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 昼の最高気温が20℃、午前中は弱雨との予報が出ていたが、幸い曇り空の分倍河原駅の改札前に全員が長袖シャツ姿の滝澤・百石・田幸・村谷・山内の5名が集まった。

 南武線の線路際に建つ
「新田義貞公之像」 にご挨拶をして、片町公園を通り抜けて、府中用水の流れを雑田堀に分水したところに架かっていたという分量橋で雑田堀緑道に入る。

 緑道が大きく左に曲がるところまで進み、
中央自動車道を潜り越え、新田川分梅公園に入ると、緑道の脇には細い流れが続く。
 上流へしばらく行くと、昭和10年建立の
「分倍河原古戦場碑」がある。1333年に上州で倒幕の兵をあげた新田義貞は、ここ 分倍河原の戦い で北条泰家率いる幕府軍を撃破し、一気に鎌倉へ攻め込んだ歴史の転換点を記念する碑だ。

 
分梅第5公園から左折し、中河原駅方向へ住宅街を進み、京王線を潜り越え、赤い実をつけたハナミズキの街路樹が植わるまっすぐな道を15分ほど歩いて(下河原)八幡神社(「猫の足あと」さんのページ)に参り、歩行中は降雨なきよう願い、隣接の南町第3公園のベンチで一息入れる。

 このまま直進すれば2016年7月23日に歩いた
下河原緑道だが、今日は右折する。
南町交番前から左折し10階建ての集合住宅が並ぶ府中南町アパートの中を通ってゆくと、トイレがある多摩川南町公園があったので、ここを昼食場所とした。

 雨の心配はなさそうなので、南端にシートを広げると早速蚊がやってきた。百石が蚊取線香に火をつけると退散していった。
乾杯して持ち寄りのおかずをつついていると、スズメバチが偵察にやって来て我らの周りと おかずの上を旋回しはじめた。
蚊取線香はハチには効き目がないようだ。我らは動かず静かにしていると、ハチは10回ほど旋回して飛び去ってくれた。
 近況を報告しあい、大休憩を終える。

 公園の南に建つ
読売新聞府中別館の向こうは多摩川の左岸の堤「府中多摩川かぜの道」だが、今日は公園の北側とアパートの間の遊歩道を東進することとして腰を上げる。
石づくりのカバ像がある遊歩道で、白い凛々しい日本種の犬と散歩するご婦人と対面したのでお聴きしたら「紀州犬」とのことでした。

 今日は弱い風に乗って
キンモクセイの甘い香りが漂ってくるが、このあと郷土の森博物館までの間が特にかぐわしかった。

 郷土の森博物館の南西で
南町遊歩道にぶつかり左折、時計回りにぐるっと回り込むと、 郷土の森博物館 正門。右横にある 郷土の森観光物産館 に入るが、流石は土曜日、目ぼしい野菜は残っていなかった。

 
郷土の森修景池 の近くのベンチで枯れ始めたハスの葉を眺めながら小休止。
京王バス、消防車、府中には走っていなかった都電が並ぶ
交通遊園総合体育館の間を通り抜け、郷土の森博物館前交差点を左折し、ふるさと通りを北上する。

 
大東京総合卸売センター 、今日の工場見学は事前予約で満員につき飛び込みは受け付けないとの サントリー武蔵野工場 前を通って中央自動車道を潜り越え、南武線沿いに府中本町駅到着。

 駅前の 「はなの舞 府中本町店」 が営業していたので、生ビール、サワー、ホッピー+黒甕1本に軽いアテで打ち上げました。

 3名がこの駅から帰宅の途につき、2名は
大國魂神社 で本日の無事を謝した。
境内では全国の美酒を集めたという
 「武蔵の國 酒祭り 2016」 が行われていたが、我らは既に出来上がっており無関係、眺めるだけで通過し、国指定の天然記念物・ ケヤキ並木 源義家の像 を見上げて、府中駅に到着しました。

 傘を使うことなく歩けた1日でした。 Terima Kasih

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 コース
  
JR南武線、京王線・分倍河原駅〜新田義貞公之像〜片町公園〜新田川分梅公園〜分倍河原古戦場碑〜八幡神社・南町第3公園〜多摩川南町公園〜南町遊歩道〜郷土の森博物館〜郷土の森修景池〜ふるさと通り〜府中本町駅〜大國魂神社〜京王線・府中駅
     <歩行距離:5km±α、歩行時間:時間20分±α>

    ※「府中市・水と緑のネットワークウオーキングマップ」
のうち、「古戦場と学びの道」のマップを参照し、一部変更して歩きました。
   府中市観光協会のページ

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★2016年10月1日(土)「府中、古戦場と学びの道(分倍河原駅〜府中駅)」

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