★2012年4月10日(火) 「高尾山」
<4月8日(火)高尾山の春散歩>
春本番の京王線・高尾山口駅改札口横の郵便ポスト前に集合したのは、滝澤・左近・山岡・村谷・山内の5名。
好天にも関わらず、平日だからなのか意外に人出は多くない。
先ずは、清滝ケーブル駅前の広場へ。桜の巨木がほぼ満開だった。
本日は快晴のため日陰がほとんどない稲荷山コースは回避し、正月と同じく清流沿いの6号路・琵琶滝コースを選択した。
病院脇から山道へ入ると、桜はまだ蕾だったがまだ咲き残る梅の花の先には、早くも若葉が芽生え始めている。
琵琶滝で最初の休憩。本日の修行者は男性が2名だけだった。
流れに沿って高度を上げていくと、次々に現れる標識が真新しく、ベンチが新設されていた。
チェーンソーを響かせて倒木を片付けている作業員の方々の脇を通過。
二輪草やスミレがお出迎え。水分がたっぷりな岩の間からは冬眠から目覚めたらしい蛙の鳴き声、遠くからホトトギスの覚束ない初々しい囀りが聞こえてくる。
何組か下ってくる早出組とすれ違いながら、真新しい木の橋をいくつか越えて、稲荷山コースに合流すると残りは600mだ。
急に日差しに遭遇して一段と汗が噴出す。
例によって頂上直下の階段を回避し、大垂水峠方面を目指す。
予定通り1時間半で富士見園地に到着すると誰もいない。白い雲に隠れた富士山が一望できる広場にシートを広げて大休憩。
先ずは缶ビール、今年初めて掻いた大汗を取り戻す。ツマミは例によって色とりどりで、左近家定番のイカ煮付けや山岡の板ワサ、村谷のホッケみりん干し焼きが出揃う頃には、いつの間にか同年輩と思しきグループが辺りに鎮座していた。
滝澤シェフが本日の気温に合わせたぬる燗を抜かりなく用意してくれていて、この夏のレジャー計画の打合せに一段と熱気がこもる。
ツマミがなくなり神輿を上げる。
急階段を上って頂上に着くと、驚きの人出が出現、高尾山が三ツ星に指定されたことを改めて実感する。
路沿いのお参りは全て欠かさず済ませて1号路をまだまだ上ってくる人々とすれ違って下山し、午後2時に再び高尾山口駅にゴールイン。
電車で1駅移動して、高尾駅線路下の多摩の里に入店し、生ビール&薩摩の芋焼酎で名物の海鮮かきあげを平らげて締めました。
肝心の桜の開花状況は、ケーブル駅付近は見頃でしたが、それより上はまだ蕾でしたので、お天気とご相談の上の鑑賞散歩がよいと思われます。(村谷 記)
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コース
京王線・高尾山口駅〜(ほぼ、6号路:びわ滝コース・90分)〜高尾山頂〜(10分)〜富士見台園地〜高尾山〜薬王院〜(1号路:表参道コース・100分)〜高尾山口駅
<歩行時間 約3時間>
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→2008年4月 5日にも行きました。
→2003年4月13日にも行きました。