<5月7日(日&祝)横浜・山手地区のバラ鑑賞散歩(関内駅から周遊)>
雨予報の一日ながら、まだ小雨で傘をさしている人が半分のJR根岸線・横浜線・京浜東北線、 関内駅南口改札前に集合したのは、田幸・清水・村谷・山内の4人。
あいにくの天候でがらんとした構内では、相変わらず横浜ベイスターズを応援するパネルがにぎやかに何かを訴求している。
改札前で協議し、本日は風が強いので海辺にある山下公園方面は回避して、山手の公園を巡り中華街に降りたつことに変更して出発。
関内駅真ん前には30数階建ての高層マンション&商店街が建設予定との表示があった。
線路沿いの道を東進する。
オリンピック用に増設された横浜スタジアムに沿って進むと、一段と集客数が増えた実感があり、貴賓席用?の入り口もある。
田幸が街路樹として植えられ、強い風で落ちたユリノキの花を見つけた。
みなと総合高校のグラウンド横には、全国大会出場の幟が掲げられている。
続いて中華街の西門・延平門前を通過、YSC散歩では初めて歩くコースだ。
横浜中央病院の先の西之橋で 中村川を渡る。
元町交差点で道が二筋に分かれ、左側を選択すると長い第二山手隧道に入った。村谷にとっては四国遍路で度々経験した思い出が蘇ってくる。
トンネルを抜けるとさらに雨が弱まり傘いらずで有難い。
麦田交差点のすぐ先に山手公園入口の表示があり左折、しばらくぶりに階段上りを行って、昼食予定場所の山手公園に入った。
日本庭球(テニス)発祥之地の碑が建っていて、幕末に外人居留地が設けられた名残が判る。眼下のコートではまさに熱戦中。日本ではじめて植えられたというヒマラヤスギの大樹の近くに山手テニス発祥記念館(入場無料)があったが、あいにく4人とも不調法のため通過。
日本で最初にできた洋式庭園に入り、山内が下調べしてくれていた立派な六角屋根付きの休憩所に腰を下した。近くに植えられたバラは桃色の花の盛り。
お洒落なフレームで囲まれた真っ白な高い天井が付いていて、流石に横浜・山手にふさわしいと感心する。
いつもよりはやや抑えめのつまみを並べて乾杯、ここまでほぼ傘いらずでこれたことに感謝する。
いよいよ行楽シーズンに入るので、今後の予定や海外ツアー再開計画などで盛り上がる。途中で昼寝の場所を我らに奪われたらしい太めの黒猫や、ムクドリたちの訪問があったものの、横浜らしく紳士的?淑女的?だったので気にならない。雨が少し強くなったが、頑丈な天井と桜の木々のおかげで問題なく感謝!
隣接のテニスコートで練習をしている人々は、雨が降り出すと退避し、霧雨になると再開を繰り返している。
宴を終えて、傘を取り出してバラ鑑賞に移る。
一旦坂道を下り右折、優雅なフェリス女学院の建物群を抜けて、山手本通りを進む。
お洒落なお店が次々と出現、元町公園の入り口にある『えの木てい』では、昼食を待つ行列ができていた。
ここから先はバラの行列が続く。右も左も色とりどりのバラがまさに満開で、立体的に視野に飛び込んでくる。雨模様が幸いして人出が少なく、ゆっくりと鑑賞できる。
港の見える丘公園も同様で、休日なのにこんなにも落ち着いて花々を鑑賞、撮影できるのは開花時期の早さとともに予想外だった。
横浜ベイブリッジや動くガンダムや大さん橋に停泊しているクルーズ船が靄の中に…
折しも3月25日から6月11日までの間は、2027年国際園芸博覧会に向けた『ガーデンネックレス横浜』、 5月3日から6月11日まで『横浜ローズウィーク』開催中。
フランス山を経て、元町商店街の北端から河岸通りを横断し、谷戸橋で 堀川を渡り、朝陽門から横浜中華街に入る。
四人の経験を十分に生かして、食べ放題店を避け、甘い声で呼び込むお嬢さんのお誘いを交わしながら香港路の龍城飯店に入店したのが大正解。
…隣の店は、食べ放題で高評価の「龍興飯店」
980円で1セット(飲み物1杯+メイン料理1品+小籠包2個)をベースに、5年物紹興酒を追加し、四種類の味を堪能した。
関帝廟で関帝さまを遥拝し、関内駅から帰途に着きました。(村谷 記)
このページのトップへ戻る
コース
JR根岸線・関内駅南口〜横浜スタジアム前〜横浜公園〜西之橋(中村川)〜山手公園〜フェリス女学院大学前〜元町公園〜外人墓地前〜港の見える丘公園、薔薇鑑賞〜フランス山〜元町商店街〜谷戸橋(堀川=中村川の最下流部)〜朝陽門(中華街に入る)〜関帝廟〜関内駅
<歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間10分±α>
*神奈川新聞社「YOKOHAMA BayCityMap」を参照し、その一部を歩きました。
前のページへ 次のページへ
.
.
.
.
.
.