★2015年11月30日(月)〜12月4日(金)「ベトナム・ハノイ&ハロン湾」
※2014年11月12日〜22日のベトナム・ホーチミン&カンボジア旅行のページへ
※ベトナムフェスティバルが毎年6月第一(土)(日)あたりに代々木公園で行われます。
【旅程概要 田幸記】
★11月30日(月) ハノイの地図 ハノイの地図
成田空港 第一ターミナル−4階 北ウィング Cカウンター前、集合8:00 滝澤・田幸・村谷の3名。
成田空港発 10:00 ベトナム航空 VN311便
ハノイ・ ノイバイ空港 着 14:15(日本時間16:15)「A TO TRAVEL」スタッフがお出迎え、送迎車でホテルへ。
ハノイ駅近くの 「ベトナム料理 クアンアン ゴン」 「クアン・アンゴン」(「地滑小心な旅行ブログ」さんのページ ) 「クアン・アン・ゴン」 で夕食
食後は、ハノイタワー内にあるコンビニ 「AEON Citimart」で飲食物を買い、 ハノイ駅(A駅) … ハノイB駅などの記事がある「世界の旅」さんのページ … 駅前の眼鏡屋が並ぶレズアン通りを南下し、グエンズー通りへ左折、ティエンクアン湖… ここの写真もある「のぶなが」さんのページ… ここの写真もある「ハノイでまったり生きてます(ΦωΦ)」さんのページ …の湖畔のベンチで小休止
さらに東進し、フォーフエ通りへと左折、カメリア1ホテルへ
「カメリア1ホテル」 泊
※「ベトナム ナビ」
※ベトナム総合情報サイト 「ベトジョー 」
※ベトナムの食べ物ベスト7
※ハノイの航空写真
※ベトナム総合情報サイト 「Vietnam Access」
★12月 1日(火)
ハノイ1日観光 Go!Go!ハノイ: (08:30-21:00) STWのopにて
バッチャン村 観光 と 市内観光: ホーチミン廟 (月、金休館)、 ホーチミンの家 、 一柱寺 、 文廟 、 ドンスアン市場 (「アジア写真帳」さんのページ) (以上下車観光)、 ホアンキエム湖 玉山詞 も 、 ハノイ大教会 (車窓観光)、 「水上人形劇」(You Tube ) を1日で。ベトナム家庭料理の昼食と夕食付。
… ハノイの「見どころ案内」
ドンスアン市場 で、生乾きのドライバナナを買う
立ち寄りの 「アオザイ ハノイ ショッピングセンター」 で蓮花茶を買う
バッチャでは、 「バッチャン コンサベーション アンド ツーリズム デベロップメント」 「ツイトアン セラミック」(「旅行大好き、飛行機も!」さんのページ)を見学
昼食は文廟横の 「フォー24」 にて
夜食は 「レ トンキン」 にて。
★12月 2日(水)
世界遺産 ハロン湾クルーズ : (08:00-19:30) STWのopにて
龍の親子が舞い降りたという伝説を持つ世界遺産の ハロン湾へ!(「lyricstravel」さんのページ)
「海の桂林」とも呼ばれエメラルドグリーンの海には、大小1900を超す奇岩が連なるベトナム屈指の景勝地。途中 ティエンクン鍾乳洞 も見学
3時間のクルーズと船上でのシーフードの昼食付き。
途中、立ち寄り休憩所は、往路の世界中の人が集まっていた大理石の彫刻が並ぶ店と、復路は日本人観光客しかいなかった ハイズオン省 にある店でした。
…どちらの休憩所=土産物屋でも、女子店員が付きまとい、しつこくバカ高い商品を勧められ、閉口しました
夜食は 「Pho Thin」 にて。
⇒追記、ハノイの「フォー ティン」が 2019年3月池袋店を開店し日本初上陸、 2021年3月に新宿店も開店しました。
…乗ってきた機内で読んだ、今月のベトナム航空 機内誌・日本語版 「HERITAGE」の記事で “愛しのベトナム料理 Pho フォー” が取り上げられていて、 ホーチミンの「Pho Hoa」 と、ハノイの 「Pho Thin」 の2店が紹介され、 「フォー ティン」(「JGC主婦の個人海外旅行の達人!をめざして…」さんのページ)は “約30年続く、ハノイのフォーといえばここ、といわれる老舗。メニューは牛肉のフォーのみで、ダシがしみ出た濃厚スープは男性客にも人気” と。
すぐ近くにそれなりに美味しいという「Pho Thin Bo Ho」という紛らわしい名の店がありました。食べてはいませんが(#^.^#)要注意??!!
