＜７月２６日（火）府中散歩＋久々のサントリービール武蔵野工場見学（分倍河原駅から周遊）＞

　小雨そぼ降る京王線・分倍河原駅改札前に百石・田幸・村谷・山内の４人が集合した。

　予報とは違って午後まで雨が降り続くようなので駅前で協議の上、当初予定の西府方面は雨を避ける場所がないので、屋根付き施設がある郷土の森方面になるべく最短距離で転進することにして出発。

　新田義貞公像にご挨拶し、ようやく盛りを迎えた百日紅の紅白の花をめでながら下河原緑道に出て南下する。

　本町第２公園先が工事中のため少しだけJR南武線方面に迂回した。

　久々に三千人塚前に着く。鎌倉末期の新田義貞と幕府軍の合戦で命を落とした人たちの慰霊碑だ。鎌倉時代の人口は７００万人台というから当時としては大変な数だったことが想像される。

　中央自動車道を潜り抜けて芝間通りを南下し、新田川緑道に入った。時折自転車に乗った主婦？とすれ違うだけで、歩いているのはわれらのみ。

　郷土の森公園に入り、つり池横、トイレ併設のコンクリート製大型天井がある休憩場所を確保した。

　先ずはキンキンに冷やしたアルコール飲料缶を開けて乾杯、蒸し暑さが一気に吹き飛んだ。ツブガイ・しめさば・タコとワカメの酢漬けなどをつまみに、日本酒の吟醸酒を核に山内が絶妙にブレンドした冷酒が加わりさらに盛り上がる。

　外は結構な降りが続いていたが一向に気にならない。隣接する総合プールから、天候には関係がない歓声が聞こえてくる。われらも負けずに、再開された社友会新宿囲碁サロンでの各同好会などの活動状況や、今秋に向けたレジャー計画の打ち合わせをなど行う。

　その後セミが鳴き出し、さわやかな南風とともに雨があがってさらに宴は活況を呈する。ようやく飲み尽くし、食べつくしたので店じまいとして、修景池に向かう。大賀博士宅があった府中市ゆかりの大賀蓮の開花状況と、池畔の清涼亭でその風景を描いている画家たちのキャンパスを拝見した。

　交通遊園前を通り左折、ふるさと通りを北上する。左手にある大東京綜合卸売センターに久々に立ち寄った。以前は雑然と各種の店舗が並んでいたという記憶があったが、今は整然と商品のジャンルごとに店舗が整理されている。業務用でも盛んに利用されているらしく、商品の値段は大型スーパーでもなかなか太刀打ちできそうにない格安なレベルだった。

　隣接する「サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野」は、５月中旬から久々に見学が再開中。
事前予約制であることは承知の上で、田幸が入り口にいた受付嬢に打診すると、見学窓口に電話してくださり「１３時４５分のツアーにキャンセルがありましたので、よろしければどうぞ」とのご託宣。時刻は１３時３０分、ラッキーと参加を決定。

　集合場所に行くと、コロナ対策？で、子供たちを含みわずか１６人の参加だった。

　スリムで美人のガイドさんの「モルツ愛」溢れる熱烈なご説明をたっぷりと拝聴した（約一名はビデオが流れているのを幸いに冷房が心地よくて昼寝休憩）。
以前とは異なる見学ラインの中でも、若ビールを発酵させている巨大なタンクの前まで行けるのは、数々のビール工場見学を経験した村谷も初体験だった。未成年の就学前男女４人に集中して説明するガイドさんの姿は、将来の購入客を育成するという会社方針に忠実だ。

　待ちに待った試飲タイム。同一グループでも２メートルの間隔をあけて大きなテーブルに着席する。

　先ずは、おなじみ「ザ・プレミアム・モルツ」の中グラスを一口、うまい。三種類あるモルツのフレーバーの説明を聴く。
続いてワイングラスに入った入れたての「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」をお嬢さんたちが席まで運んでくださる。
さらに、「ザ・プレミアム・モルツマスターズドリーム〈無濾過〉」の中グラスを味わわせていただき、最も気に入った種類を追加で味わうことができた（村谷は、計５杯）。

　工場見学＆試飲（計７０分間）を終え、売店兼休憩所に移動して、それぞれお土産を買い求める。その間でもガイドさんが親切に相談にのってくださり、一日でファンになる人も多いことが想像できた。

　徒歩で帰る山内と別れて、送迎バスで分倍河原駅に戻りました。

　久々のビール工場見学を堪能しました。（村谷　記）

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　コース
　　JR南武線、京王線・分倍河原駅～新田義貞公之像～下河原緑道～新田川緑道～郷土の森公園～大東京綜合卸売りセンター～サントリー天然水のビール工場＝（工場の送迎バス）＝分倍河原駅
　　　　　＜歩行距離：５ｋｍ±α、歩行時間：1時間２0分±α＞

　　　＊がいどまっぷ府中の地図を参照して歩きました。

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