台湾・台北、猫空・野柳地質公園・陽明山公園
(2016年3月25日〜28日)
★2019年11月〜12月 台湾・台北 猫空 ・ 九 イ分 散歩のページへ
★2018年 5月 台湾・台北 慈湖・石門水庫・大渓老街 散歩のページへ
★2017年 5月 台湾・台北 十分 ・ 九 イ分 ・ 平渓線 散歩のページへ
★2013年11月 台湾・台北 烏来 ・ 九 イ分 ・ 北投温泉 ・ 淡水 散歩のページへ
★2009年3月 ほぼ?台湾一周 散歩のページへ
★2008年5月 台湾・台北 九 イ分 散歩のページへ
【旅程概要 田幸記】 台北の地図(TAIPEI NAVI) 台北の地図(画像)
★3月25日(金)
成田空港 第二ターミナルJカウンター(トランスアジア航空) 集合10:50 滝澤・塩路・田幸・三浦・村谷・山内の6名。
成田空港発 13:00 トランスアジア航空(復興航空) GE605便
台北・ 桃園空港 第一ターミナル着 16:00(日本時間17:00)・開發旅行社グループの、てるみくらぶが30%の株式を保有するという至品旅行社・李さんがお出迎え、混載送迎バスでホテルへ。ガイドさんが車中で両替してくれた。
「台湾観光協会 東京事務所」
「地球の歩き方 台湾旅行 旅スケジュール」 のページ
「4travel. 台北旅行 観光ガイド」
台湾情報サイト 「Taipei Navi 」
夕食は、台湾料理、 大きな丸いテーブルのある 「丸林魯肉飯」の2階 にて
…小さな四角いテーブルのある「丸林魯肉飯」の1階の記事がある「食べ台湾!美味しい台北」さんのページ
「帝后大飯店」(「Empress Hotel」) 泊, 夜 夕食後 鳥居さんと合流 塩路・三浦、田幸・山内、滝澤・村谷、鳥居
…MRT最寄り駅は 民權西路站 、 圓山站 、 中山國小站 の3駅
★駅名をクリックして、「駅周辺地図」をクリックしてみてくださいませ★
★3月26日(土)
総勢7名(滝澤・鳥居・塩路・田幸・三浦・村谷・山内)で、〜 MRT中山國小站 (站=駅)駅前〜 行天宮 〜 行天宮前交差点地下・占い横丁 〜 台北メトロ ・ MRT行天宮站=MRT松江南京站、乗り換え=MRT南京復興站、乗り換え=MRT動物園站〜 猫空繿車 動物園站
= ロープウェイ(「THEIERE」さんのページ) = 猫空站 (「のぶなが」さんのページ」)〜周辺さんぽ〜猫空站〜= 猫空繿車(「来了!看了!吃了!」さんのページ) 動物園站〜MRT動物園站=MRT大安站、乗り換え= MRT中正紀念堂站 〜 中正紀念堂 〜 「杭州小籠湯包」 で昼食。食後、鳥居・塩路と別れ、
5名で、〜 景福門(東門) 〜 総督府 前〜 司法大楼・司法院(「台湾ing」さんのページ) 前〜 小南門站 駅前で、三浦と別れ、
滝澤・田幸・村谷・山内の4名で、〜 重熙門・小南門 前〜西門町・ 「家樂福 桂林店」 即 「カルフール西門店」(「おっくんの台湾旅行」さんのページ
〜 「剥皮寮歴史街區、老街(剥皮寮、台北市郷土教育センター)」 〜 龍山寺 〜孟甲(モンガ)公園 〜 MRT龍山寺站 = MRT台北車站 乗り換え、= MRT士林站 。 故宮博物院 へ行く滝澤・村谷・山内と別れ、
田幸は単独さんぽ〜 士林官邸 〜士林公車站(バス停)= 220番バス 〜大同大学バス停〜ホテル。
夕食は、滝澤・田幸・三浦・村谷・山内の5名が、精緻火鍋の 「天外天・民權1店」 にて
「帝后大飯店」 泊
★3月27日(日)
滝澤・田幸・鳥居・塩路・三浦・村谷・山内の総勢7名で淡水へ。
淡水を観光する鳥居・塩路と別れ、
滝澤・田幸・三浦・村谷・山内の5名は、淡水からバスで北海岸を東進、 野柳地質公園 で奇岩を鑑賞し、1月23日から24日にかけて 積雪があった陽明山公園(You Tube)を巡った。
