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 冬晴れの朝、志村坂上駅A2出口に山岡・田幸・村谷・山内の4名が集合した。

   板橋十景 の一つ、国の史跡に指定されている、日本橋から数えて3番目の中山道の両側に残る 志村の一里塚(「Hat'sRoom」さんのページ)で記念写真を撮る。

 駅裏?中山道の北側に並行する道を通って、お役目を終えて 小豆沢公園   に移設された戸田橋の東京府側の親柱(「昭和からの贈りもの」さんのページ)を見て、崖線上を伝って小豆沢神社(「浮間わいわいネット」さんのページ)へ参る。
本日の無事を願って、本殿左側の祠に光る、東日本大震災で避難された方々が故郷に帰れるようにとの祈りを込めて制作された金色の復興(福幸→幸福)カエルの像(「信楽蛙」さんのページ)前でハイ、チーズ。

 隣接の龍福寺(「浮間わいわいネット」さんのページ)に参り、崖を下り、小豆沢公園を通り、 環八通り を渡ると、今年は運航が終わった、日・祝日の特定日だけ新河岸川から浅草や両国などに行く水上バスが運航されている東京水辺ライン・水上バス小豆沢発着所のある小豆沢公園河岸広場到着。
 北よりの川風が冷たいので早々に新河岸大橋をバックに写真を撮り、小豆沢神社、小豆沢公園の下の崖線沿いの緑陰を南下する。

 湧水が出ている、江戸時代には大山詣、富士詣の道者たちの禊の場であったという 御手洗不動 を過ぎ、中山道に接する八代将軍吉宗が鷹狩に来て大善寺境内に湧く清水を見てここの薬師像を「清水薬師」と名付けたという故事をもとに、当時の庭園を復原したという薬師の泉庭園を訪れる。
 北門と管理用門の内、中門の外にある狭い広場は日差しがあって風が弱かったので、ここを昼食場所と定めてシートを広げる。

 村谷が、豆腐つくねや燻製ハムなどの肉製品を焼き、熱燗づくり。山内が白菜モツ鍋を温め肉やキムチや練り物、さらに今月、ベトナム・ハノイで仕入れてきた  フォー(米粉で作った“きしめん”) を投入、日・韓・越のコラボ鍋でカラダの内から温まる。

 小1時間の大休憩の後、国道17号線・中山道を渡り、旧中山道(「人力」さんのページ)での難所といわれた清水坂(「坂学会」さんのページ)を登る。
坂の途中に 富士大山道道標・庚申塔 があり、解説板によると、この先は下練馬宿があった川越街道に出て、石神井川に向かう富士街道に入るとのことで、道標には「是より富士山大山道 練馬江一里 柳沢江二里 府中江七里」と書かれているとのこと。

 城山通りを下り、右手の志村小学校横の城山に鎮座する(志村城跡)・(志村)熊野神社(「浮間わいわいネット」さんのページ)に詣でる。

 城山通りまで戻り、首都高5号線のちょっと手前から住宅街を通り、坂を登り、区内最古(慶長4年=1252年)の板碑と、いぼ取りの蛸薬師として信仰を集めた庚申塔がある延命寺(「猫の足あと」さんのページ)へ参る。

 広いボート池がある見次公園(「水辺遍路」さんのページ)に行くと、冬鳥の姿はなくカルガモたちと池の周りに座り込んで竿を出しているヘラ鮒釣り師たちが20名ほど。
この先常楽院 と (西)熊野神社の訪問は省略することとして、首都高速5号池袋線の下を池袋方面に進み、 長徳寺 に参り境内で一休み。

 中山道・小豆沢交番前交差点に出て日本橋方向に右折し、 板橋十景 の一つ、枝垂桜が境内に8本は植わっている 南蔵院 に参る。
隣接の氷川神社の訪問も省略して、本蓮沼駅前到着。

 打ち上げ適所はないかと見まわして、¨本日深夜営業”の張り紙が店頭に貼り付けてある、 「居酒屋 大庄水産 本蓮沼店」 に入る。

 イカの姿焼き、赤貝とカイワレ&スライスタマネギの甘酢あえ、キュウリの1本漬をサカナに、ホッピーに「一刻者・黒」1本と「一刻者・赤」1本で軽く〆ました。

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 コース
  
都営三田線・志村坂上駅A2出口〜志村一里塚〜小豆沢公園(戸田橋の一里塚)〜小豆沢神社〜龍福寺〜水上バス小豆沢発着場〜薬師の泉庭園〜清水坂・富士大山道道標〜志村役場跡〜熊野神社〜延命寺〜見次公園〜長徳寺〜南蔵院〜都営三田線・本蓮沼駅
    
<歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間30分±α>

     ※「いたばしまちあるきマップ」のうち「志村エリア」(地図)を参照して歩きました。

      ※2013年7月23日にも、この辺を歩きました。

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★2015年12月19日(土)「志村の崖線沿いの寺社・史跡探訪(志村坂上駅〜本蓮沼駅)」

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