並んだカメラマンたちは手持ち無沙汰。その中の1人に
カワセミの写真を見せて頂くようお願いすると、今朝オスがメスへ小魚を口移しでプレゼントしている写真が撮れたと、拡大して見せてくれた。
※“根川緑道のカワセミ”の写真ページへ
市営立川球場前に架かる橋のそばの河原に空き地を見つけ、シートを広げる。
まずはカンパイ、花見酒。
山岡家製作の蕗煮、島田持参の生春巻、村谷持参の烏賊や前回塩路兄から差し入れ頂いた仙台牛舌や持ち寄りの肉製品などを焼き、ちょいと寒いので、村谷が大分上達してきた熱燗づくり。
サクラの花びらがおかずに舞い散り風流、優雅。
デザートは、島田が
前回小金井公園花見さんぽ参加の和栗たちと行ってきた“タイ・バンコク ゴルフ三昧ツアー”土産の柔らか干しマンゴー。
ごちそうさまでした。
隣に陣取った外人家族、親子5人がハダシになって川の中に入ってはしゃぎだした。
それを見ていた大和人の子どもたち数人も川の中へ。
小1時間の大休憩ののち、
立川公園陸上競技場の東端、
「武蔵野の路」270kmの地図看板が立つ
根川貝殻板橋から右折、真新しい出来たてのサイクリング道のある多摩川堤を上流へと歩き、
日野橋で多摩川を渡り日野市へ入る。
※ 「武蔵野の路」 をアップしている「武蔵野の路紀行」さんのページを紹介します。
モノレール下を東進、
東名高速道路下を越えると、こんもりと盛り上がった
“甲州街道 万願寺一里塚” (日本橋から9里)。
更に東へ。
浅川を新井橋で渡り、日野新井アパート群の先を右折し、
向島用水親水路 の小径に入る。
水車はお休みだったが、水辺をそぞろ歩き、
潤徳小学校横から住宅街を通過し、
高幡不動駅へ戻ってきた。
今日は、神社・仏閣にお参りしていないことから
高幡不動尊 へ。
ここも山岡の解説つきで、工事中の
仁王門を潜り、
不動堂で本日のまあまあの好天と無事を謝し、
大日堂・大師堂・五重塔と巡り、
土方歳三像前で記念写真を撮り、
「多摩の里 京王高幡SC店」 へ午後2時25分に入店。
開店間もない土曜日だからか、ほぼ満席。われらの席には“Reserved”の札があって、即案内頂く。
まずは、開店サービスのビールを頂く。
これも、山岡が
「多摩の里 高尾店」 の店長から紹介を頂いたことを伝えて、開店サービス記載のビラを持参したことによるもの。今日のガイドに感謝。
大判海鮮かき揚げ、じゃこ入りサラダや漬物などで、ホッピー黒セット+中身x杯づつを追加して軽く打ち上げました。
このページのトップへ戻る
コース
京王線・平山城址公園駅〜浅川〜高幡不動駅=(多摩モノレール)=柴崎体育館駅〜根川緑道、桜花鑑賞〜日野橋〜万願寺一里塚〜新井橋〜向島用水親水路〜高幡不動尊〜京王線・高幡不動駅
<歩行距離:xKm、歩行時間:X時間>
前のページへ 次のページへ
.
.
.