ホテル〜 MRT 圓山站 = MRT 淡水站 、 台湾好行(「台湾私的通信」さんのページ) 皇冠北海岸線 の 862番小型バス に乗り
=絢爛・豪華な墓が多い 金寶山景観墓園 にある ケ麗君紀念墓園 ケ美麗君墓園バス停近くにある テレサテン の墓を車窓から望み= 野柳地質公園 バス停で下車、 女王頭(queens head )などの奇岩を見学、
公園の出口前に 「野柳特産街」)という土産物屋、魚介類の加工品販売店やB級グルメ食堂が連なるアーケード街があり、三浦の案内で巡る。
公園入口前駐車場の前・皇冠北海岸線バス停前にあった 「建香四姐妹 海鮮餐廳」 で昼食。
※「淡水から野柳へ」という 「dnevnik」さんのページ の、
ページの途中に「野柳地質公園面白すぎる!写真ばしばし撮りすぎてわけわからんのでもうflickrに丸投げしたった。もしよかったらご覧ください。」というのがあり、 「20090506 野柳地質公園 YEHLIU GEOPARK」 をクリックすると、沢山の写真が見られます。
野柳地質公園バス停=淡水行き 皇冠北海岸線 ・ 862番小型バス =淡水バス、基隆バス・金山(老街)バス停 〜ちょっと歩いて戻って
※金山や野柳地質公園などを管轄する「北海岸及び觀音山國家風景區」のページ
〜皇家バス・金山(老街)バス停 = 1717番バス ( 「 ■ 行駛路線 」をクリックすると 路線図が出ます) =途中の道端で 矢竹のタケノコ ・ 箭筍 を並べている人がいたり、竹子湖近くでは 白色花の海芋(カラー)畑 で花摘みをしている人たちがいました。= 陽明山 バス停で下車、 前山公園 あたりをさんぽ。
陽明山バス停= 260番バス =大同大学バス停〜 「勝立生活百貨」 (雙城店) で買い物〜ホテル
参考:雙城街夜市 「鴻水餃牛肉麺」(屋台番号;夜29)が美味しいニラ水餃子の店のようです
夕食は、滝澤・鳥居・塩路・田幸・三浦・村谷・山内の7名全員揃って 「台菜創始店・欣葉」 にて
「帝后大飯店」 泊
★3月28日(月)
滝澤・田幸・村谷・山内の4名で、ホテル〜 MRT圓山站 駅前〜 孔子廟 (月曜日は休館日でした)〜 大 龍 山同 保 安 宮 〜大 龍 山同 保 安 宮 バス停= 288番バス =朝陽公園バス停〜漢方薬・乾物・布などの店が並ぶ街、 迪化街 、 永楽布業商場 (永楽市場)〜 霞海城皇廟 〜 「新發蔘薬行」 でカラスミ、 「湘帝蔘茸」(「Pane e Dolce 」さんのページ)で台灣芒果乾(台湾産マンゴーの柔らか乾物)などを買う 〜南京西路〜 建成圓環 (寧夏夜市通りの南側入り口) 〜 MRT中山站 駅前〜 康楽公園 〜 「一番屋」 で 鳳梨酥(パイナップルケーキ) を買う〜國賓飯店バス停= 218番バス =大同大学バス停〜ホテル
… 「湘帝蔘茸」の記事がある「Cheeky's Gardenさんのページ」
鳥居と別れ、6名は、ホテル発11:40=林森公園西北出口・新生北路並びにある ショッピングモール「澎湃(ポンパイ)台灣精品」に立ち寄り、 森林公園 を散歩=桃園空港第一ターミナルへ。
台北発15:30(日本時間16:30)、なれど30分ほど遅れの トランスアジア航空 GE608便
成田空港着、税関出場20:20でした。
※このツアーは、 てるみクラブ の「◆安心のフルサービスキャリア利用◆台北4日間◆成田午後発→夕刻帰着便利用<台北の休日をフリープランで>熱気あふれる街!台北を自由にエンジョイ☆【エンプレスホテル(帝后大飯店)】」に参加したものです。
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【村谷のレポート】