&、 ホム市場 前にある、それなりに美味しい「MY VAN THANG ミーワンタン」 でワンタンメンを食しました
★12月 3日(木)
ホテル〜 ホアンキエム湖 南端の公園〜西岸をちょっと北上して〜 スーパーマーケット「Intimex」 〜 ハノイ大教会 (内部参観)〜 旧市街散策 マーマイの家(内部参観)
〜 「チャーカーラヴォン」(「ベトナム写真・レストラン食べ歩きブログ」さんのページ) チャーカーラボン 〜 ヴァンスアン公園「(マルコメ君の食べ歩き」さんのページ)」〜 鎭武観 前〜 タイ湖 (「旅行記 Travel Blog」さんのページ) 畔〜 大統領官邸前〜 バーディン広場
〜 ホーチミン廟 前〜 文廟 前〜 ハノイタワー内コンビニ 「AEON Citimart」 〜 ホテル
※2017年3月1日に天皇皇后両陛下が初めてベトナムを訪問、 ホーチミン廟を訪れ供花をされました。
※ヴァンスワン公園と鎭武観の間の近くに 世界遺産・タンロン王城遺跡中心地区(「近代文化遺産見学案内所」さんのページ)があるが、パスした。
※タイ湖の対岸に渡る道の途中に 鎭国寺 があるが、行かなかった。
※ハノイタワーの隣に ホアロー収容所(「ハシムの世界史の旅」さんのページ)があるが、立ち寄りませんでした。
夕食は、レイトチェックアウトでしたので、ホテルの部屋でスーパーマーケット&コンビニで仕入れてきたスナック類、果物と飲み物で済ませました。
ホテル20:20発 〜 ハノイ・ノイバイ空港
ノイバイ空港発 00:20(日本時間02:20) ベトナム航空 VN310便
★日本時間12月 4日(金)
日本時間03:15〜03:45 に朝食
成田空港着 06:42 着地
※このツアーは、 S T W の 「【ベトナム>ハノイ】<燃油込★最速・最短・直行便でハノイ>時間たっぷり★スタンダードホテル滞在★最終日ゆっくりプラン&安心送迎&朝食付 5日間 」に参加したものです。
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【村谷のレポート】
★11月30日(月) ベトナム・ハノイ&ハロン湾ツアー 第1日目(成田空港〜ノイバイ国際空港〜ハノイ市内着)
滝澤・田幸・村谷の東南アジアの世界遺産探求3人組が、 昨年の カンボジア&ホーチミン旅行 でも使った成田空港第一ターミナル北ウイング・Cカウンターのベトナム航空窓口に集合した。
搭乗手続きと手荷物預け入れを済ませて出発ロビーに移動、先ずは非課税の缶ビールを購入し、搭乗予定機を眺めながらロビーで乾杯。
風邪をひかないことと、バイクや車の洪水に巻き込まれないように誓い合った。
それにしても中国人を上回ったとされるベトナムの人たちの爆買いは噂通りで、搭乗ゲート前の「白い恋人」はじめ銘菓や土産物などを並べている売店では、機内に持って入れるのかと心配するほど次から次へと買物を続ける人々でレジ前は大混雑、われらのビール購入には随分と時間がかかった。
定刻の10時ちょうどにベトナム航空VN311便が出発、機内は満席でわれらは4人掛けの中間席に並んで座った。
先ずは機内にあった朝日と日経の2紙を譲り合って読みながら、持参のガイドブックに掲載された店々から、訪問候補先を出し合って検討する。
1時間ほどで早めの昼食時間になり、[WESTERN]と[JAPANESE]の2種類から、3人とも和食を選択する。
メインはカツの味噌煮込みだが、その他にもパンや海苔巻きもついていてボリュームたっぷり。糖質制限中の村谷は隣席のベトナム人の若者にパンを譲って食べていただく。
飲み物は、ビール・ウイスキー・ジントニックと三者三様だ。
腹も膨れて機内の雑誌のグラビアを眺めていたら、英語で何やらレポートを書いていた隣席の若者が疲れ休めに覗き込んできて、世界共通の話題の一つ・女性談義になり、田幸も加わって好みのタイプを披瀝しあって盛り上がる。
