花曇りのJR青梅線・
日向和田駅改札前に集合したのは、滝澤・左近・田幸・村谷・山内の5名。
ちょうど満開の桜の木の下から出発する。
神代橋から見下ろした多摩川の流れは、水底の小石まで見えるほど澄み切っていた。
吉野街道手前の広々したJAの直売所で、昼食のつまみなどを買い足す。
信号を横断し、梅の公園への近道を進む。平日とあって人出が少なく、ゆったり。昨日の雨と風のお蔭で、空気が爽やかでいつのまにか空も真っ青に変わっている。
暇そうな駐車案内係の男性からは「まだ山の上は見頃ですよ」との御託宣をいただき、先ずは右手の天沢院の階段を上ると、紅白の梅花が見頃だ。もう一登りして菅原神社。
境内にこそ梅の木はないが、周囲の配置で十分に色と香りを堪能できる。
まだ、十分に芳香を放っているロウバイの木々を潜り抜けて、青梅市梅の公園正面口で200円を支払って、色鮮やかな絵葉書を1枚頂戴して入場した。
先ず目についたのは、鮮やかな黄色のサンシュ。青空にひときわ映える。続いてのお出迎えは韓国原産の紅白のゲンカイツツジ。遊歩道に沿って両側に、われらを案内するように咲き誇っている。
肝心の梅の花は、入口の「見ごろ」という表示はやや無理があって、すでに散りかかっていた。
ここ数年、梅の天敵であるプラムボックスウイルス対策で、随分、古木が伐採されていたのは寂しかったが、それでも広大な敷地に紅白の梅花を咲かせる風情はなかなか他所では見られない。
東口から出て、坂を下り旧鎌倉街道を横断して吉野街道へ出る。
町屋橋で町屋川を渉り、右手高台の稲荷神社は今回も遠くから参拝して、和田橋で多摩川を渉った。河原には赤一色の服装に身を固めた孤独な釣り師が、ヤマメ?を狙って竿を垂れていた。
青梅街道の旧道を伝って、12時ちょうどに宮の平駅に隣接した公園に到着して昼食大休憩とする。
先ずは、缶ビール・チューハイ・カップ酒等で乾杯。
青空と春の日差しが心地よい。左近家の烏賊煮、山内定番の白菜&豚バラ鍋、村谷の餃子焼き+シイタケ焼きなどのつまみが、左近のベトナム土産の古代米焼酎Nep Moi、29.5度(氷+冷水添え)にぴったりで、ついに1本空けてしまった。
大休憩を終えて、青梅市街中心地に向かう。
徳川家康の直命を受けて佐渡金山や石見銀山の開発、東海道53次の一里塚建設に功労があった 無類の女好きともいわれた
大久保石見守長安の陣屋跡や、平将門が植えたという「
青梅」の古木が残る
金剛寺、江戸時代に青梅宿の町年寄を務めた
稲葉家の土蔵と咲き誇っていた
ジュウガツザクラなどを見学して、
青梅駅裏の線路沿いに聳え立つ
梅岩寺へ。名物の
2本のしだれ桜がちょうど満開だった。
電車で
拝島駅に移動し、
前 回 の 拝 島 さ ん ぽ 時 に 山岡が見つけた12時半開店の
焼きとり 花みずき に入ると、前回と同じ常連がそっくりそのままのメンバーで飲酒中。
仁義を切ってカウンターを少し譲っていただき、絶品の焼き鳥を、これまた他所では珍しい(実は350円で購入できました)南蛮味噌で堪能して、チューハイ、生ビール、石川酒造の地酒・多摩自慢などで食して、散会しました。(村谷 記)
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コース
JR青梅線・日向和田駅〜神代橋〜梅の公園〜吉野街道〜和田橋〜青梅街道旧道〜宮ノ平駅前広場〜森下陣屋跡〜金剛寺〜旧稲葉家住宅〜七兵衛通り〜梅岩寺〜JR青梅線・青梅駅
<歩行距離 5km;歩行時間 1時間30分+α>
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