★2020年5月23日(土)「江戸川区内親水公園緑道散歩 その7(小岩駅から周遊)」
村谷は、12時少し前にJR総武線・小岩駅南口から相変わらず曇天の中、出発する。歴史が古い商店街・フラワーロードを南下する。
千葉街道に突き当たる直前で左折し、下小岩親水緑道に入り、街道と平行に東進する。それほど広くはないが水の流れもきっちり。
柴又街道を横断する地点で緑道は終了、千葉街道を南側に渡り住宅街に入るとほどなくお寺がいくつも並んでいる。
中でも群れを抜いて立派な伽藍と広大な敷地を持った善養寺に参拝した。村谷はこれまで1,000を超えるお寺を訪れているが、五指に入る名刹。
室町時代の大永5年(1527)建立とされる小岩不動尊が祀られているのに加えて、樹齢600年の影向の松は、樹高は8m程度ながら枝張りが約31m四方に及んでいて、東日本の松の横綱ともいわれ国の天然記念物に指定されている。
名前の「影向(ようこう)」とは、神仏がこの世に現れた姿を指す言葉だという。疫病退散に加えて、当地在住だった故 吉原(隆)兄のご冥福をお祈りした。
不動尊を抜けるとすぐ左手が江戸川の堤防。広大な河川敷を見下ろしながら上流に向かって歩き出す。マスクを外して川風を思いきり吸い込む。
散歩やジョギング、ボール遊びにサイクリングなどを楽しむ人たちが散見されるが、社会的距離を保つのには不安がない。
JR総武線と京成本線を潜り抜けて、河川敷に降り立ち、小岩菖蒲園に入った。100品種5万本の菖蒲が咲く回遊式の庭園で、早咲きの花々が所々に咲き始めていた。
中央部の屋根付きベンチを占領し、昼食休憩。缶チューハイとバナナチップスと定番のメニューをゆっくりと味わっていると、久しぶりに日差しが出てきた。
再び堤防上に出てさらに北上する。左手の信号のある交差点に降り、すぐ脇にある上小岩親水緑道に入った。足元がしっかりして水量もたっぷりな親水緑道が、1kmほど南側に続く。途中には小さな花壇が連なっていて、ツツジが咲いていた。
蔵前橋通りを横断して、総武線の高架に突き当たり右折し、出発地点の小岩駅に戻ったのは午後2時過ぎでした。(村谷 記)
このページのトップへ戻る
コース
JR総武線・小岩駅〜下小岩親水緑道〜小岩不動尊・善養寺、影向の松〜江戸川の堤防〜小岩菖蒲園〜上小岩親水緑道〜小岩駅
<歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間20分±α>
*江戸川区の親水緑道のページを参考に歩きました。
前のページへ 次のページへ