若者はアメリカの大学に留学中で、休暇を利用して東京経由でハノイの実家に帰る途中とのこと。老人男性3人組のツアーが気になったらしく、年齢や職業、家族との関係や海外旅行歴などを根ほり葉ほり訊かれた。
そのうち飽きたらしくまたレポート作成に向かってくれて、村谷も英語の応酬から解放されて再びガイドブックに戻る。
定刻より早めにハノイ・ノイバイ国際空港に到着し、書類の提出は一切不要で無事に入国できたが、爆買の影響?荷物の受け取りに時間がかかって、結局、定刻通りにロビーに出ると、出迎えの男性ガイドが待ち受けていて車に乗り込んだ。
今年1月始めに日本のODAで大成建設が建設したという高速道路のお陰で、所要時間が1時間30分から40分に短縮されたと聞き、ラッキー。
明後日に訪問予定のハロン湾への道も整備され、これまた6時間が3時間半程度に短縮されたそうだ。
広大な 紅河(ホンガ) の橋を渡り、堤防沿いに南下し、ハノイの旧市街に入る。「ハノイ」の地名は、堤防に囲まれた場所の意味だというが、それがよく判った。
現地時間の午後5時前に、3日間お世話になる 「CAMELLIA 1 ホテル」 にチェックイン。
3人相部屋だが広さも十分でアメニティなども一通り揃っていた。
いびきの大小に従ってベットを選び夏姿に着替えて、明るいうちに早めの夕食に出た。
三色旗が半旗になっているフランス大使館脇を西進し、田幸が口コミで好評と調べてくれていた ベトナム料理 「クアン・アン・ゴン」 に入店すると、入り口で「Inside or outside?」 の選択をさせられ、青空が見える屋外にした。
定番の生春巻きから締めのバインセオ(お好み焼きのライスペイパー巻)まで、ヘルシーでボリュームたっぷりな料理を、ハノイビール→サイゴンビールで平らげて先ずは好スタートを切った。アルコール分が4%のビールは日本では物足りないが、当地ではピッタリと意見が一致した。
昨年逗留したホーチミン市と比べてコンビニが極めて少ないと聞いていたので、腹ごなしを兼ねて ハノイタワー1階にある、 「イオン・シティマート」 に行き、39.5度のベトナム焼酎・ネップモイと缶ビール、当地名産の皮付きピーナッツ砂糖炒め・バナナチップ・ポテトチップなどのつまみを購入し、ハノイ駅前へ出て、ティエンクアン湖のほとりを経由してホテルに戻った。
汗を流したのち、乾杯、NHKの衛星中継を見ながら明日からの旅程に備えて鋭気を養って床に就きまし
★12月 1日(火)第2日目 ハノイ市内とバッチャン村観光
ぐっすりと寝ていた滝澤・田幸を2時間の時差を忘れて村谷が起こしてしまうハプニングはあったが、現地時間7時過ぎには1階の食堂に着く。
広い会場を3人で独占し、野菜や果物が豊富なメニューから、それぞれ好みを選択した。
村谷はフォーの小鉢に、ミニチャーハン、野菜炒め、トマト・スイカ・バナナ、春巻きなど。締めのコーヒーまで選択肢が多くて満足した。とりわけバナナが美味しかった。
腹ごなしに明日の夕食候補の一つ、超有名店の「フォー・ティン」の場所確認方々市内散歩に出る。
先ずはフォーフエ通りを南下し、小ぶりなホム市場に行く。
大きな肉の塊を切り分けて売っていたり、野菜・果物の山々や魚・蟹・貝類の水槽、生きた鶏など、タイやカンボジアでもお馴染みの風景だ。
ちょうど朝のラッシュ時で、大量のバイクと車の大洪水だったが、思っていたより信号が整備されていたのと、要所要所に警官が立っていたので、比較的スムーズに移動できた。
8時半にホテルに戻るとほどなく迎えのガイド「QUI(クイ)さん」と合流し、本日ご一緒する名古屋の男性S氏が待つ旧市街のホテルに移動し、ピックアップした。
S氏は会社から与えられた¨ゆとり休暇”で、奥さんのご了解を得ての一人旅とのことだったが、年齢が割合に近くて話が合う。
ガイドさんの日本語は大学で学んだそうだが、漢字もある程度は読めるとのこと、成長著しい当地だが、就職状況は厳しいとのこと。
