★2010年9月21日(火)「高麗・巾着田 、曼珠沙華は鑑賞できず。 と 高麗峠、天覧山(高麗駅〜飯能駅)」
またも猛暑日が戻ってきた西武秩父線・高麗駅改札口に集合したのは、西川・酒井・田幸・村谷・山内の5名。
「巾着田の曼珠沙華は まだ開花しておりません。 駅長」との表示があるが、普段の5割り増し=1時間に3本到着する電車からは、次々にハイカーが出てくる。
あらかじめ日程を決めていたのか? どうせ暇だから出てきたのか? いやいや、我ら同様歩くのが主目的で、花は飾り物? の3グループに大別されると判定。
今朝のテレビで、開花は1週間から10日遅れとのことで、まだ鉛筆のように細い花茎が並んでいる映像を流していた。
※咲いているときの写真 (2007年9月29日) をご覧ください。
早くも強くなってきた日差しを浴びながら、先ずは巾着田へと向かう。
年に1回の稼ぎ時とあって、沿道には地物野菜が格安で並ぶが、ゴールの飯能駅まで長いので見物するだけ。
いつもは両側に彼岸花の行列が並ぶ坂道には1本も咲いていない。
高麗川を鹿台橋で渡る。眼下に70cmクラスの鯉を発見して、鯉釣り師・西川が目を光らせた。
コンビニで昼食の買い足しを済ませて、川に沿って巾着田へ。
駐車場には近ツリ、読売旅行等、観光バスが多数。
…花見のバス旅は時期予測が難しい。咲いていなくても割戻しはてくれない…
埼玉県日高市作成「約100万本 日本有数の群生地 曼珠沙華」のパンフレットを片手に下るが、何万株のなかで咲いているのはほんの1,2輪。
一旦、丘に上がってコスモス群生地に転進。コスモスは3分咲き?やっと絵になった。
早咲き群生地で彼岸花の1、2分咲きの小集団を発見したが、今回は数回のYSC散歩では最も少ない咲き具合だった。
河原に真新しい立派な沈下橋を発見、以前は増水のたびに通行不能になり、「廃橋」になっていたドレミファ橋が立派に復元されていた。
早速対岸に渡ると立派なベンチが新設されていて、本日は入場無料だが ここにも料金所が設置されている。当然無人。遠慮なくシートを広げて昼食休憩とする。
先ずは、ビール等で乾杯。猛暑を吹き飛ばす。
酒井手作りのゴーヤの醤油・味噌・ゴマ・ミリン・その他秘伝の調味料和えがフキ味噌似のちょっと苦味が利いていて大好評。
何故か、ウインナーを3人がそれぞれ持参してきて3種類が揃ってしまい、村谷持参のバーナーで茹でて主食代わりにした。おしゃべりで1時間が経過する。
ピチピチギャルが何組も 入場料@200円を払いに来たが、田幸が鄭重におまけしてあげた。
遅咲き群生地に続くあいあい橋には用がないため、そのまま峠まで続く登山道を行く。
かっては雨が降るたび抉れていた山道はすっかりと整地されていて、スニーカーでも十分なほど。
もはや、山道ではなく、鎌倉天園コースよりも簡単なハイキングコースに変身していた。
高麗峠で一服。風が通って気持ちが良い。猛暑に負けず来てよかった。
新武蔵丘カントリークラブを見下ろしながら林間を進み、一旦国道299号線を横断する。
山手町交差点先からは、短いながらまたコナラなど広葉樹林の中の山道が続き日差しが遮られて心地よい。
程なく天覧山頂上。快晴で暑い、暑い。
売店・茶屋跡はすっきりと撤去されていた。
富士山は見えないが、御前山と大岳山を確認して下山につく。
狭かった十六羅漢脇の道もすっかりと拡幅されて歩きやすい。
能仁寺は入り口だけで失礼し、暑いので飯能河原も省略し、駅近くの銅板屋に入店する。
昨日はハイカーとゴルファーで忙しかったそうだが、まだ開店時間(一応午後3時)前で客は我らのみ。
生ビール等と餃子などで軽く締めてから、飯能駅に向かいました。(村谷 記)
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コース
西武線・高麗駅、標高:約110m〜(20分)〜巾着田〜(20分+咲き始めの曼珠沙華鑑賞時間)〜あいあい橋〜(30分)〜高麗峠、標高:177m〜(60分)〜天覧山、標高:195m〜(20分)〜飯能河原〜(20分)〜西武線・飯能駅、標高:約120m
<歩行時間 約3時間>
※ 日高市「巾着田の曼珠沙華」のページ