<6月18日(火)文京の文学浪漫散歩(水道橋駅〜御茶ノ水駅)>
梅雨の合間の晴天の朝、JR総武線・水道橋駅東口に、滝澤・田幸・村谷・山内の4人が集まった。
諸学校の集積地らしく、改札からは若者たちが溢れんばかりに出てくるので、我らは身をすくめて集団が通過していくのを見送った。暑さに負けず・抵抗せず、ビューポイント以外はショートカットすることで合意してから出発した。
まずは水道橋交差点で外堀通りを横断し、ラクーア外側のエスカレーターで東京ドームシティに入った。
右手の芝生の先にある小さな祠の錦秋稲荷大明神に参拝して、本日の天候維持をお願いした。
今夜の巨人vsオリックス戦の指定席を購入する行列の準備ができていて、予約券の引き渡し時刻=14:00まで良い席を求めるためにこの炎天下で3時間も待つフアンが整列していた。
巨人軍のスター選手の名前入りのお弁当の広告(1,550円だったが原監督だけは2,000円)の看板のを見つつドーム前を横断し、丸ノ内線・後楽園駅横の階段で地上に降りった。
すぐ先の高層ビル・文京シビックセンターに入る。高層階用エレベーターで25階の展望室に行くと、同年配の男女十人近く先着していた。ぐるりと展望を楽しむ。飲酒厳禁・喫煙禁止だが、食事はOKらしく、早くもベンチに座って弁当を広げている高齢の男性が一人だけいた。筑波山がかすかながらも遠望できて、はるか以前のYSC散歩で頂上を征服して御幸ヶ原で昼食を摂ったことを思い出す。
⇒ 2004年10月24日「筑波山」さんぽページ
地上に降り立って、春日町交差点で白山通りを横断し北上する。傍らのコンビニで昼食用の買い物調整を済ませて、住宅街にある階段を上り、植え込みにアジサイ・ ビヨウヤナギ ・ アガパンサス咲く清和公園に入った。大きな桜の木々の下の砂場にシートを重ね敷いて、昼食休憩とする。高台のため風が通って心地よく、乾杯の冷たいアルコールが一段とおいしい。
持ち寄りの各種つまみを交換し合うのはいつもの通り。滝澤が絶妙にブレンドしてくれた日本酒をロックアイス入りのカップで堪能する。約1か月後に迫った毎年恒例の信越旅行の行く先についての意見交換であっという間。
残りの行程がまだまだあるので、真砂坂を登り文京ふるさと歴史館で一休み。古くから文化を醸成してきた文京区の歴史を学んだ。
本郷通りの交差点にある「かねやす」ビル前の表示板を確認する。「本郷も かねやすまでは 江戸の内」これから以南が江戸の地とされた境界線があった場所。
さらに東進し、切通坂の右手にある湯島天満宮に参拝する。受験や梅の季節でないため境内は静かで、植え込みにキキョウ咲く木陰の石垣に腰を下ろして飲み物休憩とした。
田幸が、73歳だという我ら同様リュック姿で一人で散歩をしていた男性に話しかけられて、我らの散歩実績を説明していた。
清水坂を南進し、清水坂下交差点で蔵前橋通りを渡り、すぐ先から階段を登り宮本公園経由神田明神に入る。
拝殿で今日のお礼を申し上げ、境内に建設された真新しい売店・文化交流館「EDOCCO(エドッコ)」は、都内でも有数のパワースポットに肖りたい人々で混み合っていた。
さらに南進し、湯島聖堂にも立ち寄ってから歩道部分を工事中の聖橋を渡り、JR中央線・総武線御茶ノ水駅にゴールイン。
所用がある山内と別れた3人は駅そばの日高屋御茶ノ水聖橋店に入り、生ビール・レモンサワー・ホッピーなどで梅雨の晴れ間の夏散歩を打ち上げました。(村谷 記)
田幸付記:歩き足りない?田幸は解散後、お茶の水橋を渡り、順天堂大学裏の「東京都水道歴史館」で 江戸ー東京 発展の流れを創った 水の道400年の歴史 を学び、「本郷給水所公苑」のバラの花が終わった庭園で休憩し、水道橋駅へと戻りました。
…YSCさんぽ2008年5月27日、東京都水道歴史館と本郷給水所公苑を訪れていました。
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コース
JR総武線・水道橋駅東口〜東京ドーム〜文京シビックセンター(展望ラウンジ)〜都営大江戸線、都営三田線・春日駅横〜清和公園〜文京ふるさと歴史館〜かねやすビル〜湯島天神〜清水坂〜神田明神〜湯島聖堂〜聖橋〜JR中央線、総武線、東京メトロ丸の内線・御茶ノ水駅
<歩行距離:4.5km±α、歩行時間:1時間半±α>
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*「文京観光ガイドMAP」のうち、・「おさんぽくん」の「湯島・本郷文学浪漫コース」を参照し、一部をカットして歩きました。
★2019年6月18日(火)「湯島・本郷の文学浪漫散策(水道橋駅〜御茶ノ水駅)」