ホアンキエム湖沿いの道を北上し、ランドマークになっている大教会を車窓から眺め、旧市内をそぞろ歩く白人観光客とすれ違う。
先ずは11時までしか入場できないホーチミン廟へ。
欧米人(フランス語がちらほら聞こえていた)中心に、大勢の観光客が詰めかけていてきちんと2列に並べられ入り口に向かう。
写真で想像していたより遥かに大きな建物で、大勢の軍人が整列し出迎えてくれる。
広い廟内は遺体保存のため、キンキンに冷房が効いていて寒いぐらいだ。
ガラスに囲まれた大きな寝台に安置されたホーチミン主席の遺体は、今にも目を覚ましそうだが、1969年以来変わることなく眠っている。
外に出てガイドさんと合流し、イエローハウスと呼ばれる大統領官邸を外から見学。
廟の裏手にあるホーチミンの家に移る。池を囲む敷地内には夏用の木造の高床式の建物と、冬の間を過ごしたレンガ造りの2棟があるが、造りも展示された遺品も極めて質素なものだった。また、表面からは想像できないが、地下には広大な避難壕があるという。
庭に植えられたザボンの樹に袋が被せられ実がたくさん付いていたが、間もなく収穫できるだろう。
隣接する一柱寺は20m四方と小ぶりながら、1049年に李朝の皇帝が創建した建物で、池の上に立つ一本柱の上に蓮の花を模した小さな仏堂が立つ。
祭礼時などには大勢の参拝客でに賑わうそうだ。長年に亘り木造で維持されてきたが、1955年にコンクリート造りに再建された。
続いて車で文廟へ移動する。孔子を祭る廟で、境内には1076年にベトナム最初の大学が創設された。中国風の門をくぐって、 奎(ひ)文閣という楼門をくぐると色とりどりのアオザイを着た女子学生が大勢集まっていた。
大学が休みの期間を利用して、アオザイとバチェラーの制服を各1組ずつレンタルして、お寺など有名な場所で記念撮影しているそうだ。
折よく居合わせたのは日ごろの寺社巡りのおかげと感謝し、ベトナムの女子学生にモテる小林兄がいないのでガイドさんに口説いてもらい、特に器量と愛嬌がよいお嬢さんと記念撮影をしてもらった。
眼福の次は口福ということで、廟外に立ち並ぶ店の一つ、「フォー24」に入店する。牛肉入りのフォー(ツアー料金内)を注文した。
量が少なめではあったが、癖が少なくおいしい味で、別料金の333ビールとも相性が良かった。
店の前で車を待っていると、「千円、千円」と物売りのおばさんが寄ってくるが手を振ってお断りした。
食後は車で30分の郊外にあるバッチャン村に移動する。紅河流域で産出する赤土を利用して、13世紀頃から明朝から伝わった技術で陶器の製造を行っている村だ。
我らは工房見学ができるバッチャン・コンサベーションを訪問した。下絵もなしに模様を描く職人技に感心するのみ。
続いて日本人専門に販売している店にも立ち寄ったが、造詣が深くない我らは買物は無しだった。
次に訪れたのは、ハノイ最大の市場である ドン・スアン市場 だ。
田幸・村谷は乾燥バナナを購入した。
村谷は妻から依頼された、昨年ホーチミンの市場でも購入した中国製の衣類入れ用のカラフルな袋を10枚=20万ドン(約1,000円)と、割安で調達できた。
ガイドさんがお薦めな「アオザイハノイショッピングセンター」へ移動する。
すべてメードイン・ベトナムの高級品で品揃えされていて、田幸が蓮の花茶を、滝澤が高級チョコを購入した。
水上人形劇開場の時間=夕刻16時まで、ホアンキエム湖の周りを散策する。
名古屋のS氏が湖に浮かぶ小島・ゴックソン島、玉山祠訪問を希望したのでわれらも同行した。
13世紀に創建された中国風の建物で武将・チャン・フン・ダオが祀られていて、この後の人形劇にも登場する人物だという。
また、湖内で捕獲された体長2mの大きな亀のはく製が、ガラスのケースに陳列されている。
眺めの良い展望台で湖面を眺めながら、のんびりと休憩する。
ガイドさんに迎えに来てもらい、信号がなく車やバイクが引っ切り無しに往来する道路を渡らせてもらう。だいぶ慣れてはきたがまだ我らだけでは不安だ。
