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★2013年7月23日(火)「志村の崖線沿いの寺社・史跡探訪(志村坂上駅から周遊)」

さんぽ

 「板橋区「いたばしまちあるきマップ」のうち、
   
「志村散策コース」
の  地図面   および  概要面   を参照して、短縮して、歩きました。

 晴れのち曇り、暑くなるという予報が出ている朝、志村坂上駅A2出口に左近・百石・小林・田幸・村谷の5名が集合した。

 まずは目の前の、お江戸日本橋から数えて3番目の、国の史跡に指定されている、中山道の両側に残る一里塚で記念写真を撮る。
 次は、お役目を終えて小豆沢公園に移設された戸田橋の東京府側の親柱を見学、隣接の野球場にはわれ等と同年代の男女が大勢グランドゴルフに興じていた。

 木陰を選びながら小豆沢神社へ。まずは本日の早めの曇天化と雷雨除けを願って水飲み休憩。境内には東日本大震災で避難された方々が故郷に帰れるようにとの真新しい金色カエルの像が安置されていた。

 隣接の龍福寺に参り、崖を下り、小豆沢公園を抜け、環八を渡ると、日・祝日の特定日に新河岸川から隅田川、東京湾、荒川・岩淵水門を巡る水上バスが運航されている水上バス小豆沢発着所のある小豆沢公園河岸広場だ。

 新河岸川のゆったりとした流れの畔に桜などの樹が植えられていたので、ここを昼食場所と定め、風が通る木陰にシートを広げ、オカズを並べ、まずはビールでカンパイ!
 村谷が囲碁のお弟子さんから頂いた「祝 富士山 世界遺産 富士山焼酎 伏流水仕込み なだや株式会社 富士山」というラベルが貼られた芋焼酎25度を振る舞ってくれ、今日のメンバーでは一本空くかな?と心配したが杞憂だった。

 小1時間の大休憩の後、先ほど歩いた小豆沢神社や小豆沢公園の下に位置する崖線の緑陰を南下する。
環八沿いに大日本印刷の広大な建物がそびえているのが見えた。

 咲き残りのわずかなアジサイの花がところどころに見られ、ミンミンゼミが鳴きはじめた緑陰の下、流れ?池?にコイや金魚やアメリカザリガニが泳ぎ、湧水が出ている、江戸時代には大山詣、富士詣の道者たちの禊の場であったという御手洗不動や、八代将軍吉宗が鷹狩に来て大善寺境内に湧く清水を見てここの薬師像を「清水薬師」と名付けたという故事をもとに、当時の庭園を復原したという薬師の泉庭園を訪れ、国道17号線・中山道を渡り、旧中山道での難所といわれた清水坂を登る。

 坂の途中に富士大山道道標・庚申塔があり、解説板によると、この先は下練馬宿があった川越街道に出て、石神井川に向かう富士街道に入るとのことで、道標には「是より富士山大山道 練馬江一里 柳沢江二里 府中江七里」 と書かれているとのこと。

 城山通りを下り、首都高5号線のちょっと手前から坂を登り、区内最古(慶長4年=1252年)の板碑と、いぼ取りの蛸薬師として信仰を集めた庚申塔がある延命寺へ参り、空が黒くなってきたので、さんぽ中の雷雨除けを願う。

ということで、以後予定していた本蓮沼駅までの行程は省略して、志村坂上駅に戻ることとする。

 広いボート池があるという見次公園は入口だけで失礼し、右に凸版印刷の広大な建物がそびえている一里塚通りを北上し、今朝出発した中山道一里塚へ戻った。

 志村坂上駅裏?中山道の北側に並行する道で見つけた「中華料理 昇龍」に入り、壁の張り紙にあった「創業30周年 生ビールセット」を頼み、カンパイ!生き返る。各自に配られた枝豆と冷奴に加え、レバニラやホイコーロー、紹興酒1本で軽く〆ました。

 自宅最寄り駅を出ると、大雨&洪水警報と雷注意報が発令されていて、カミナリさまがゴロゴロと鳴り、ドシャ降り・豪雨でした。今日も歩行中は雨に降られませんでした。めでたしめでたし。
 なお、関東地方は明24日から「戻り梅雨」のおそれがあるようです。

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 コース
  
都営地下鉄三田線・志村坂上駅〜中山道一里塚〜戸田橋の親柱〜小豆沢神社〜龍福寺〜水上バス小豆沢発着所〜御手洗不動〜薬師の泉庭園〜清水坂〜延命寺〜見次公園〜中山道一里塚〜志村坂上駅
     <歩行時間 1時間30分>

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