<6月3日(土)品川の高台にある名所めぐり(五反田駅〜品川駅>
雨がちょうど上がったJR五反田駅改札前に、田幸&村谷の二人が集合した。
東口から国道1号線・桜田通りに出て右折する。お互いに持参した長めの傘が杖替わり。
最初の信号で右折し小路を進んでゆく。右手には一杯飲み屋や連れ込み?ホテルがまだ残っている。
左手の急な坂道を上り詰めた場所が通称・島津山で、明治になって島津侯爵家の屋敷になったのが語源。その後大正6年に現在の清泉女子大学本館に生まれ変わった。ステンドグラスやマントルピースが当時のままに保存されているそうだが、われらは覗けない。
坂道を下り返して通りを横断、目黒川方面に下っていく。両側には高層ビルが立ち並んでいる。ソニーの本社や関連ビルがあったあたり。
昔むかしにカラオケでお世話になった第一興商ビルの先からは、地名が東五反田から北品川に替わる。北品川五丁目第1地区再開発が行われている場所で、現在も数棟が建設中。その一角にあったベンチで最初の休憩。
昨夜来洪水警報が出ていた河川の一つ・目黒川を、鈴懸歩道橋で横断する。流れは落ち着いているものの、普段より水量が多く茶色に濁っていた。
少し北上して御成橋で左折する。江戸初期に三代将軍家光が鷹狩に来た際には、居木橋村の名主がここで出迎えるのが通例であったため、御鷹野橋とも呼ばれた。落語『目黒のサンマ』の舞台でもある。
大崎ニューシティ + ニューオータニイン東京+αの巨大ビル群が出現する。平日ならばレストラン街には昼食を求める人たちで混雑するのだが、今日は土曜日、静謐な環境が蘇っている。
大崎駅前から山手通りに沿って、ここも巨大ビル群・ゲートシティ大崎を巻きながら目黒川方面に戻り、川の近くの居木橋公園にあった木製テーブル付きベンチを確保した。早速乾杯、うまい。
田幸提供のアナゴ燻製干とカニ風味サラダの二品だったが、ボリュームがあり十分。
今頃の季節、村谷が田幸の誘いで初めてアナゴの夜釣りに出かけたことが話題になる。
田幸の沖釣りの兄弟子 故 関口健三兄の釣行にご一緒し、妙典の船宿から出船、両兄のご指導よろしきを得て10本もの釣果があり、船頭さんが捌いてくださったアナゴを持ち帰り、フライパンで塩焼きし(白焼き穴子)食べた味を思い出した。
先日物故された東山(敦)兄は、長く深いお付き合いがあった方。村谷との囲碁・将棋、田幸との台湾旅行などの思い出話をひとしきり。
また、4月に物故された永藤 (顯)兄から吉田兄・近澤兄・加瀬兄や田幸がホームページの作り方を教わったことなどの思い出話をひとしきり。
山手通りに戻り居木橋で目黒川の左岸に渡り返した。橋の名前は当初は木橋でひとが通ると振動し、震(ゆるぎ)橋と呼ばれたのが訛ったという。北品川の地名は遠く室町時代に遡るころが説明版に書かれていた。
すぐに山手通りとは別れて、御殿山通りの坂を上っていく。広大な敷地のお屋敷が二つ続いた後は、普通?に高級な住宅街。
すれ違う犬は高級そうに見えたものの、本日は山内が参加しておらず不明。
昨日から明日の3日間、4年ぶりの品川神社の例大祭が催行されているので、御殿山町会のお神輿が飾ってあり、祭ばやしがラジカセ?から流されているテントがあった。
八ツ山通りに突当り、道なりに下っていく。
第一京浜に合流して品川駅前に到着した。
ここで協議し、昼食後あまり時間が経過しておらず、昼時でどこのお店も混みあっているようなので、ここで散会とした。(村谷 記)
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コース
JR山手線など・五反田駅東口〜清泉女子大学前(島津山)〜御成橋(目黒川)〜大崎ニューシティ〜居木橋公園〜居木橋(目黒川)〜御殿山〜JR東海道線など・品川駅
<歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間10分±α>
*「大崎・目黒・五反田なるほどMAP」を参照し、品川駅まで足を延ばしました。
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★2023年6月3日(土)「品川の高台と目黒川周辺散歩(五反田駅〜品川駅)」