<5月26日(火)疫病退散祈願の江戸川区内親水公園緑道散歩(東大島駅〜平井駅)>
昨日、緊急事態宣言が解除された首都圏、曇天微風の都営新宿線・東大島駅大島口改札前に、田幸&村谷が集合した。
まずは旧中川沿いに南下し、小名木川入口そばにある中川船番所資料館に着くと、5月31日まで休館中との掲示があった。隣接する川の駅では、いくつもあるベンチで老齢男性たちが休憩中。
われらは散歩中の老人夫婦たちとすれ違いながら中川大橋を渡って、対岸の都立大島小松川公園に入る。
緑の木々の中にヤマボウシの白い花が点在している広大な敷地には散歩する人たちがちらほら程度だったので、マスクを外した。
園内にある旧小松川閘門は荒川放水路が開削された時に、旧中川との水位差を調節するために活躍した施設で、現在は荒川ロックゲートにその役割を引き継いで引退し、公園内に保存されている。
先日のYSC有志による散歩では船の上から通過した荒川ロックゲートを、上から確認して再び旧中川に戻る。
広々した河川敷に降り立って、遊歩道を北上する。道沿いのご近所さんボランティアが手入れをしている花壇の一角では、赤やピンクのポピーが満開中。
さわやかな川風に吹かれながら都営新宿線、新大橋通り、さくら大橋、もみじ大橋、虹の大橋を次々に潜り抜けてゆく。
対岸にはハゼ釣りを楽しむ釣り人がちらほら。たまにすれ違う散歩の人たちの足取りもゆったり。子犬?小犬づれの方も。
いったん右手の土手に上がり、逆井の渡し跡の説明板を確認し、首都高速7号小松川線を潜り抜けて、小松川神社に参り、新型コロナウイルスの第二波以降のパンデミック襲来なきよう、疫病退散を祈願した。
道路を渡った先にある小松川さくらホールは休館中だったので、隣接する小公園で休憩。
缶チューハイ&缶ビールで乾杯し、チョコレート&ベビーチーズをつまみに、解除後のYSC散歩の行く先をサカナに喉を潤した。
そのまま東進し、マンションに囲まれた短い遊歩道・小松川なかよし緑地を左折北上し、小松川4丁目交差点で京葉道路を横断した。
住宅街の路地を抜けて都立小松川高校の広大な敷地に囲まれた校舎とグラウンドの間を通過し、いくつものお寺が固まった一角に着く。
善通寺・大法寺・成就寺とそれぞれ異なる宗派の寺が続くのは珍しいが、三寺とも荒川放水路開設に伴い移設されたのだという。
続くひときわ豪壮な建物の最勝寺は、江戸五色不動の一つ目黄不動として当初から佐倉道沿いのこの場所にあったもの。
参拝を済ませ、旧佐倉道に沿って西北方向にあるJR総武線平井駅方面に折り返した。
JR総武線を潜り抜け、さらに蔵前橋通りを横断し、燈明寺に参拝する。
浅草の乳待山、熊谷の妻沼とならび関東三大聖天の一つ・平井聖天として古くから信仰を集めている古刹だ。
隣接する平井諏訪神社にも参拝してから再び、平井橋でまた旧中川と対面し、平井の渡し跡を確認した。
平井駅前に戻り、南口そばの、入り口を開けっ放しにしている日高屋に入店したのはまだ午後1時、ランチタイムだが四人席を確保して、対角線上に座わり、生ビール・餃子・レバニラ炒め・煮卵の定番メニューで締めました。(村谷 記)
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コース
都営新宿線・東大島駅西側改札口〜中川船番所資料館前〜中川大橋〜都立大島小松川公園〜旧小松川閘門〜荒川ロックゲート〜旧中川〜中川大橋〜都営新宿線をくぐる〜新大橋通りをくぐる〜さくら大橋〜もみじ大橋〜逆井の渡し跡〜逆井橋(首都高7号小松川線)〜小松川神社(東京大空襲平和の像)〜中川新橋(京葉道路)〜小松川図書館横〜小松川高校横〜最勝寺(目黄不動)〜行徳道〜JR総武線をくぐる〜蔵前橋通りを横断〜燈明寺(平井聖天)〜平井諏訪神社〜平井の渡し跡(平井橋)〜JR総武線・平井駅北口
<歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間30分±α>
*「えどがわ百景探索マップ」 の 「小松川・平井エリア」を参照し、その一部を組み合わせて歩きました。
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※令和2年5月25日、新型コロナウィルス感染症拡大にともなう緊急事態宣言は、本日 全面解除されました。
※令和2年5月21日、新型コロナウィルス感染症拡大にともなう緊急事態宣言は、14日に解除された39県に続き、本日 京都府、大阪府及び兵庫県が解除され、北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県については緊急事態措置が継続されました。
★2020年5月26日(火)「江戸川区内親水公園緑道散歩 その9(東大島駅〜平井駅)」