★2009年11月24日(火)「鎌倉・天園」
数分おきに電車が到着し、その度に中高年の観光客やハイカーが続々と降り立つJR横須賀線・北鎌倉駅ホームのベンチに集合したのは、百石・田幸・村谷の3名。
薄日差す線路沿いの道を南下し、先ずは円覚寺前に。
門前でカメラを構える人や階段を上り境内を目指す参拝者に交じり、やや紅葉した木々を背景に写真を撮ってから出発。
明月院に通じる坂を左手に見送り、建長寺へ。
大型観光バスが3台停車中で、これまた中高年観光客に交じり、300円の拝観料を支払ってから、三門を潜る。
ビヤクシンの巨木や、国宝の鐘、方丈などを見学した後、左手から半増坊方面に坂道を上っていく。
右手の生垣にしっかりと枝を絡ませた木を見つけて、その生命力に圧倒される。
急に人影が少なくなり、鳥居に到達。急階段を上り詰めるとお馴染みのカラス天狗像がお出迎えだ。最初の休憩だが、うっすらと汗をかいていた。
もう一登りで半増坊。富士山が見える見晴台だが本日は…。
さらに階段を上ると勝上嶽展望台、稲村ケ崎から逗子方面までの海岸線がくっきり見えるが、房総半島や伊豆大島は見当たらない。
いよいよ天園ハイキングコースへ入る。湿って滑りやすくなっている大きな岩を慎重に下ると、落ち葉でふんわりの尾根道だ。
ウイークデーながら、ランニングしている若い女性、休みを楽しむカップル、子供と母親たちともすれ違ったが、一番多かったのは中高年女性グループだった。
ゴルフ場のクラブハウス横の広場で昼食休憩。持参の軽いつまみで軽くビールやカップ酒を酌み交わす。話題は年末年始の情報交換とこれまた定番。
下りは獅子舞の、紅葉谷コースを選択したが、まだ少し早く赤と緑が入り混じっていた。住宅街に降り立つと、数軒の庭には見事に真っ赤な木々が見られ、特にS邸のが素晴らしかった。
瑞泉寺方面へ寄り道したが、寺の門前で、出てきた先客に取材したら「今ひとつ」という回答を得たのでそのまま八幡宮方面へ下る。
鎌倉宮で休憩。「厄割り」場所が2箇所あり、いずれも厄払いに使われた皿の破片が一杯だった。「役割り」を終えた我らには不要。
荏柄天神社と源頼朝公の墓の前を通過し、鶴岡八幡宮へ。池には水鳥が一杯で、子供達がパン の耳を投げ与えるたびに翼をバタバタさせて奪い合い。
続いて小町通の喧騒を避けて、西口の蕎麦の「五島」へ行ったが、生憎3連休後のためか休業日だった。
そのまま、鎌倉駅西口を一旦通過し、以前、松戸・渡辺ら諸兄と訪れた札幌ラーメン「どさんこ」に入店。
しょうゆ味と味噌味の両方のタレの餃子を頼み、ビールで乾杯して締めました。(村谷 記)
※前回、前々回の鎌倉・天園 きれいな紅葉時期の山(散)歩記録です。 クリックしてご覧ください。
⇒ 2008年12月16日
⇒ 2007年12月15日
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コース
JR横須賀線・北鎌倉駅〜建長寺(拝観)〜十王岩〜大平山〜天園展望台(六国峠)、標高:159m〜もみじ谷〜鎌倉宮(大塔宮バス停)〜八幡宮〜JR横須賀線・鎌倉駅
<合計歩行時間 約2時間半>
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