3月31日に東京の桜は満開になったとのことで、今日も花見さんぽ。
昨夜の雨は止んだが生憎の花曇り、最高気温は12℃の予報という花冷えの朝、玉川上水駅に田幸・清水・村谷・山内の4名が集まった。
駅傍のサンクスで飲食物を購入して出発。
駅前の清願院橋で桜花に覆われた 玉川上水「(玉川上水散策地図」さんのページ)」 をバックに記念撮影し、遊歩道を上流に向かって歩き始める。
対向してくる散歩人はほとんどいない。緑の足元に ヒメオドリコソウや スノードロップ の花が可憐に咲いている。
金比羅橋で左折、玉川上水を掘削した残土を盛り上げたという山、富士塚と思われる 金比羅山 (「スヌスムムリクのTsurezure Diary」さんのページ)に行くと、境内に大樹ではないが枝ぶりの良い桜が見頃、それを囲む広場には地面に古い絨毯が敷き詰められていて、その上に6人用のテーブル&ベンチが2台置かれている。
この塚に祀られている金比羅神社、秋葉神社、浅間神社に参り、本日の天候良化と無事を祈る。
早めではあるが、ここのベンチをお借りして昼食場所にすることにして、村谷と山内がコンロを設営し、持ち寄りの肉類を炙り熱燗づくり。
そこへ、この神社の管理を地主の砂川家から委託されているという方が現れ「このベンチは昨日塗り直したばかりで使ってくれて嬉しい。絨毯を敷いたのは雑草避けのため」と。この神社の由来などご説明いただき、こちらからもお礼を申し上げました。
台北旅 の思い出話で盛り上がっていると山岡から電話があり、「昭和記念公園に先回りしている。玉川上水口に向かって散歩してゆくので、近づいたら電話を」と。
裏道を植木畑の花を楽しみながら、見影公園・見影橋で玉川上水に戻り、見事な桜並木の下を通り、 残堀川 との交差点・上宿橋で左折、こちらも桜並木が続く楽しい遊歩道だ。
残堀橋に屯していた中国語を喋る人たちから清水にカメラのシャッターを押してくれるよう頼まれました。
当初、昼食場所候補としていた、鷹の道橋と大山橋の間にある桜木の植え込みの小公園は我ら年代の団体さんがシートを広げていた。
桜並木が途切れ、山岡に連絡し、ちょっと南下して、玉川上水口でシルバー料金各210円を支払い 昭和記念公園 入園。
暇そうな係の方が空き缶、空き瓶を引き取ってくれた。
山岡と合流、園内の桜も満開、見頃。青空でないのが惜しい。
こもれびの丘の斜面で白花や桃色花のイカリソウを撮っていた方にカタクリの咲き具合をお聞きすると、「こもれびの丘の北斜面にあったが終期」と。
日本庭園訪問は省略して桜の園へ向かう。桜花爛漫の樹々の下には大勢の人々がシートやテントを張って飲食飲酒の真っ最中。
ムラサキハナナの群生地で写真を撮り、はらっぱ東花畑に行くがナノハナのハナはまばらでした。
残堀川の両岸には色鮮やかな花を付ける 陽光桜 の並木があるので、見に行こうと、さくら橋へ。
川底にナノハナ、河岸にユキヤナギとレンギョウにヒュウガミズキ、背の低い桃色の陽光桜の上にはソメイヨシノやヤマザクラが覆いかぶさっていて、これぞ桃源郷いや桜源郷。
★2016年4月2日(土) 「玉川上水中流部〜昭和記念公園の花と緑散策(玉川上水駅〜立川駅)」