乗降客が途切れることがないJR中央線・国分寺駅南口改札前に集合したのは、左近・百石・酒井・田幸・村谷の5名。
先ずは駅前のスーパー・マルエツで昼食用のツマミや飲み物を買い足しして出発。
丸山通りを東へ進むと、殿ヶ谷戸庭園正門、先へ急ぐので記念撮影のみで入園はパスする。
快晴の予報どおり日差しは強いが、風が吹く分だけありがたい。
東経大南交差点を左折すると正面に突然急な坂が現れ、国分寺崖線=ハケの出現だ。
我らは鬱蒼とした森に囲まれた大学構内に沿って、閑静な住宅街を行く。
家々の玄関前に夫々ゴミ袋が出されていて、村谷の居住区域ではお馴染みの集積所が見当たらない。
住所が小金井市になったが、はけが生み出す豊富な水が黄金に値することからついたのが地名の起こりという。
貫井神社に参拝する。女神様が祀られている社殿の後ろからこんこんと清水が湧き出しており、水量豊かな池は、亀と鯉の天国だ。
東小金井から自由研究に来た中学生の一団と、左近が亀談義を展開。
昭和50年代まで、神社の南側に50mプールがあったことを示す石碑もあった。
真言宗豊山派の真明寺脇の坂道を上がり、市営緑地公園になっている三楽の森へ入る。ボランティアの皆さんが清掃してくださったばかりの木陰の草むらに腰を下ろして早めの昼食休憩とする。
先ずはビール等で乾杯、乾いた空気と快適な汗、濃い緑の相乗効果でいつもに増しておいしく感じられる。
ヘルシーなツマミで、昨日も草刈をしたという酒井農園のご苦労ぶりや、まもなく到来する夏の過ごし方(遊び方?)、ゴルフ・囲碁・お酒などなど話が尽きないのもいつもの通りだ。
続いて新小金井街道のガードを潜り、通りがかった乳児二人を自転車に乗せた若くてかわいいお母さんに道を尋ねて、犬養毅元首相が名づけたという滄浪泉園へ向かったが、あいにく火曜日で休園日だったので、直筆の門標前で記念撮影し、「俗塵に汚れた心を洗い清める」のは次回に譲った。
緩やかな坂道を下り、薬師通りをさらに進む。
小金井街道を潜り左に曲がると真言宗・金蔵院に到着、ちょうどよい休憩場所だ。樹齢400年超のムクとケヤキの巨木や、参道の白萩が有名な名刹という。この院の正面からが正式なハケの道になる。
左手にハケの森美術館があり、200円を支払い入場する。洋画家・中村研一氏の屋敷跡で、洋画・水彩画・焼き物と氏のレパートリーの広さと建物の立派さに圧倒される。小金井市の詳細なウオーキングマップも入手できた。
一旦玄関を出て回り込むと、美術の森の庭園がある。武蔵野の面影がそのまま残り、ハケの姿がありのままに鑑賞できるお勧めポイントです。
再びハケの道に戻り、野川の辺の武蔵野公園へ出た途端、視界が一気に広がる。散歩している老人、水遊びしている子供たち、バーベキューの真っ最中の若者たちで賑やかだった。
二枚橋の先からは野川公園になるが、我らは坂道を上って西武多摩川線・新小金井駅に向かう。
ひと駅で武蔵境駅。往時とは様変わりした駅前に驚きながら、イトーヨーカ堂に入店、
以前にも玉川上水歩きで立ち寄った紅虎餃子房に入り、生ビール・鉄鍋餃子・チンジャオロースーなどで締めて、次回の再会を約し散会した。(村谷 記)
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コース
JR中央線など・国分寺駅・南口〜貫井神社〜三楽の森〜滄浪公園〜金蔵院・はけの道〜はけの小路・はけの森美術館〜武蔵野公園〜野川公園〜西武多摩川線・新小金井駅
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※タチオンさんの「はけの道・滄浪公園・武蔵野公園」の散歩案内のページへ
★2009年5月26日(火)「はけの道と武蔵野公園(国分寺駅から新小金井駅)」