村谷は、夏日の陽気に誘われて、葛西地区の水辺を探訪した。
正午少し前に東京メトロ東西線・西葛西駅南口を出発。
数分で葛西臨海公園に通じる歩行者&自転車専用道の入り口に到着。
快晴微風のコンディションを満喫しようと、家族づれの自転車が次から次へと乗り入れてくる。
35年以上経過したので両側の木々が、頭上をすっぽりと覆ってくれる。徒歩やジョギングの人も多く、まるでラッシュ状態だ。
村谷にとって葛西臨海公園は朝散歩のコースなので、途中から左折し新長島川親水公園に入ると、ようやくゆっくりと歩くことができた。
久々に庇が長い帽子・首タオル・半ズボンの夏歩き姿で歩を進め、新左近川親水公園に名前が変わり、広い水面がお出迎え。人気のカヌー遊びは月末まで休業中で、その代わりに老若男女の釣り人たちが両岸にずらりと竿を出す。
魚籠の中には型が良いハゼが数匹泳いでいた。広大な芝生広場のあちらこちらで、木陰やテントの中で昼食中。
たくさんあるベンチも、ほとんどは単身老人や二人づれが占拠していた。
芝生が途切れた先からは、流れと遊歩道だけという通常の親水緑道バージョンに変わってしまうので、一気に人影がなくなった。
旧江戸川河口までは2.1kmあるので、マスクを外してのんびりと歩く。
環七通りと南葛西通りは信号で横断し、さらに東進、右手に広大な なぎさ公園が見えてきた(園内のポニーランドも休業中)。
堤防に上がり少し北上してから河川敷に降り、草むらに腰を下ろす。帽子・タオル・マスクを外し、スニーカーを脱いでから、缶チューハイを空ける。
本日のお供はベビーチーズ。初夏の川風が心地よい。
休憩を終えて再び堤防に上がり北上する。左手にはイトーヨーカドーなどが入った葛西リバーサイドモールが広がる。
東京メトロ東西線の鉄橋が近づいてきたので土手を下りて清砂大通りに入り、交差点脇の真言宗豊山派の真蔵院に参り、疫病退散を祈願した。
毎年2月には長襦袢姿に女装した男性が大般若経が入った経箱を担ぎ町内を駆け巡って無病息災を祈る「雷の大般若」行事が行われるお寺で、雷不動とも呼ばれている。
その先は田幸兄にアプリを入れてもらった「ベスト演歌」を聴きながら、住宅街の狭い路地を1kmほど歩き午後2時過ぎに葛西駅南口に着きました。(村谷 記)
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コース
東京メトロ・西葛西駅〜葛西臨海公園への自転車専用道〜新長島川親水公園〜新左近川親水公園〜なぎさ公園〜旧江戸川の堤防〜真蔵院(雷不動)〜東京メトロ・葛西駅
<歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間20分±α>
*江戸川区の親水緑道のページを参考に歩きました。
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★2020年5月24日(日)「江戸川区内親水公園緑道散歩 その8(西葛西駅〜葛西駅)」