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 昨日、京都・嵐山はじめ甚大な被害をまき散らして去って行った台風18号の、“台風一過”の秋晴れの空の下、四ッ谷駅・四谷見附橋・ATRE前に山岡・小林・田幸・村谷の4名が集まった。
木陰を求めて、外堀公園への坂道を下り、登り返して、比丘尼坂を下れば防衛省(尾張藩徳川家上屋敷跡)正門前へ。

 正門左側の掲示板で、防衛省の市ヶ谷台ツアーの御案内を読み、靖国通りを東進し、市谷亀岡八幡宮 
本日の安寧と風吹きを願い、社殿の右脇から裏参道を通り、左内坂へ出る。防衛庁の広大な敷地の右端を回り込むと、広大な工事現場、大日本印刷

 左側には、日本学生支援機構、国際協力機構、信金中央金庫市ヶ谷センター、財務省の○○研修所、 お札と切手の博物館(王子へ移転済) 跡などが並ぶ。

 加賀屋敷跡、新宿区加賀町の住宅街を散策し、路地の奥に立つ天然理心流の近藤勇が道場主をつとめた剣術道場天然理心流道場 試衛館跡(「お江戸 新選組めぐり」さんのページ)の杭をナントカ見つけ記念撮影。
ここで土方歳三、沖田総司、井上源三郎ら、のちの新選組の中核となるメンバーが腕を鍛えていたことを偲んで市谷柳町交差点へ。

 そろそろ昼どきなので、近場の牛込弁天公園を昼食場所にすることとして、無人の公園の木陰に落ち着く。
まずはビールで喉を潤おし、山岡持参のフグの一夜干しと村谷持参のサバ一夜干しをメインデイッシュに話はアチコチし、小1時間の大休憩。

 市谷柳町交差点まで戻り、スーパー「よしや」並びの 新宿山ノ手七福神 のうち大黒天の経王寺に参る。
この先のコースを変更し、新宿駅を目指すこととする。

 大久保通りを避け、成城中・高校前から、それぞれが親しい方の見舞いに訪れている東京女子医大病院前へ、途中に「東京女子医科大学 早稲田大学 先端生命医科学研究所」(東京女子医大のT、早稲田のW、そしてInstitutionを組み合わせて、通称「TWIns(ツインズ)」) があった。
 早大には医学部がない、両大学は至近。組み合わせとして良いかもなどと、たわいのない論評をしながら、1930年(昭和5年)竣工のレンガ造りのレトロな東京女子医大1号館を回り込んで、あけぼの橋通りを進むと、ハングル看板の店やハングル広告をまとった電柱が多いのに気付いた。

 台町坂下で靖国通りに合流し、雲一つない澄んだ青空から降り注ぐ強い陽射しを避けるため靖国通りの南側のビル影を頼りに新宿駅へ向かう。
バブル崩壊に伴い開発がストップしていた富久町の広大な空き地に巨大クレーンが林立しているのや、それぞれが思い出のある東京厚生年金会館跡地の空き地を眺めながら、正受院の「脱衣婆」と成覚寺の「子供合埋碑(子供=遊女)」、 玉川上水で心中した男女らを供養する「旭地蔵」にご挨拶と、本日の無事の礼を申し述べる。

 明治通りを渡り、新宿区役所前を左折し、紀伊国屋本店横の「磯丸水産 新宿三丁目店」に落ち着き、まずは生ビールでカンパイ!
トマトやキュウリ、烏賊ゴロ焼など軽いアテを頼み、爆弾焼酎(飛ぶまで飲まない)“雷神”や生ビールなどを2杯づつほど追加して、軽く締めました。

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 コース
  
JR中央線、東京メトロ丸ノ内線など・四ッ谷駅〜外堀公園〜比丘尼坂〜防衛省(尾張藩徳川家上屋敷跡)前〜市谷亀岡八幡宮〜左内坂〜お札と切手の博物館(王子へ移転済)跡〜加賀屋敷跡〜近藤勇の試衛館跡〜牛込弁天公園〜経王寺〜東京女子医大病院前〜あけぼの橋通り〜靖国通り〜JR山手線など・新宿駅
     <歩行距離 8km;歩行時間 2時間+α>


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★2013年9月17日(火)「市ヶ谷の寺社と史跡探勝(四谷駅〜牛込柳町駅〜新宿駅)」

さんぽ

※2013年3月3日(日)に「新宿区東部地区の名所旧跡(飯田橋駅〜新宿駅)」を歩きました。

※2012年5月22日に、水道橋駅スタートで神楽坂を登り、東西線に沿って漱石公園経由高田馬場駅まで歩きました。

※2011年3月6日(日)に「新宿の文人縁の地(新宿駅周辺)」を歩きました。


※2009年9月19日(土)に「歩きたくなるまち新宿 四谷コース」を歩きました。