★3月25日(金) 台北の春旅行第1日 成田国際空港〜台湾桃園国際空港〜台北市内
成田空港第2ターミナル3階のJカウンター付近に、滝澤・田幸・三浦・塩路・村谷・山内の世界遺産研究会メンバー6人が集まった。
出がけはまだ肌寒かったので、夫々ジャンバーを着込んでいたが、ロービーは暖房完備なのでしまい込む。
11時前にチェックイン手続きを完了し出発ロビーに上がる。
ここのところアジアツアーは第1ターミナルばかりだったので景色が違うが、例によってタバコや缶ビールを購入し、一番奥にあった81番搭乗口に行き寛ぐ。
一番乗りだったためカウンターがある絶好の席を確保できて幸先が良い。
持ち寄ったツマミを交換しながらゆっくりと明日からの行動計画を練る。
12時30分に搭乗を開始する。6人は横1列の座席のため、新聞や週刊誌を交換できるのも好都合だ。
定刻の13時00分に、トランスアジア航空GE605便が出発する。
満席の機内の乗客の大半は日本人だったが、われらの面倒をみてくれるCAさんたちは台湾人のよう。
日本語のアナウンスはややぎこちない。
程なく軽食が出る。村谷は鶏と豚から豚を選択、豚ミンチがメインの簡素な弁当だったが、しっかりと 台灣ビール は2本目を注文した。
窓側の座席に当たったので、眼下に白雪がたっぷりと尾根道に残る北アルプスが良く見えた。
松戸兄らと登った槍ヶ岳・常念岳・奥穂高岳等の峰々が聳え立っている。
台湾が近づくにつれて雲が厚くなり、定刻の16時00分(日本時間17時)に台北桃園国際空港に到着した。
週末の金曜日とあって大勢の乗降客で大混雑。
ホテルまでの送迎を担当する現地男性ガイド・李氏とはすぐに出会えたが、数組が未着、混載のため待ってほしいと。
両替は車中でしてくれる といわれて、タバコや腰伸ばし体操などで時間を費やして出発する。
「花金、夕方のラッシュ時、渋滞が予想される。ホテル到着まで時間がかかるので了承ください」とのガイドさんの言だが、観光なしのフリープランツアーなので旅慣れた人が多いよう、30人近くの乗客からは苦情も出ない。
我らのホテルが市内の北部にあるため最初に降ろしてくれるとはラッキー。
諸注意事項、九 イ分 などへのオプショナルツアー参加勧誘や鼎泰豐などのミールクーポンの紹介・販売の後、車内で現地通貨への両替をしてくれた。
午後7時半過ぎにこれから3泊する帝后大飯店(EMPRESS HOTEL)に到着、まだ雨が降っていた。
ともかく夕食ということで、部屋に荷物を置いてすぐにロビーに集まった。
なお、村谷は今回もまた滝澤と同室だ。
すぐ隣にあり、傘を使わず軒伝いに行ける台湾料理の代表店 「欣葉」 に向かったが着席まで30分待ちとのことだったので、三浦が最終日の27日午后7時30分で予約をして、これまた近くの 「丸林魯肉飯」 に行ってみることにする。
雨はほとんど上がっていたがホテルの傘を借りて、三浦や田幸が何回か利用したことがある庶民的台湾料理店、創業1977年の有名店「丸林魯肉飯」まで数分歩き、2階席に着座する。
なお、1階は大皿に盛られた各種おかずをセルフで取ってくるという大衆料理店で、家族連れで賑わっていた。
三浦が各人の好みを的確にアレンジして注文。
先ずはよく冷えた台湾ビールで乾杯する。次は紹興酒だが、気温が東京と同じく12〜13度と低いので温めてもらう。最初が10年物、次が5年物を出してもらったが、判別できるか否かは3対3だった。
空芯菜から始まって看板料理の 魯肉飯(丸林挽肉煮込みかけ御飯)で締めたが、1皿のボリュームが多くて一同満腹になって店外に出る。
市内中心部では角々にある 「セブンイレブン」 や 「ファミリーマート」 のひとつに入り、先ずは 悠遊カード に各々500元ずつチャージした(2名は手元にカードがないため100元のデポジットを上乗せ)。