大勢の白人観光客とともに、午後4時10分開演の「タンロン水上人形劇場」に入場。11世紀に農村の農閑期の遊びとして創始されたもので、コミカルな人形の動きが特徴。昨年、ホーチミン市の「タンロン水上人形劇場」で見たストーリーとよく似ていたので、わかりやすかった。
夕食は、旧市街の「レ・トンキン」。インド首相を務めたラジャフ・ガンジー氏が来店した名店で、小ぶりながら緑と白に統一された清潔感溢れるレストラン。
料理はやや少量ながら全く癖がなく、極めて食べやすい。これまた、333ビールがよく合う。
ホテルに帰館後は、「タンロン水上人形劇場」並びにあったコンビニ・「サークルK」で買い込んだネップモイと、昨夜の残りのビールやツマミで疲れを癒しました。
★12月 2日(水) 第3日 ハロン湾クルーズ
昨夜は9時間たっぷりと睡眠をとった3人は、先ずは食堂へ。
メニューは毎日ほぼ同じだが、各々組み合わせを変えて食した。
8時に、本日のガイド・ヴィン(VIN)さんがお出迎え。本日は我ら3人のみなので、座席を広々と占領できる。
本日も晴天で幸先が良い。
紅河の堤防沿いに北は中国、南はホーチミンに続く 国道1号線 に出て直進する。
ガイドさんは兵役経験がある大ベテランで、片道3〜4時間の行程の間に、歴史から文化まで様々な話題を提供してくれてありがたい。
我らに対するリップサービスもあるが、日本のODAのお陰で、国道や橋梁が大幅に整備されたという。
また、 ベトナムの教育制度については、5,4,3,4(or5)制 で、小学校は無料だが中学、高校となるにつれて自己負担が増してくるため、貧富の格差が大きく影響するという。国立と学費が高い私立が共存しているが、貧乏な家庭では進学が困難とのこと。
また、大学を出ても就職は必ずしも簡単ではないそうだ。
子供も 少数民族(人口の約1割) 以外は2人までと法律制限があるとのこと。
コメは北部は二期作、南部は三期作が可能で、水牛中心の動力から機械化が進み輸出国に転じたと誇っていた。
水田の中に休憩所が見えて来たら空模様が怪しくなってきてあっという間にドシャ降り。
大きな建物は土産物屋と欧米人中心の買物客で一杯だった。
我らは、堪能な日本語で迫ってくる店員さんを避けて、屋外へ逃れ、屋根付きの車待機所のベンチでのんびり休憩。
小雨になったところで出発。やがて右手の トンキン湾(東京湾)…ベトナムでは バクボ湾(北部湾) と言うようになってきたとか…北西部に位置する ハロン湾(下龍湾) に浮かぶ石灰岩の島々が見えてくるころには、すっかり晴れ上がっていた。
12時にバイチャイ港に到着し、早速船・BAI THO号に乗り込んだ。大きなテーブル席が6か所あって、お客は日本人3組だけでゆっくりだ。
早速、エビやイカ、カイ、野菜がたっぷりな海鮮料理が運ばれてくる。お気に入りの333ビールを注文する。味は控えめのため、卓上の調味料等で調整する仕組み。
小型の漁船が接舷してきて、大浅利・蝦蛄・牡蠣を持ち込んできた。
我らはメニューには見当たらない20cmもある蝦蛄を注文し、茹でたてに噛り付き、ビールを追加した。
ライスもほぼ平らげて、いざ観光開始。
大小1,969の石灰岩の(奇)岩&島々がエメラルドグリーンの穏やかな海に浮かぶ様は、「海の桂林」とも言われて、1994年に世界遺産に登録済み。
特徴ある岩には、それぞれ「闘鶏島」「ゴリラ岩」などと名前がつけられていて、ガイドさんが細かく説明してくれる。
最上階のデッキには、籐?竹?製の長椅子がいくつも設置されていたので横たわって、青空と海、石灰岩のコンビネーションを堪能した。
沖合の20万ドン札にも描かれている香炉島を半周して港に近いタウゴー島に上陸する。
お目当ては鍾乳洞・ティエンクン洞だ。高度差がかなりあるが、階段がきちんと整備されているため歩きに不安はない。洞内は色とりどりにライトアップされていて、
