<4月18日(火)錦糸町・両国散歩(錦糸町駅〜両国駅)>
快晴のJR総武線・錦糸町駅南口に集合したのは菅野・百石・小林・田幸・村谷・山内の6人。
じりじりと照り付けるお日様に向かって歩を進める。
京葉道路を横断し、開店したての魚寅 錦糸町店横を通過する。おいしそうなつまみがちらほら見えるものの、まだ各自のザックには空きがない。
正面にある江東寺(江東不動尊)に参拝して本日の道中無事をお願いした。
首都高速7号線を潜り抜け、右折して堅川親水公園に入る。順番に整備しているようで、ところどころが金網で覆われている。
9ホールのパターゴルフ場があるが、グリーン上を闊歩しているのはカラスたちだけ。
錦糸町料金所手前で地上に上がり、大横川親水公園に沿って右折北上する。
1920年9月のYSC散歩で訪問したブレーキ博物館前に着くと、建物全体がすっぽりと工事用テントで覆われていて、リニューアル中だったので、大横川親水公園に降り立った。
先日村谷が訪れた際には満開だった桜並木に替わって、ハナミズキがよい具合に咲き誇っている。モッコウバラの藤棚?が遊歩道の両側に続いている。休日には家族連れで混みあう園内は、近くの幼稚園児たちが独り占めしている。
京葉道路、JR総武線を潜り抜けて、長崎橋跡で北斎通りに上がった。
交差点すぐ前の津軽稲荷神社は、鬱蒼と茂っていた巨木2本が切り倒されて、日差しが注ぐ境内に生まれ変わっていた。
両側に隣接するマンションからの要請だろうと理解をしたものの。津軽藩下屋敷があった光景が失われたのも残念。
そばのコンビニでつまみ調整の買い物を済ませてから、北斎通りを西進する。道の両側は全面的にマンションなどの3階建て以上の建物に変貌していた。
野見宿禰神社に参拝した。小ぶりながらも日本相撲協会が所有する相撲の歴史には欠かせない神社で、歴代横綱の名を刻んだ石碑が2基すっくと立っている。昭和時代に活躍した懐かしい名前を発見し、テレビで取り組みを見たり聞いたりした思い出をしばし語り合う。
広々していた緑町公園の半分以上を使って建築されたすみだ北斎美術館前の砂地で店開き。葛飾北斎が生まれた場所がこの一角にあったという。津軽藩の上屋敷もあった場所。
何とか確保した桜の木の日陰の下で、冷たいアルコール・お茶で乾杯。本日も6人12様のヘルシーなおつまみが広いシートにずらりと並ぶ。
統一地方選がま近とあって、政治に話題から入る。投票所に足を運ぶことが大事だと、OECD加盟国で最低水準の投票率を嘆く。
江戸情緒が感じられる両国界隈なので、外人観光客が結構行き交っている。花が終わった桜の木の緑陰で酒を酌み交わす我らをじっと見つめる青い目の方々は江戸から続くニッポンの花見文化の後遺?を感じていることと思われる。
行楽シーズン到来ということで、インバウンドを含めた旅行の話題も飛び交う。
値上がり著しい中では卵不足も大きな話題。全国各地での勤務経験が豊富な面々からは、卵を使った名物の話題も飛び出した。
最近、俳句にはまっている村谷が菅野大師匠から最新作の添削を受け、また一つ目からうろこが落ちた。
山内手練の吟醸酒ブレンドが尽きたところで出発する。
植え込みに白い花のツツジの植栽が続く北斎通りの西端に両国北斎ふるさと市場があり農産物があれこれ並べられていたので入店。コゴミ・タラの芽・フキノトウなどの山野草やアンズ・クルミなどの乾物をそれぞれ買い求め、清澄通りに突当り左折南下する。
京葉道路との交差点・緑1丁目の横断歩道を渡った真ん前に、キングサイズ専門店・ライオン堂があり、力士の姿が店の看板に描かれていて思わずにんまり。
勝海舟生誕の地跡 の 両国公園には近年設置されたパネルがあり、今年生誕200年を迎えたその生涯が詳しく述べられている。⇒港区作成のかつとくん。
公園の西、両国小学校北西角にある芥川龍之介文学碑 ( 生育の地 も近隣にある)を確認し、通りを一本南下・右折して吉良邸跡・本所松坂町公園に入った。広くない園内に一輪の花が咲いたアジサイが一本植えられていて、菅野からその別名が「四葩(よひら)」だと教えていただき、流石の博識ぶりに一同感心する。
回向院は度々訪れているので省略、国技館通りを北上し、両国駅西口で所用がある菅野とは再会を約して別れ、懇親会のみ参加の三浦と合流し、すぐ先の相撲博物館に向かったが、行事が入っていて入場できず引き返す。
…相撲博物館で、野見宿禰神社の御守り・御札を授与しています。
駅南側の飲食店街から、昼呑みOKの「目利きの銀次」に入店、あれやこれやの軽いアテを頼み、生ビール・レモンサワー・ホッピーセットで乾杯した後は ホッピー+焼酎 に統一し反省会を終えました。(村谷 記)。
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コース
JR総武線・錦糸町駅南口〜四ツ目通りを南下〜京葉道路を横断〜江東寺〜堅川親水公園へ右折〜大横川親水公園へ右折し地上に上がる〜津軽稲荷神社〜北斎通りへ〜野見宿禰神社〜葛飾北斎生誕の地〜京葉道路を横断〜勝海舟生誕の地〜芥川龍之介文学碑〜吉良邸跡〜国技館通りを北上〜JR総武線・両国駅西口
<歩行距離:4.5km±α、歩行時間:1時間20分±α>
*墨田区観光協会「両国エリアマップ」を参照し、錦糸町駅から歩きました。
<歩行距離:4.5km±α、歩行時間:1時間20分±α>
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★2023年4月18日(火)「下町の旧跡巡り(錦糸町駅〜両国駅)」