もちろん追加のアルコールとツマミの購入は忘れない。
2人ずつ部屋に戻り荷解きや入浴、明日の準備を行う。滝澤&村谷は日本から持参したバーボンに氷を入れ乾杯。
暫くたって別便で来台、このホテルで合流する塩路の友・鳥居氏が着いたので、幹事部屋で顔合わせの宴を行い、早めに就寝した。
★3月26日(土) 第2日目、台北市内散歩(猫空ロープウエー〜中正紀念堂〜龍山寺〜故宮博物院)
本日は市内中心部の見どころを巡る予定で、7時半ロビー集合と決めて、全員そろって7時開始の朝食に取り掛かる。
お粥とパンの2択で、みそ汁や野菜、ハム、卵などのコンパクトなメニューだ。
朝の散歩で、近くの 景福宮 (韓国の王宮と同じ名前) をお参りしてきた村谷は、オレンジ&トマトの2種類のジュースを両方選び、たっぷりのレタスに3種類のハムと茹で卵を大皿に乗せて腹ごしらえする。
お粥やみそ汁の底に魚のあらがたっぷり入っていて、これが味の秘訣らしい。締めはいつものミルクティー。
7人そろって出発、田幸の案内で徳恵街を東進、 雙城街 を南下して、交代制で24時間営業している夜市で朝から開いている店が多い夜市通りを抜けると広々した民権東路に突き当たる。
左折し、MRT中山國小站(站=駅)前を通過すると、中山國民小学の外柵に「禁止攀爬」との注意書きがあり、ルビがふってある。これは、台湾華語で使う 注音記号 ボポモフォ(You Tube)という“台湾のふりがな、発音記号”で小学校で習うそうだ。 ※「禁止攀爬」 は「NO CLIMBING」「登るな」の意
間もなく松江路を渡ると商売の神様としても敬愛される 関羽将軍 を祀る行天宮。3日間の旅の無事をお願いした。
地下にある占い横丁に立ち寄ってみたが、開いていたのはまだ1軒だけだった。
MRT中和新廬線・行天宮站で乗車、次の松江南京站で松山新店線に乗り換え、また1駅目の南京複興站で文湖線にまた乗り換える。
若者がすぐに席を譲ってくれるので全員遠慮なく着席した。
韓国でも同様の体験をしたが、 儒教精神 の良い所が残っているようだ。
終点の動物園站で下車し、ロープウエー乗り場まで数分歩く。
本日は時間の都合で立ち寄らないが、中国から提供されたパンダなど多数の動物が、広大な敷地に周遊されている人気スポットで、週末は家族連れを中心に大変な賑わいだという。
猫空ロープウエー(You Tube)は、標高24mからスタートして標高299mまで標高差275m、全長4Kmほどを約25分間の乗車。
この間、片道・120元(500円弱)で市内を見下ろす眺望が楽しめる。
高齢者割引(50元)の表示があったので、北京語が堪能な鳥居が購入を試みたが、外国人は適用外と判明した。
真っ青な青空の下に、 高さ509mの台北101 始め高層ビルがくっきり。改めて好天に感謝する。
眼下の斜面や谷戸にマンションや一戸建てがぎっしりと建っていて、当地の厳しい住宅事情が窺える。
終点一つ手前の 指南宮站(「のぶなが」さんのページ)にある展望台が一番眺めがよさそうだが、途中下車する時間がないので省略した。
猫空站で下車すると、簡単な食事を提供する店や茶房がいくつもあって、ソーセージを食べた方もいたが、冷やかしつつ眺望を楽しみ、再びロープウエーに乗車。途中で直角に曲がる箇所があるのが面白い。
まだ10時前だが、大型バスが広い駐車場にぎっしりと停車し、 動物園 に向かう人波が続く。
MRTに動物園站から乗車し、大安站で淡水信義線に乗り換えて3駅目の中正紀念堂站で下車し、5番出口から地上に上がり、中山南路に面した正門から高さ70mの白亜の中正紀念堂が聳える構内に入る。
