★2012年2月14日(火)「二宮、吾妻山」
<満開の吾妻山・菜の花鑑賞散歩(二宮駅から往復)>
昨夜来の雨が上がったJR東海道線・二宮駅改札前に集合したのは、滝澤・山岡・清水・村谷・山内と地元通の小岡の6名。
お互いたっぷりの食料を持参していることがわかったので、駅前のコンビニでは酒類のプラスだけにしていざ出発。
5年前から地震に備えて太い木材の筋交を廊下に具備している二宮小学校とスマートな庁舎の二宮町役場の間の急坂を登ると程なく、本日の目的地吾妻山(標高136m)への四つの登山口の一つ・役場登り口だ。
頂上までは距離700mと短いが、300段の階段が心地よい刺激だ。結構な傾斜のため中央には手すりが整備され、老人でも登れるようになっている。
やや幅が狭いのが難だったが、今年は吾妻山公園整備の一環で、五割増しに拡幅されていて快適だった。「あと100段」の踊り場で後ろを振り返ると、 大磯プリンスホテルを真ん中に左手に湘南平から丹沢山系、右手は相模湾から房総半島の影までが見渡せる。
まだ咲き残る水仙の花畑を左右に掻き分けながら、浅間神社への階段へと右折する。道筋の右手斜面では、ベテラン作業員のお二人が、間伐した木々を 電動器具で裁断中。足元に優しいクッション代わりのチップを作成中だった。
先ずは、美貌の誉れ高い木の花咲や姫を祀る神社へ参拝し、当面の天候維持のみお願いする。周辺の眺望も大幅に改善されていた。
また、水仙の花畑を左右に見ながら坂道を下ると、管理棟脇には真新しい木造のトイレが新設されていた。
そのまま小高い岡まで遊歩道があるのだが、2月末まではバリアフリーの工事中。一旦、小動物園方面への舗装道路を下り、野鳥の森手前から折り返す。
頂上直下の菜の花畑はまだまだ満開だった。
今年の菜の花ウオッチングは1月14日(土)から2月12日(日)までだが、当面は見ごろなので晴天の日のお散歩はお勧めです。
山頂の見晴台からは、丹沢から箱根にかけた山並みが一望できたが富士山のみ本日はお休みだった。
初島を含めた相模湾とうっすらした房総半島も変わらず お出迎え。生憎の曇天の平日とあって他には2,3組のカップルのみ。
頂上では唯一屋根がある広々した休憩所を独占して昼食大休憩とする。先ずは缶ビールで乾杯。北風もやみ黄色い菜の花畑の絨毯が美しい。
小岡が今朝、 地元の名店 「京の味 圓山」 でわざわざ仕入れてくれた二宮の海と山の幸を楽しめる 瀬の海 さばの棒寿司が、相模湾の旬のサバと二宮のみかん・玉ねぎ・原木シイタケとのコラボレーションで絶品だった。サバと寿司米の比率がほぼ1対1の贅沢なツマミだ。
加えて千葉産のつぶ貝、チャーシュー、たっぷり野菜サラダ、ほしいも焼き、ポテトサラダ、南京豆、干しレーズンなどなど有り余るつまみを、滝澤手練の熱燗で平らげる。
締めは、これまた小岡が30年間熟成させた貴重な梅酒、あまりの濃厚さに流石ののん兵衛たちも少しずつ口に含んで味わうだけ。
すっかり満足して下山の途につく。少し空模様が怪しくなってきたので、当初予定の梅沢登り口から国道1号線を横断し海岸に出る案を撤回し、最初の役場登り口に引き返すことにして出発、ほどなく小雨が降ってきた。
二宮駅 北口前の和食「小松や」 に午後1時前に入店。小岡が折衝し、奥の座敷を確保、靴を脱いで上がり込む。豪華昼食からあまり時間が経っていないため、地魚の大皿を頼み、ビールで乾杯した後、お勧めの銘柄3品から地元の「大山・純米酒」一升瓶を求めた。
真っ先に売れた鯵など8種類の新鮮な刺身を、エピソードをあれこれ思い出しながらまたまた2回目の昼食タイム。
話は尽きないが、揃って東海道線上り電車に乗車して、散会しました。菜の花と魚・サカナ・お酒一杯の散歩でした。(村谷 記)
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コース
JR東海道線・二宮駅〜登り口〜ヒノキ林〜浅間神社〜アスレチック広場〜つり橋〜芝生広場〜展望台(〜野鳥の森〜小動物園〜東屋〜中里口〜軽便鉄道二宮駅跡)〜二宮駅
<合計歩行時間 約1時間半+α>
※悠歩悠々さんの「吾妻山公園」を参照して歩きました。
…リンク切れになったようです。
※2011年2月6日にもこの辺を歩きました。
※2010年1月31日にもこの辺を歩きました。
※2009年2月17日にもこの辺を歩きました。富士山が綺麗に見えました。
※二宮町観光協会のホームページへ