★2009年3月31日(火) 「弘法山」
明らかに60歳以上と推定されるザック姿の男性・女性が待ち合わせしていた小田急線・秦野駅改札口に集合したのは、滝澤・田幸・清水・村谷の4名。
目の前のOXストアで昼食の支度を整えて、先ずは駅ビルにある案内所へ。青木さんが折りよく出勤していたので、久々の挨拶を交わし、改訂された「はだのハイキングマップ」と「秦野おみやげマップ」などを頂戴する。桜は3〜4分咲きだが、場所によっては見頃のところも、とのご託宣に、勇躍して出発する。
弘法の清水で持参のペットボトルに名水を充填、水が流れている水無川を渡り、茅葺の山門が荘重な雰囲気を醸し出す命徳寺に参拝し、散歩中の好天を祈願した。
富士山の見晴らしの良さで知られる浅間山までは結構な急斜面で、何組ものグループに道を譲ってもらって到着した。
まばらながらところどころに鑑賞に堪えるレベルの桜の木があり、先客が鑑賞中。残念ながら富士山は雲の中だ。
いつも花が早く見られる駐車場の桜は見ごろで、大山を背景にした絶好の撮影スポット。
再び上り返した権現山の広場にも先客が花見中で、やはり老人パワーが席巻しているようだ。
木製の階段を下りて、メインストリートに降り立つと、青木君の言の通り立派な桜並木がお出迎え。
焼き鳥や桜饅頭などの売店の前を通過し、弘法山頂上への登り口前の草むらで店開き、まだ10時50分だ。
シートを広げて、缶ビールで乾杯した途端、雲間が切れて一気に太陽が顔を出した。夫々持参のコンロに着火し、持ち寄りのツマミを食しながら、話題は、早くも週末の大横川〜門前仲町散歩に飛ぶ。先週に続いて村谷は水餃子と焼きそば作りに精を出す。
最近、思いがけない出会いが多いと感想を述べ合っていたところに、清水が企業OBペンクラブ・文芸サークルで知己のH氏ご夫妻がお孫さん同伴で通りかかり、びっくり。
先方は地元在住で、弘法山には年間100回以上も訪れているそうだが、我らは数回なのでこの確率はいかほどなのか。
女性ばかり26名の一団が隣の広場に席を設け始めたのを汐に、お開きとする。
12時のチャイムを聴きながら弘法山頂上に到着し、ご開帳中の弘法大師像にお参りする。
以前、2002年12月28日に吉田・田幸・村谷の3名が千田兄の訃報を聞いたベンチは、女性4人組が昼食の真っ最中。頂上名物の猫たちは相変わらずメタボ状態だった。
弘法の里湯が立て込まないうちに先を急ぐ。木々の合間から見えためん羊の里は枝振りの良い桜の木の絶景ポイントで、駐車場も満杯のようだ。
善波峠を越えても、すれ違うハイカーは尽きない。
午後1時、吾妻山に着いたが早いためか誰もいなかった。房総半島は判然としないが、江の島方面を眺めながら休憩。雲が出てきて少し気温が下がってきたので、先を急ぐ。
弘法の里湯 の露天風呂は混んでおらず、ゆっくりと手足を伸ばして疲れを癒す。
しかし、2階の大広間は、祖父母と小学生の孫達でテーブルが占拠されていたが、何とか4名分の座席を確保し、地酒・弘法山で軽く乾杯し、週末の再会を約して、小田急線で帰宅の途についた。
穏やかな天候と、たくさんの桜花に恵まれた春散歩でした。(村谷 記)
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コース
小田急線・秦野駅〜(20分)〜弘法山登山口〜(30分)〜権現山:標高243m〜(桜並木30分)〜弘法山:標高237m〜(桜並木40分)〜吾妻山〜(30分)〜鶴巻温泉〜(5分)〜小田急線・鶴巻温泉駅
<合計歩行時間 約2時間半>
※管理人注記
YSCの主催者、村谷が2002年3月31日に山(散)歩をはじめて、7年が経過し、8年目に入りました(*^。^*)
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