10〜17時の毎正時に行われる衛兵交代式は30分後のため今回はあきらめて、前回は早すぎて閉まっていた蒋介石像をじっくりと拝見した。交通至便で広大な敷地はイベントに利用されていて、 「冰雪奇縁冰紛特展 」=「アナと雪の女王展」 の 巨大なテント(「台湾だらだらライフ」さんのページ)が正面広場を占拠していた。
また、中正紀念堂の1階にある中正藝廊では 「大鐵道展」 (「light wind」さんのページ)が開催中でした。
昼食は小籠包などの 点心 を食べたいが、近くにある超有名店 「鼎泰豐・本店」 は大行列だろうから、次善の策?と 探しておいた すぐ近くにある小籠(湯)包の店に行くことにする。
大忠門から外に出て信義路を東進し、杭州南路に面した有名店 「杭州小籠湯包」(「台湾出稼ぎ、ぼっち放浪記」さんのページ) に行く。
まだ11時だが15分待ちという人気店だった。
事情通の鳥居が外帯區(テイクアウトコーナー)で、流暢な北京語で店員さんから胡麻団子を買って配ってくれたので味わいながら、鳥居が注文票に希望の品々を記入して待っていると、奥の8人掛けテーブルが空いた。
飲み物棚からセルフで缶ビール、鳥居が小菜棚から シャオッツァイ(突き出し、オカズ) を数種を持ってきて昼食を開始する。庶民料理店に共通する大皿だったのでやっとの思いで平らげたがどれも美味だった。
村谷のお気に入りはすっきりした味付けの大根餅と甘さを抑えた胡麻団子。
最後は焼き餃子で締めて店外に出ると、長蛇の列だった。
再び信義路に沿って、中正紀念堂の敷地内、小鳥の美しいさえずりが聞こえてくる木陰を縫って西進し東門に向かう。途中の國家音楽廳前では若手演奏家が集まって練習中。
東門前の五差路で別コースを行く塩路・鳥居と別れ、
凱達格蘭大道 の真正面にレンガの赤と漆喰の白のコントラストが鮮やかな 総統府 が大きく見える。残念ながら公開日は平日のみのため、総督府前の重慶南路を左折し、県立浦和第一女子高等学校の姉妹校・台北市立第一女子高級中学・台湾高等法院・台北地方法院、等が立ち並ぶ路を南下し、MRT小南門站前で別コースを行く三浦と別れ、
残った4人は、愛國西路を西進し、中華路に突き当たる。
右手に前回村谷が日参したカルフールがあったので休憩を兼ねて立ち寄った。
目ざとく田幸がパイナップルケーキ売り場を見つけたので、村谷は3個購入してザックに詰めた。
南寧路を南西に進み廣州街に入る。これまた前回に田幸&村谷が訪れた 剥皮寮 に滝澤&山内を案内した。
すぐ先は台湾最古のお寺で戦災も免れた 龍山寺 。
観世音菩薩始め仏教の諸仏や道教と民間信仰の神々が祀られた当地随一の信仰を集める名刹だ。
大勢の参拝客に交じって帰国までの無事をお願いする。
本堂裏の 月下老人 の前には若い女性が群がっていた。
退出時に老婦人から「どうぞ」という日本語とともに紅白のお饅頭が差し出されたので、お礼を申し上げて頂戴する。
門外に出て、老人男性ばかりが屯している 舟孟 舟甲 (モンガ) 公 園 を抜けて、MRT龍山寺站から板南線に乗車、台北車站で淡水信義線に乗り換えて6駅目の士林站で下車した。
士林官邸に向かう田幸と別れ、
滝澤・村谷・山内の3名は、田幸が調べてくれていた公車站=バス停留所から乗車し 、 國立故宮博物院 に到着。
入場料210元(約800円)を支払って日本語のパンフレットを片手に、大勢の観光客に交じって本館の1Fから3Fのすべての展示室を2時間かけて回った。
故宮の2大名物の 「白菜」 と 「(角煮)肉形石」 や宝石類等の光物の前には、女性客が群がっていた。
村谷が特に感銘を受けたのは 「天國的寶蔵」(You Tube) と銘うった、ローマ教会と台湾の深い関係を示した 教廷文物特展(2月5日〜5月2日)で、バチカンから貴重な資料が多数提供されていた。
地下1階から外に出ると、ちょうど 剣潭站 行きの紅30バスが停まっていたので直ちに乗車した。
