いよいよ春本番、山行きや観梅のハイカーで満員のJR青梅線の電車で日向和田駅に集合したのは、植木・松戸・滝澤・百石・田幸・清水・村谷の7名。
先週9日(日)の高水三山行きに車窓から眺めた駅前の梅の木はまだ蕾だったが、僅か1週間で馥郁たる香りを漂わせていている。
草花に造詣深い植木が、駅舎脇に咲き初めたオドリコソウを発見し、ご教授いただいた。
神代橋で多摩川を渡る。この辺りは紅葉が美しい吉野峡だが、川原で釣り人が糸を垂れていた。まだ、水が冷たいらしく、竿の動きは静かだ。
紅梅園を初めとした両脇の店は、9時を回ったばかりとあって開店準備に忙しそうだ。刺身コンニャクや葉つき山葵が美味しそう。
吉野街道を横断し、市営中道梅園の南側に沿って梅の公園に向う。
7分咲きだという東口から入り正面口から下山することにした。入場料200円を払い、入り口前で記念撮影。
込み合ってはいたが、お互いに良いポジションを譲り合ったのも、朝から観梅に訪れた風雅な人々ばかりだろう。
坂の下から眺めただけでも、赤・ピンク・白の花々が浮き上がって見えて、期待を裏切らない眺めだ。日当たりの良い東側斜面を進むにつれて、芳香が強まる。
正面口との分岐点が絶好のスポットで、ここもカメラが行列状態だった。
最高地点の東屋の真下からゆっくりと進み休憩所に到着。結構汗をかいたので飲み物&甘いものを摂り一息入れる。
昨年よりもベンチや表示が整備され、グリーンに近い梅も散在し、観梅に注力する青梅市の意気込みが窺w)われた。
サンシュの木々数本を鑑賞し、正面口から外へ。
どんどん登ってくる人や車とすれ違って、街路樹が梅花並木の吉野街道に出る。
沿道の臨時駐車場は最大の稼ぎ時で、800円でも満車状態だった。
町谷橋手前から水辺に向う。周辺の家々には、梅の木が当たり前のように植えられているのが青梅らしい。
和田橋で多摩川を渡る。先ほどの釣り師が、やはり川原で竿を振るっていた。
青梅街道を横断し、並行する旧道を南に進む。しだれ桜の木が目立つ明白院を過ぎると、宮ノ平駅に到着。
すっかり暑くなったので上着をしまいこむ。
踏み切りを越えて青梅丘陵へ向う。
雷電山との分岐までは結構な登りでまた汗を掻く。
広々した遊歩道に出てほっとする。
若い男女が盛んに走っている。来る4月6日(日)に、永山公園〜高水山往復の第10回青梅高水山トレイルランに参加するそうだが、急な傾斜を軽々とクリアーしてゆく若さは素晴しい。
矢倉台休憩所に到着。屋根付きの立派なベンチには、夫婦?二人連れの先客がいたが、我々が大勢なので譲ってくれて感謝、感謝。
大きなシートを重ねて敷いて設営をし、持参のコンロを一斉に点火する。
先ずは、ビールとウーロン茶で乾杯。松戸持参のオデンなどをツマミに、大いに盛り上がる。
日差しも強くなってきたので、再び歩き出す。都立農林高校の実習林の建設途上だった、ベンチを教室風に並べた施設が整ってきていた。
第二休憩所の先から市街地に下山する。深く積もった落ち葉に隠された石に注意しながら、梅岩寺に到着。車窓からも見える大きな枝垂れ桜で有名だ。
踏み切りを渡り、青梅駅方面に左折し、左手にある天徳にゴールイン。(管理人注記:このあと、天婦羅の「天徳」は店仕舞いしました)
折よく席が空いていた。先ずはビール、そして清酒沢の井で、名物の天ぷら盛り合わせを肴に、本日の総括をしました。(村谷 記)
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コース
JR青梅線・日向和田駅〜(15分)〜吉野梅郷・梅の公園〜(園内散歩?分+30分)〜宮ノ平駅〜(30分)〜矢倉台〜(20分)〜第二休憩所分岐〜(15分)〜梅岩寺〜(5分)〜JR青梅線・青梅駅
<合計歩行時間 約2時間+梅見散歩時間>
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※青梅市観光協会のページ
★2008年3月16日(日)「吉野梅郷〜青梅丘陵」