<4月10日(日)日本橋七福神のうちの三福神巡り(小伝馬町駅〜人形町駅)>
東京では今年初の“夏日”となった 雲一つない日曜日の朝、東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅そばの十思公園に集合したのは、野呂・小林・百石・田幸・村谷の5人。園内には、幕末の偉人の一人・吉田松陰の終焉の地碑や、江戸の市民に時刻を知らせた「石町時の鐘」が保存されている。現在は近隣に林立するマンションに居住する子供たちの絶好の遊び場になっている。
園内の一角には、われらと同様リュックを背負ったウオーキング姿の同年配の男女から成るグループも三々五々集合中。
公園真ん前にある大安楽寺にお参りして、本日の無事をお願いしてから出発した。
小伝馬町交差点を横断して、椙森神社に向かう。久々の訪問とあって少し手間取ったがようやく見つけて参拝した。
狭い駐車場に一人の外人らしい若い女性がいたが、我々を優先してくださり、ありがたくお参りした。ここで協議し、予報を上回る気温の上昇なので日本橋七福神すべてを回るのをやめて、主な神社に絞り込むことにした。
例年の七福神巡りでは最後に回している小網神社に向かう。到着すると狭い境内に入りきれない長い行列ができていた。メンバーはほぼ全員が若い女性と男性で、“東京最強のパワースポット”とかで、参拝後には お札を求めて再び列をなしている。特に差し迫ったお願い事はないわれらは遥拝して退散する。
新大橋通りに出て蛎殻町交差点を左折する。日陰と日向の温度差を実感しつつ、水天宮前交差点で人形町通りを横断、水天宮に到着した。ここも小網神社を上回る混雑ぶりで、入り口階段下にはベビーカーが三列に並んでいる。お宮参りと記念撮影の人たちで、広い敷地内はごった返している。急ぐお願い事がないわれらは参拝記念の写真撮影のみで、早々と退散した。
裏道の日陰伝いに浜町公園の東南側に入る。ちょうど昼時とあって、ここも家族連れで混み合っていた。あちらこちら探すが、空いている草むらは傾斜地ばかり。ままよと隅田川テラスの ディキャンプ場に行くと6人用の六基あるベンチが四基も空いていてラッキー。平日は近隣のビジネスピープルに占領されている絶好の昼食ポイント。
幼児や子供には使い勝手がよくないかもしれないと、三神社参拝のご利益に感謝する。
木の広いテーブルに持ち寄ったつまみを並べてから乾杯、川風とともに心地よい汗が流れていく。
野呂がコンビニでレンチンしてくれた焼き鳥ときくらげ卵炒めが絶品。氷入りの四種の日本酒ブレンドが、さらに数々のうまみを増幅させる。
共に出かけた東南アジア諸国旅行や信州の旅の思い出とその再開の日が早からんことを願いつつ、妻や子・孫に負担をかけないように体調の維持に努めるよう誓い合った。
大1時間の休憩を終えて浜町公園の北側に下ると、こちらも家族連れで一杯。
染井吉野桜は散り終わっていたが八重桜が咲き、枝垂れ桜や白い花を付けた桜が見ごろ。
明治座は休演中。
甘酒横丁に入る。個性的なお店が並んでいて、眺めているだけで楽しい。目ざとい小林が甘酒を売っている店を発見。お茶を焙煎する香りも漂う素敵な散歩道だ。
大阪寿司の「関山」の店前の薄いピンクの八重桜が満開だったが、八重桜の「関山」ではなく、八重桜「一葉」でした。
人形町通りを右折北上し、本日は贅を尽くした昼食からあまり時間が経っていないので打ち上げは省略、人形町交差点で散会とした。
それぞれ買い物や直帰、さらに散歩の追加へと分かれました。
まだ見ごろの桜花の鑑賞ができました。(村谷 記)
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コース
東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅〜十思公園〜大安楽寺〜小伝馬町交差点を横断〜椙森神社〜小網神社〜水天宮〜浜町公園〜明治座通り〜甘酒横丁〜人形町通り〜東京メトロ日比谷線、都営浅草線・人形町駅
<歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間10分±α>
*人形町商店街協同組合「日本橋七福神巡りコース」を参照し、だいぶ省略、一部延長して歩きました。
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★2022年4月10日(日)「日本橋神社巡り(小伝馬町駅〜人形町駅)」