一昨日、昨日に続き夏日の予報が出ている朝、専修大学などの学生さんたちが屯す向ヶ丘遊園駅南口改札前に今年初参加の滝沢のほか、左近・田幸・清水・山内の5名が集まった。
今日の散歩予定コース “二ヶ領用水 ・ 上河原線をたどり武蔵溝ノ口駅へ” を決めてくれた村谷は業務多忙による臨時出勤のため欠席。
田幸からコース変更の提案、「二ヶ領用水といっても、宿河原線の緑陰散歩と違って“府中街道”歩きで途中に昼食場所となる公園が見当たらないので、生田緑地の木陰散策にしよう」と。
全員の了解を得て、緑地内は火気使用禁止だろうからと駅前のファミマで火を通さなくても良い飲食物や氷を仕入れて、出発。
山内の先導でまずは廣福寺に参拝。木陰に入ると爽やかな風が吹き抜けて涼しい。
境内の桜は散り終え、石段に色が変わりつつある花びらがこびりついている。木陰のシャガの花が見頃でした。
廣福寺は、源頼朝の重臣で北条政子の妹を妻とした平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した武将・稲毛三郎が居住した場所だったことからこの寺は「稲毛館跡」と呼ばれているとか。
住宅街の坂道を登り、途中で蛇が道を横切るのに遭遇し、生田緑地に入り新緑の木陰の道を辿ると、枡形山(枡形城跡)の広場に出た。
ベンチで休憩していると、我らと同年代の男性が近寄ってきて、「どちらから」と声をかけられ、川崎市多摩区の歴史を調べている「稲田郷土史会」の方で、私設のボランティアガイドとのこと。多摩区や生田緑地関係資料を頂き、枡形山の歴史の説明を頂き、「鎌倉殿の13人」についての私見を聴かせて頂いた。
一息ついて、展望台にエレベーターで登り、春霞がかかって筑波山や奥多摩の山々は見えなかったが、横浜・武蔵小杉・東京スカイツリー・代々木ドコモタワーなどの街並みの遠望を楽しみました。
昼食場所を飯室山展望台がある飯室山広場にしようと、細い急峻な尾根道を少し下って展望を確認し、草地にシートを広げ、美味しい左近家手作りの煮物など持ち寄りの飲食物を並べて乾杯。
シジュウカラほか、名がわからない野鳥の囀りを聞きながら、それぞれの近況や知友人の近況ほか社会情勢など、情報交換や他愛のない話で大1時間を過ごした。
枡形山山頂へ登り返し、日本民家園の建物を眺めながら、スミレ、タンポポ、シャガ、ヘビイチゴ、 カキオドシなど道端の草花を楽しみながら、緑の葉っぱが並ぶ しょうぶ園を下に見ながら、D51やスハ42が置かれた東口の広場へ降り立った。
横に「かわさき宙と緑の科学館」があるので、涼みがてら入館、生田緑地の地質、動植物についてお勉強をさせていただき、退出。
このほか、緑地内には「岡本太郎美術館」、 「伝統工芸館」、5月と10月のバラが咲く頃に入園できる「生田緑地ばら苑」、近くに「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」などがあるが立ち寄らず、府中街道への道を北上、二ヶ領用水に架かる稲生橋を渡って向ヶ丘遊園駅に戻った。
左近と別れ、4人は紅ショウガを目当てに「串カツ 田中」に行くが、開店前。
目についた「バーミヤン」に行き、生ビールやサワーで生き返り、餃子と軽いアテ数種で黒霧島の900ml瓶を求め、飲み切ろうとしたが、今日は飲兵衛が1名不足につき空けられず、ボトルを店にキープしてもらってお開きとしました。
なお、帰宅後の深夜、向ヶ丘遊園駅そばで水道管が損傷し、道路が陥没したとか(T_T)
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コース
小田急線・向ヶ丘遊園駅南口〜廣福寺〜生田緑地・枡形山展望台、飯室山広場、かわさき宙と緑の科学館〜向ヶ丘遊園駅
<歩行距離:5.5km±α、歩行時間:1時間30分±α>
*生田緑地公式サイトを参考に歩きました。
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★2022年4月12日(火)「生田緑地(向ケ丘遊園駅から周遊)」