人工の川や泉が設けられている。ここでも、各所の岩に動物等の名前が付けられていて、ガイドさんがペンライトを使って説明してくれた。
遊覧が終わって港に到着。直ちに車に乗り込む。
中間地点には、先ほどとは別の大きな休憩所があり、たどり着くとまた雨がぱらついてきた。先ほどと同様に売り子さんが寄ってきたが、市場やスーパーよりかなり高いので何も買わない。ちなみに見慣れたネップモイはコンビニの6倍近い値段だった。
トイレを済ませて出発。いきなりスコール襲来、豪雨になり流石の運転手さんもスピードを落とす。
間もなく雨は上がったが、帰りの車ですることもないので村谷が持参の焼酎・ネップモイを取り出してなめなめする。
1箇所だけ道路工事で渋滞していたが、LEDのイルミネーションが街路樹に巻き付けられた並木道が通る高級住宅街の傍に、10月28日に開店したばかりの大きな 「イオンモール ロンビエン」 があり、その横を通過してくれた。
午後7時にホテルに到着、直ちに夕食に出かける。
一昨日確認していたホテルから近い名店・「フォーティン」に向かう。軽く湯通しした牛肉がたっぷりと入ったフォー・ボー・タイのみなので、入り口で5万ドン(約250円)×人数分を前払いし、相席の大きなテーブルに着座すると、間髪を入れずどんぶりが運ばれてきた。牛骨を1日かけて煮込んだスープと、たっぷりのネギとアサツキが良く合う。
トウガラシやニョクマムの味付けもいける。村谷はスープまで平らげた。今回で1番美味しい食べ物と意見が一致した。
ホテルへの帰途に、田幸が下調べしていたもう1軒の店、「ミーワンタン」があり、まだ小腹に余裕があったので、3人で2人前を注文し、分け合ったがこれもなかなか。
汗を流した後は、アルコールで体をいたわりつつ、少し遅い時間まで歓談して就寝しました。・
★12月 3日(木)ハノイ市内散策
本日は自由行動日、ぐっすりと寝て8時から朝食。
3回目でメニュー選択はお手の物だが、食堂には珍しく?中国人ビジネスマン2人が先着していて、食事の合間にも仕事の話?をしていた。
マイペースでコーヒーまでのコースを終わって部屋に戻った。
お土産などの仕入れがあるだろうと田幸&村谷はザックを背負って、滝澤とともに出発した。
お馴染みになったフォーフエ通り〜ハンバイ通りを北上し、ホアンキエム湖の南岸に到着。平日の朝とあって人影は少ない。
ゆっくりと湖畔からの眺めを楽しんだ。
湖畔南西端から一本西側の通りに移動し、まだラッシュアワーで激しいバイクの流れを信号頼りで移動し、北上する。
お目当ては、買い物の好適地と記載されているスーパーストア「INTIMEX」。
もう開店していたが、韓国・ソウル駅前のロッテマートと同様に、大きな荷物は持ち込み禁止なので隣接の建物のロッカーに預ける。
鍵は南京錠、日本ではとうに絶滅?村谷と田幸は番人のおじさまに施錠を手伝っていただく。
2階建ての中型スーパーだが、品ぞろえは意外にもやや上品?高級かもしれない。滝澤&村谷は1Fでチョコレートを、田幸&村谷は2階で何とかインスタントフォーボーを発見して、ザックに詰め込んだ。
続いて、昨日は車窓から見学した大教会に入る(内部の撮影は禁止)。サイゴン(ホーチミン市)の聖マリア教会とよく似ていたが、ステンドグラスはハノイの方が村谷の好みだった。
ハノイ36通りと称される旧市街は、今や76本の通りがあり、様々な商店が統一的に軒を連ねて売られている様は、江戸時代の街並みのようだ。
夫々の店が通りに面している幅は数mと狭いが、ガイドのQUIさんによると年間の家賃は300〜400万円と高価なため、売られている品物は高級品が多いそうだ。
村谷が酒屋を見つけるたびにベトナムでは庶民にポピュラーな「ネップ・モイ」を連呼したが、置いてある店を1軒も発見できなかった。
まだ、昼食には少し早いので、やや北部にある旧家保存館・マーマイの家の見学に向かう。
