<4月23日(火)新緑の調布散歩(調布駅から周遊)>
次々と乗降客が改札を通過する京王線・調布駅中央改札前に、滝澤・田幸・山岡・清水・村谷・山内の6人が集合した。
エスカレーターで地上に出た。いつもはすぐに北口からそのまま天神通りに向かうのだが、駅が全面地下化になってからは探訪していない、昭和時代の駅裏を探訪すべく寄り道する。
つつじが丘駅周辺の飲み屋で正体をなくした後でも、性懲りなく調布駅裏の酒場を探訪したはるか数十年前の記憶をたどって西へ向かう。
きらびやかな青色のLED照明に飾られた
調布銀座通りが、まだ健在だった。
入り口には、調布市の姉妹都市である長野県木島平村のアンテナショップ
「新鮮屋」がお出迎え。帰りに必ず寄りますと誓って、商店街を北上するうちに打ち上げ場所も確保してから、
旧甲州街道を東進し、おなじみの
天神通り商店街に入った。
以前と比べると幟や表示が整備されていて、地元も本格的に町興しに取り組みつつあるのは結構と、田幸がコメント。
参道右手にある
大正寺 はウイークデーのためなのか入場はできないが、門前からの新緑に彩られた光景は一幅の絵画のようだった。
布多天神社で本日の無事をお願いする。曇り空のはずが晴天になってしまった。
本殿の後ろの新緑が目に痛いほど鮮やかだった。お宮参りに来たらしい赤ちゃんのお兄さんらしい男児が、両親の制止を振り切って、石畳を一目散にかけっこしていた。
当地の地理に詳しい山内の案内で、住宅街を渉猟する。紅白の花を付けたハナミズキが全盛だが、シャガやツツジにモッコウバラなども着実に台頭する季節になっている。
いつものコンビニで買い物調整を行ってから、
野川 を横断する。
青年期?のコサギが、水辺ではなく給水管の上に留まっていた。山岡の解釈によれば、縄張りを睥睨しているのだという。
前回と同じく、6人がちょうどぴったりのベンチを確保して昼食とする。
冬を越した別荘の無事を確認してきた滝澤の信州みやげ・野沢菜漬けをはじめ、清水の関西旅行土産から定番のギンナンまで、広いテーブルいっぱいのつまみを、暑さに負けない日本酒冷酒などで平らげる。7月末の恒例の信州旅行の訪問先などのテーマで大1時間。
本堂前には椅子を並べて大勢の僧侶たちが背中に「南無阿弥陀仏」と書かれた法被を着て座り、比叡山からの僧侶も参加しているという、重要法要が行われていた。
その背中越しに、ご本尊の阿弥陀如来に参拝した後、
シランやニリンソウが咲いていた
水性植物園で休憩。
朝来た道を通って
調布駅に戻り、行きに確認していた
調布銀座通りの
串カツ田中・調布店に入店し、バライティに富んだつまみを、レモンサワーやホッピーなどで堪能しました。