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 すっかり駅舎が一新されたJR山手線、京浜東北線・田端駅北改札口前に集合したのは、久々参加の野呂に山岡・田幸・村谷・山内の5人。
曇天微風に感謝しながら出発する。

 横断歩道を渡った先のコンビニで、昼食休憩用のツマミ調整を行う。その間にすぐ先にある田端文士村記念館まで田幸が様子を見に行くと、展示物入れ替えのため10月1日まで休館中だったので省略。

 田端切通しの急坂を南下し、右手にある田端八幡神社東覚寺に参拝する。
田端八幡神社は源頼朝が奥州藤原氏を征伐した際、功績があった当地の豪族・豊島氏のために鎌倉八幡宮を勧請して創建したという古社だ。参道が立派で奥深いので遥拝し、隣接した東覚寺の赤紙不動尊に参拝する。
 二体の金剛力士の石像には赤い紙が随所に張られていて、自分の体の悪い部分に赤い紙を張り付けると病が退散するご利益があるとされ、治ったときのお礼は草鞋を奉納することで、沢山吊るされていた。
われらは写真撮影を済ませ、左手の山門から本堂に参拝する。江戸で最古という七福神巡り「谷中七福神」のスタートのお寺で、青雲寺修性院長安寺天王寺護国院を経て 不忍池辯天堂に至る人気コース。村谷にとっては今月11日に参拝したばかりだ。

 山門から出て、赤紙仁王通りの緩やかな坂を上っていく。右手の家々の垣根には
赤と青の朝顔がまだ咲き残っていた。坂道左手の百日紅もまだ健在だ。

 JR線に突き当り、坂道を下る。
中里橋でJR線を横断する。線路が入り組んでいて手前が宇都宮線・高崎線、奥が山手線だ。特に山手線では唯一の踏切として、鉄道マニア垂涎の場所。

 静かな住宅街を抜け、広々した西中里公園に入る。豊富な遊具で遊ぶ幼児連れの若いお母さんや、砂場やベンチで会話する高齢者の方々から一番遠い木のベンチを発見、土の上に持ち寄った2枚のシートを重ね敷く。

 持参のつまみをずらりと並べる。野呂提供の定番の沢庵のツボ付けが久々で人気だ。山内提供の昆布付きのしめ鯖は、田幸が切り分けてくれるのを待ちかねて手が出てくる。
じっくりと大1時間余の休憩。曇天のはずが快晴になってしまったものの、真夏の強烈な日差しほどではなく、氷入りアルコールでクールダウンした。
 諸兄姉の近況や、緊急事態宣言解除後の旅行計画など話題は尽きないが、飲食物が払底したので腰を上げる。

 本郷通りを横断し、旧古河庭園に入園した。芝生の庭に赤トンボたちが舞っている。 
バラは端境期だが、たっぷりのっ緑陰を堪能して退出。

 さらに北上し、日光御成道西ヶ原一里塚を通過し、飛鳥山公園に入る。大河ドラマ・青天を衝けで人気の渋沢栄一翁を記念する掲示が「大河ドラマ館」 周辺などに目立つ園内を進み、咲き始めた十月桜を愛で、アスカルゴに乗車して地上に降り立った。

 おなじみの「半平」の酒類提供は今週金曜日(10月1日)からなので、JR線・東京メトロ・都電に分かれて
王子駅から帰途につきました。

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 コース
  
JR山手線・田端駅北口〜田畑文士村記念館〜童橋公園〜東覚寺・赤紙仁王〜赤紙仁王通り〜西中里公園〜本郷通りに合流〜旧古河庭園〜滝乃川公園〜西ヶ原一里塚〜飛鳥山公園〜JR京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線・王子駅
     <歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間10分±α>

   *北区ウオーキングコースガイド「Eコース:荒川遊園〜田端〜西ヶ原〜王子」を参照し、荒川遊園〜田端の区間は省略し、一部を変更して歩きました。


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★2021年9月28日(火)「北区南部散歩(田端駅〜王子駅)」