昨日はガイドさんのお陰で横断できたティンディエンホアン通りを自力で横断して、カウゴー通りに入る。貴重なネップモイ焼酎をゲットしたコンビニ・サークルKに再度行ってみたが品切れだった。
路地を右往左往して、何とかマーマイの家にたどり着く。19世紀に建設された当地では貴重な家屋で、白人観光客が結構な来訪振りだ。
京都の町屋と同じく、狭い玄関からは想像できないほど、奥行きの深い建物が控えている2階建ての住まいが広がっている。狭い中庭で、3棟が続く。
頃は良しと、昼食タイム。
1871年創業の淡水魚料理の名店として著名な老舗、店舗も古びている「チャー・カー・ラ・ヴォン」に一番乗り。
入り口で、17万ドン(約1,000円)と表示したパネルを提示された。
サラリーマンの月収が3万円程と聞く当地では屈指の高級店のようだ。
2階に上がると窓際の2テーブルはすでに予約済み。まずは333ビールを注文すると、数分でフライパンで炒められた白身魚が登場する。
昨夜のフォー・ティンと同様に単品なので、付け合わせのネギなどの野菜を大豆油の鍋に投入して混ぜ合わせる。独特の香りがする マントム のたれで味わうが、付け合わせはピーナツが定番。白米のライスが付く。
まずまずの味だが、ボリュームが少なかった。
⇒チャーカーのもう一つの名店、 「チャー カー タンロン」 と食べ比べたかった。
食後は足を延ばしてハノイ北部にあるタイ湖まで歩く。
ハンコット通りを北上し、ベトナム鉄道のガード下を通過し、ヴァンスアン公園到着。
左折し、途中で、警備中の若い軍人さんに道を聞くと、ややはにかんで教えてくれた。
鎮武観は門から覗くだけで失礼し、門前の美形の絵葉書売りのお嬢さん2人には勘弁していただき、信号を横断してタイ湖最南端のハックタオ公園で休憩。
結婚式直前?のカップルが、プロカメラマンの指示であちらこちらで記念写真撮影中。
ここからは、一昨日ガイド氏に案内された道を南にひたすら下る。
大統領府前〜ホーチミン廟前〜共産党本部前の広い、バイクや車が通らない、人も少ない快適な道を下ってきて、文廟前で左折し、ベトナム鉄道の線路を渡り、市街を北西から南東へと斜めに貫く
トニュオム通りを東南に下り、ハノイタワーに到着。
イオン・シティマートでそれぞれがお土産、夕食、酒とつまみ、果物などを買い足してホテルに帰館しました。
レイトチェックアウトなので、先ずは風呂に入ったりシャワーを浴びてNHK衛星放送を(視)聴きながら、お土産品のパッキング。
村谷は、大きなバックに満杯の?お土産と着替えを積み込み終えてやれやれ、その後は懲りずにネップモイ完飲に費やしました。
午後8時半に迎えの車が到着して、早めにノイバイ空港に移動する。何事もなくスムーズに通関。
出発までには2時間近くあったが、ホテルで食して残ったツマミ類を平らげるため、それぞれが搭乗口近くののカフェでビールなど軽い飲み物を調達して、ゆっくり過ごす。
待合室には若者男女の一団、30名ほどか?
そのうちの1名が「あなたは日本人ですか?」。群馬にある企業に 技能実習生 として来日するとのこと。
機上の人となって、田幸は隣りに座った男子実習生から話しかけられ、漢字が読めないことなど日本語は難しい。神奈川の企業に行くのだが、どういうところか?地震は?気候は寒いか?などの質問を受けた。
ご当地には無関係の、地震や寒さには不安があるようでした。
業種、企業名、所在地を聞いてみると、良く分かっていないようだった。
★12月 4日(金)ハノイ・ノイバイ国際空港〜成田空港
0時42分無事離陸、出発後1時間と少し、日本時間午前3時過ぎ、早々に朝食が配られたので、ビールとともに平らげて就寝。
予定の午前7時よりは早く成田空港に到着。
7時15分出場、解団。
村谷はコーヒーを飲んで時間調整し、ラッシュアワーを避けて帰宅しました。
今回もまた、天候に恵まれた海外旅行ができました。
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