下車駅はこれまた有名な 士林夜市 の最寄り駅なので立ち寄る。
早くも見物客で一杯だったが、 臭豆腐 の匂いがきつかった。
MRTに1駅だけ乗車し、圓山站で下車、 花博公園 を半周して中山北路を南下、徳恵街へ左折して午後6時過ぎにホテルに戻った。
「夕食は夜市で」とも考えたが、まだ風が冷たく強いため室内を選択、朝方通り過ぎた民権東路沿いの 「天外店・民権一店」 。
週末とあって行列ができていて、三浦が尋ねると30分待ちといわれたが、お参りの効果で15分で入店、3種類の味が選べる鍋コースを注文した。
肉や魚介類、野菜類などすべて食べ放題で、台湾ビール(生ビール)やHaagen-Dazsアイスクリーム12種類も無制限のため、ついつい食べ過ぎてしまったのは 前回の 西門店 と同様だった。
ホテルに戻り、シャワーで汗を流したのち幹事部屋に集合して、紹興酒等で締めました。
★3月27日(日)第3日目=台北近郊巡り(淡水〜北海岸〜野柳〜金山〜陽明山)
村谷の本日の朝散歩は、景福宮参拝のみ。必ず誰かがお参りしていて、信仰心の深さを実感した。
昨日同様に全員が7時からの朝食を済ませ、電車利用の塩路&鳥居組と北海岸探訪5人の7名は一緒に7時半に出発した。
まずは中山北路沿いの大同大学の正門前で、守衛さんにカメラのシャッターを押してもらう。
昨夕とは逆コースで 花博公園 を半周して、NRT淡水信義線・圓山站から乗車した。またも席を譲られてお礼を述べて夫々着席した。
13駅目の終点・淡水站で下車する。
淡水で河岸&老街 を散策し、台北車站 経由 台鐵・ 基隆 站まで通勤電車に乗り、 基隆 港の食堂で海鮮を食しにゆくという塩路&鳥居組と別れ、
バスの発車時刻9時までには30分ほどあるので、台湾初参加の山内は田幸の案内で 淡水河 川岸 見学、その他は長丁場に備えてトイレを済ませておく。
野柳までは定期路線バスもあるが停車箇所が多く、またテレサテンの墓地まで登っていくのは田幸が見つけ出してくれた観光用の「台湾好行 皇冠北海岸線」の小型バスしかない。
日曜日のため淡水市内の渋滞がひどく、70分かかって金寶山墓園バス停に着く。
海を見下ろす高台の斜面に普通の家より大きく立派な墓が並んでいることに驚く。バス停のすぐ傍らにひときわ目立つ墓が、金ぴかのテレサテンの像でそれと判った。
… テレサテンは、1995年5月8日 インペリアル メーピンホテル チェンマイで倒れ、チェンマイラム病院(日本語での受診可)で死去、42歳でした。(「東芝三八会」さんのページ)
先が長いので途中下車は見送って、車内から日ごろカラオケでお世話になっているお礼を兼ねて一礼した。
北海岸沿いの道は絶景で、右側には原子力発電所が点在、左側には釣りえさ売りの看板が続き田幸や三浦は腕が鳴るが下車はできない。
観光バスがぎっしりと停車している野柳地質公園の駐車場前のバス停に着いたのはもう11時、淡水から2時間の行程だった。
風景特定区で潮風と海水により浸食された奇岩がたくさん並ぶ風景はここしかない。
まだこの公園が観光地として整備されていないころに訪れたことのある三浦の案内で奇岩を訪ねての散歩。
「小公主」「蝋燭岩」「日本芸奴」 「女王頭」(You Tube) などと命名されているが、そう言えばそうかな?という感じだ。
まだ、訪れる日本人は少ないようで、公園内滞在中に日本語が聞こえたのは2回だけ。
赤線の上に「危險!請勿越線 DANGEROUS! DO NOT CROSS」と注意書きが置いてある立ち入り禁止区域内に入って、公園の係員から注意されても怒られてもピピピッとホイッスルを鳴らされても立ち入り続けている中国語と思しき言葉で、大声でしゃべっているおばさんたちは、台湾で使われている中国語や英語が理解できない方々なのでしょう?
