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★2008年10月19日(日)「関東ふれあいの道、神奈川県bPの一部城ヶ島」

 さわやかな秋の行楽日和、三浦海岸駅に吉田・滝澤・酒井・田幸・清水・村谷の6名が集合。
駅前広場では、ハイキング&みかん狩りの子供たちが大勢で朝礼中。

 駅に置いてあった「観光ボランティアが足で調べた 三浦半島きままに散歩 マップ付 三浦海岸」「同 三崎口」を頂き、剣崎経由三崎東岡行き 9時39分発車のバスに、当方と同年代の3パーティ15名ほどとともに乗車。

 剣崎と松輪で各1パーティが下車し、われ等と夫婦連れが、
毘沙門天入り口バス停に降り立つ。
幼苗の
大根畑のなかを10分ほどで毘沙門天
まずは、本日の無事をお願いする。と、参道にアカテガニが歩いている。

 相模湾側の砂浜に下り、関東ふれあいの道の岩礁地帯を
毘沙門湾まで海風とともに歩む。
毘沙門海岸児童公園手前では神奈川県警がスピード違反取締りをしていました。 
長い坂道を、田園風景を眼下に望みながら、風車が快調に廻る風の丘、
宮川公園まで登る。

 
宮川大橋を渡り、右にダイコンの植え付け地が広がり、左に西武鉄道所有の標識がある八景原
三浦市の建てた白秋ゆかりの地の看板に悲しい過去のお話しが・・・

 畑には農作業の方々の姿が点在、発芽間も無い幼苗畑で畝を手入れしている方に同業?の酒井がお尋ねすると、
春キャベツとのこと。

 ほどなく
城ヶ島大橋へ、ぼんやり浮かぶ房総半島や眼下の三崎の町、宮川の発電風車などの景色を楽しみつつ心地よい風に吹かれて、城ヶ島に到着。

 県立
城ヶ島公園の広い駐車場には乗用車が満杯。
展望台&休憩所の横の芝生を昼食地に決め、開店。酒井農園で収穫のアカカブ漬物などをおかずに、打ち上げを楽しみにしての軽いお食事。

 先日の尾瀬歩き、吉田・滝澤・清水・村谷の4名が続けている旧東海道歩きは来週25日に四日市宿を出て26日に関宿へ。その後11月半ばに三条大橋ゴールインの予定。
 また、吉田・村谷が並行して中山道歩きを開始、明後日=21日に日本橋を出立するとのこと。
清水の大阪通いなど近況&予定報告。

 食後、展望台で余り見通しの良くない景色を堪能し、ウミウがもうすぐ北海道方面から戻ってくるという、
ウミウ展望台の先から海岸に下り、馬の背洞門から灯台下まで磯伝いの散歩。

 
城ヶ島灯台、磯料理&土産物店をのぞきながら、大橋下の「白秋碑」・「
白秋記念館」へ立ち寄り、往路を戻り、城ヶ島大橋から三崎銀座通りを経て、マグロ・地魚料理の「びいどろや」へ。

鮪いろいろ、たこ、いか、イクラ、さざえなどの刺身盛と金目鯛の煮付け、ビール&JINRO、お茶で打ち上げました。

 城ヶ島大橋開通時(1960年)に廃止された城ヶ島渡船が5月に復活、三崎港産直センター「うらり」の横から対岸の灯台下ボンツーン(浮き桟橋)を結び、日中は20分おきに、12名乗りの「白秋」が運行され、大人片道@200円だそうです。

 「うらり」や「魚音」で干物などのお土産を求め、満員バスで三崎口駅へ。
快速特急のボックス席・横並び8人席を占拠、ビールなどを飲みながら帰路につきまし
た。

清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆三浦海岸駅からバスで、まずは毘沙門天様にお参りです。
  「先ず初め 毘沙門天で 無事祈る」


 ◆釣り船が数十艘、田幸名人(?迷人、本人加筆)によれば、カワハギ釣りの船。
  「岩礁を 歩く向こうに 釣りの船」

 ◆海食地形には千畳敷や洞窟、中でも「馬の背洞門」は見事です。
  「自然成す 三浦の洞門 時遙か」

 ◆ダイコンの植え付け広がる八景原にも悲しい過去が・・・(下記 ※管理人注 を参照ください)
  「八景原 遊女の供養 哀史知る」


 ◆城ヶ島の雨」の詩碑は城ヶ島大橋の下にあります。
  「城ヶ島 白秋慕情 今いずこ」

 ◆反省会は「びいどろや」の刺し盛りです、美味い!
  「びいどろで 食う贅沢と 弾む」



 『八景原 春の光は 極みなし 涙ながして 寝ころびて居る (白秋作)
  八景原 崖に揺れ揺る かづらの葉 かづらに照る あきらめきれる (白秋作)
 三崎哀傷歌の一連の歌です。
 八景原は当時、城ヶ島・油壷に勝る、景勝の地として知られていました。明治の頃、ここの断崖から遊女などが投身自殺をしたこともあって、この先の崖上に供養塔が建てられています。
 白秋はこの歌を詠んで以来、三崎を訪れた時には、必ず、この八景原に足を運んでいます。
 前田夕暮が白秋と遊んだ、「半島の早春」に次の一文があります。
 「一天晴れたり、酒をたづさえて吾等、八景原に遊ぶ、白秋君は朝酒を、なみなみと杯に湛えては乾し、さらになみなみと、潮のように満たしては・・・」 大正12年2月8日のことでした。  三浦市』

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 コース
  京浜急行線・三浦海岸駅=(剣崎経由三崎東岡行きのバス、約20分)=毘沙門天入り口バス停〜(10分)〜毘沙門天〜(40分)〜毘沙門湾〜(20分)〜宮川公園〜(1分)〜宮川大橋〜(30分)〜城ガ島大橋ゲート〜(15分)〜県立城ガ島公園〜(10分)〜ウミウ展望台〜(5分)〜馬の背洞門〜(30分)〜城ヶ島灯台〜(15分)〜白秋記念館〜(10分)〜城ヶ島大橋入り口(25分)〜三崎港=(バス約20分)=京浜急行線・三崎口駅
  <歩行時間 3時間半程度>

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 ※ 海岸の道には、2005年10月22日などにも行ってきました。 

 ※ 城ヶ島には、2007年3月3日などにも行ってきました。
        ⇒ 2007年 3月 3日 
        ⇒ 2006年12月12日 
        ⇒ 2005年 7月 2日 

 ※「関東ふれあいの道」(首都圏自然歩道)の検索ページ

 関東ふれあいの道、神奈川県コースのホームページ

 ※2005年5月26日に城ヶ島を散策した時の写真ページへ

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