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★2020年5月20日(水)「江戸川区内の親水公園緑道散歩 その6(東大島駅〜平井駅)」

 村谷は曇天ながら微風との予報なので、旧中川最下流部と平井の寺社巡りを行った。

 都営新宿線・
東大島駅小松川口から午前11時を少し回って出発する。

 大島小松川公園の南半分を南下し、公園内に移設された旧小松川閘門を確認する。かつて荒川小名木川をつなぎ二つの川の水位の差を調整していた役割は、今や荒川ロックゲートに引き継がれているのは、先日、加瀬兄の案内でYSC有志が確認したところだ。

 旧中川の水面に降り立って、遊歩道を歩きだす。道の片側は花畑になっていて、今はちょうどポピーが見ごろだった。
対岸ではハゼ狙いの釣り人がぽつりぽつり。散歩やジョギングの人たちとも十分に距離を置いて歩ける道幅が確保されている。スカイツリーが次第に大きく見えてきた。

 都営新宿線、さくら大橋もみじ大橋を通過し、虹の大橋のたもとに旧中川で一番南に位置していた逆井の渡し跡。かつては佐倉道の起点になっていた。

 逆井橋&首都高7号小松川線を潜り抜け、次の亀小橋でいったん土手に上がってすぐ横の小松川神社に参り、疫病退散を祈願した。

 土手沿いに北上し、突き当りの京葉道路を右折し、住宅街に入る。
都立小松川高校の北辺はちょっとした寺町になってる。ほとんどのお寺が昭和初期に荒川放水路が開削された際に立ち退きにあったもの。
 その中で最も壮大華麗な建物が最勝寺であり、江戸五色不動の一つ目黄不動として知られる名刹だ。寺の北辺はかつての行徳道が通っていて、平井の渡しで旧中川を越えて、今井の渡し旧江戸川を渡り行徳河岸に通じている。成田不動尊に詣でる主要な参詣道のひとつだった。

 参拝を終えて行徳道を西進する。水道工事中の体格が良い男性数人が、道端に腰を下ろして昼食中。
遠目からそっと見ると、超大盛りのカレーライスだった。

 
平井駅のすぐ横からJR総武線を潜り抜け、さらに蔵前橋通りも横断し、燈明寺へ参拝する。浅草の待乳山 熊谷の妻沼と並び関東三聖天のひとつ平井聖天として知られており、村谷にとっては 一昨年の 南葛八十八か所巡り以来の参拝だった。

 お参りを済ませて平井橋(平井の渡し跡)に出て、再び旧中川とご対面。

 
平井駅まで戻るとまだ午後1時前だったので、駅南口バス停にあるベンチで本日最初の休憩をとる。
東大島駅行の発車時刻まで少し時間があったので、持参の缶チューハイロング缶を開けて、本日の歩きを締めた。(村谷 記)

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 コース
  
都営新宿線・東大島駅〜大島小松川公園〜旧中川〜虹の大橋〜小松川神社〜最勝寺・目黄不動〜燈明寺・平井聖天〜JR総武線・平井駅
     <歩行距離:5.5km±α、歩行時間:1時間20分±α>

  *「えどがわ百景探索マップ」 の 「小松川・平井エリア」を参照し、その一部を組み合わせて歩きました。

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