公園の出口を出て、野柳特産街の土産物店などを覗きながら通過し、駐車場へ戻る。
駐車場の海側に建つ 水族館「野柳海洋世界」 は横眼で見て、食堂探し。
バス停前で入口に生け簀がある「建香四姉妹海鮮餐廰」を選び入店、2階の窓際の8人席に案内された。
三浦がクロダイに似た魚を注文し、バケツの中で元気よく跳ねる姿を確認し、まずはよく冷えた大瓶の台灣ビールで乾杯する。足の疲れがとれてきた。
刺身は随分厚切りだったが味は良く、身がたっぷりとついたアラ煮は美味しかった。
間もなく室内の他のテーブルは中国語で声高に話す団体客に占拠されて、デカ盛りの大皿ライスと並んだオカズ群をあっという間に平らげて出て行った。
静かになったテーブルには頼んだ料理が次々と出てきて、またも満腹。
腹ごなしにバスを待つ間、三浦が淡水から同じバスに乗り合わせた女子学生2人連れに声をかけると、暇だったらしく話に乗ってきた。
流暢な英語を村谷が聞き分けたところ、中国本土から半年間の交換留学生として淡水の大学に通っているとのこと。
おじいちゃんグループが何故日本からはるばる来ているのかと尋ねられ、世界遺産研究会のこれまでの活動を説明した。
また、住所の説明のために住民基本台帳カードを提示したところ、日本人が漢字を多用しているとは知らないようで、驚いていた。
バスが来たので女子学生たちとともに乗車し、途中の 金山老街 で下車、乗り換えて 陽明山 に向かう。
台北市内中心部からバスで1時間ほど(電車とバスでも可)と近く、温泉が湧き、花がきれいな景勝地として大人気だ。今はつつじと桜が満開で、ウオーキングコース、ハイキングコース、登山コースも整備されている。
我らは大勢の観光客に交じって、日帰り入浴ができる 国際大旅館(「台湾温泉ガイド」さんのページ)の下、前山公園内を散策した。午後3時開場の 男女別の無料入浴施設 があったが、待っていたのは女性客だけだった。
台北市内へのバスは、海芋(カラー)の花束や苺をおみやげにした家族連れの人々で混み合っていて、士林站駅前あたりまで立ったままだったが、40分程度で宿泊ホテル最寄りの大同大学バス停に到着し、午後5時前にはホテルに戻った。
夕食の予約時刻にはまだ2時間ほどあるので、村谷&山内は近くのドン・キホーテ風の安売り超市「勝立生活百貨」に行き、紹興酒5年物(180元)・3年物(160元)を各1本ずつを調達し、滝澤を交えテレビで日本語放送を見ながら時間を費やす。
午後7時15分には7人が勢ぞろい。三浦が予約していた 「欣葉」 に入店すると、すぐに地下1階の個室に通された。
しじみの醤油漬けからスタートして目いっぱい希望の品を注文し、チャーハンで締めたが、すべて美味しく一同満足した。紹興酒も市販の2倍程度と良心的な値付けだった。
悠遊カードの残額や小銭を出し合って、ファミマ&7ー11で酒とつまみを調達し、昨夜に続き幹事部屋で三日間の行程を振り返って締めました。
★3月28日(月)第4日目 台北市内散策〜台北桃園国際空港〜成田国際空港
本日も村谷は朝散歩に出かける。快晴だが気温は13度と低い。早めの通勤族の服装は冬支度。
景福宮にお参りし、 林森北路 を一路南下する。ミニスカート姿で色白の若い女性たちと数回すれ違う。出勤ではなくお仕事帰りと推定する。
24時間営業が売り物の土産店 「新東陽 (林森1店)」 を覗くと、きれいに包装された各種台湾土産が勢ぞろいしていたが、値段はスーパーよりはやや高めだった。
長春路に突き当たり右折し、中山北路を折り返す。バスを待つ人が増えてきた。
7時ぎりぎりにホテルに戻り、そのまま1階の朝食会場に入り、2種類のジュースからコーヒーに至る定番メニューを平らげて部屋に戻る。
チェックアウトし、荷物をフロントに預けてから、7時半に滝澤・田幸・山内とともに出発。
まずはMRT圓山站に向かい、駅前から庫倫街を西進、前回まで未訪問の 孔子廟 を訪れたが生憎の月曜日は休館日。隣接する保安宮に参拝して、帰国までの無事をお願いした。
買い物予定先の開店まで時間があることもあり、正面入り口の道を挟んだ対面に 鄰聖苑 (保安宮花園) があったので園内に入り四阿で休憩。
色とりどりの鯉や名を知らぬ魚が泳ぐ池のほとりには、同年配以上らしい男性数人が、暇そうにお話し中。
何やらわれらに話し掛けたい素振りだったが、こちらが4人組なので遠慮しらしているらしい。
目指す迪化街まではかなりの距離なので、重慶北路まで出てバスを拾う。
碁盤の目状の台北中心部では珍しい五差路の建成円環を通過するバスに乗車し、車中で村谷が1停留所手前の 朝陽茶葉公園 に近いバス停があるのに気づき下車した。
朝陽茶葉公園内を歩き、路地伝いに西進し、靴問屋街(延平北路)を南下、生地問屋街(南京西路)を西進し、目指す迪化街に到着した。まずは布がメインの 「永楽市場(永楽布業商場)」 でトイレ休憩。
公的施設以外はトイレがほとんどないため、台北の街歩きには注意が必要だ。
隣接する 霞海城皇廟 は縁結びの神として有名で、年間約9,000組が良縁に結ばれたお礼参りに訪れるという。われ等は無縁だが、若い女性達が大勢、月下老人に真剣に祈っていた。
この周辺は乾物店が多く、夫々、カラスミや乾しマンゴーを購入した。
南京西路へ出て東進する。
田幸が1990年代はじめに(田幸付記:1993年3月、分部さん・津野田さん・大和さんとの訪台時) ここを訪れたころには中央部分に 寂れたB級グルメの屋台街が があった (ここにあった店が北側の寧夏路に移転して寧夏夜市の中核店になったとか) という 建成圓環 の横で、テレビカメラが回っていて、小柄で色白な女性レポーターが何やら説明中。
行く手に 「新光三越台北南西店」 の三つのビルが見えてきて、間もなくMRT中山站前を通過。中山北路を渡り南京東路と名前が変わると右手に康楽公園があり休憩。本日が一番快晴だ。
田幸が見つけておいた昌華酒店(ザ リージェント タイペイ)の横にある 「一番屋」 に入り、ここでしか買えないという高級美味な パイナップルケーキ を購入した。
中山北路に戻り、すっかりお馴染みになったバスに乗車する。ようやく右側通行に慣れてきたが路線バスに乗るのはこれが最後。
大同大学前で下車し、10時半にホテルに戻った。
空港への送迎バスは11時40分発なので、残金でセブン-イレブンで昼食用や追加手土産を購入。
バスは途中で、免税店に立ち寄ったが、村谷は、昼食用に購入してきたコンビニ弁当とロング缶ビールをバスの中で消化した。
田幸・滝澤・山内は隣接の 林森公園 を散歩し、短期間の勤務ながら当地に功績があった 明石元二郎総督の墓地跡 の 鳥居 を確認してきた。
途中の混雑で午後2時前に桃園空港に到着し、すぐにチェックイン。出発ロビーで約3人は目ざとく購入した缶ビールなどを飲み干す。
定刻より30分遅れの16:00にGE608便が出発する。満席だったが何とか2人ずつの席が確保できた。
機内食は簡素ながら往路よりは充実していた。最後の台湾ビールを飲み干す。
20時過ぎに成田空港に到着し、スムーズに手荷物を受け取り、三浦と別れた4人は、20時30分発の京成電鉄特急電車で帰路に就くことができました。
次回は、観光地が混雑しないウイークデーに滞在して、孔子廟や、基隆の港町、平渓線に乗っての旅を行いたいと意見が一致しました。
少し肌寒く初日の台北到着時は雨なるも、今回もまた、天候に恵まれた海外旅行ができました。
なお、21日に開花した靖国神社の標準木の桜花は、台北同様寒い日が続き、我らの帰国を待って? 31日に満開となりました。
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※追記:国際都市?東京・新宿・大久保周辺には100ヶ国を越える国々から来られた人々が生活しているとのことで、数多くの韓国料理店や タイ国商務省商務大臣よりThaiSelectを受賞したというタイ料理「ソムオー」(ベトナム料理もあります)、韓国系のキリスト教会や仏教施設、 イスラム横丁(「How to read maps」さんのページへ)にはハラルフード店やモスクなどがあります。
また、 チュニジア料理「ラジュール」の近くに、台湾の方々が、 台北天后宮 台南 大天后宮 と同じ主神 媽祖 を祀った 東京媽祖廟 を建立されました。
⇒ 「東京媽祖廟」のHPに、 2014年1月6日NHK−総合で放送された大久保&百人町で取材した「探検バクモン スペシャル ニッポン多国籍時!、また」2014年11月16日テレビ東京で放送された【モヤモヤさまぁ〜ず2「新大久保」】の動画がありました。