★2007年12月15日(土)「鎌倉アルプス・天園」
無風、晴天の北鎌倉駅ホーム・逗子寄りのベンチに集合したのは、2週間前にも円覚寺の紅葉が見ごろの頃の“鎌倉紅葉散歩”に来た菅野と、田幸・滝澤・村谷の4名。
紅葉の見ごろは過ぎても、円覚寺前には、歩こう会などハイキング姿のジジ・ババが100名はたむろしている。
そぞろ歩きで建長寺へ。
拝観料300円也を納め、山門を見上げ・くぐり、国宝の鐘楼を鑑賞し、仏殿でご本尊の地蔵菩薩さまに本日の安寧を祈願。
法堂で断食修行中のお釈迦さま像に世界平和をお願いし、龍王殿に参内して、散り残りの紅葉が池に写る庭園を楽しむ。
境内奥の竹林を過ぎ、石段を登り半僧坊で小休止。
登り切ると展望台、生憎、相模湾に浮かぶ伊豆大島、伊豆半島から箱根連山、丹沢山塊の上に顔を出している富士山は、霞と雲の向こうに隠れていて、残念。
常緑樹の木陰の道を対向者の老若男女とすれ違いながらのんびりと、このコース最高地点・大平山:標高159m到着。
このすぐ下、鎌倉GC横の岩場では、人々が階段状に座って、それぞれお弁当タイム。
われ等はこの下の広場で、シートを広げ、乾杯・軽食・大休憩。
風もなく、柔らかい日差しが心地よい。
続々とハイカーが終結し、この広場も人、人、人。
菅野兄が山田兄・松本兄・関守嬢たちの詩吟会に入会し、苦吟していることなど、近況を交換。
〈管理人後記:関守嬢が、2008年1月2日NHKで放送された「新春吟詠」に出演し、合吟で、 杜 牧の「清明」 ⇒解説している(「左大臣プロジェクト運営委員会および左大臣光永」さんのページ) を吟じました。〉
周りの人の数が少なくなってきたので神輿をあげ、横を見ると、横浜ランドマークめがけてドライバーを振るゴルファーも気持ちよさそうだ。
天園展望台休憩所のちょっと先、富士山の展望の利く狭い岩場から獅子舞への道が「台風被害により、通行禁止」と。
尾根下の天園休憩所を回り込むと、獅子舞への分岐へ出た。「通行禁止」区間はわずか30mほどだった。
いよいよモミジの隠れた名所、獅子舞へ、一昨日の雨でぬかるんだ滑る道を、小さな小さな水の流れに沿って、真っ赤に色付いている、木は大木だが、葉っぱは小さなモミジを見下ろしたり見上げたりしながら、ゆっくりと下る。
獅子岩で他のグループのハイカーに説明していた鎌倉ボランティアガイドさんに聞くと、ここでは、3日前が紅葉最高潮だったとのこと。
水の流れがだんだん太くなり、瑞泉寺分岐右側の永福寺跡地は、1年前には白いススキの穂がたなびいていたところが、公園化のための重機を使い整地作業をしていた。
鎌倉宮で本日の無事を報告し、“撫で身代わりの像”の、とある部分を撫で、機能回復を祈願した。
清泉小学校前、横国大付属小・中前経由、人があふれている鶴岡八幡宮へ。
源氏池の休憩所で、鴨たちとたわむれ、小休止。タイワンリスも現れた。
本宮階段下の舞殿では、結婚式が雅楽の吹奏のなか、厳かに行われていて、西洋人たちも興味深そうに見ていました。
一茶庵前から小町通りの雑踏に入り、すぐに右折、横須賀線の線路を渡り、鎌倉五山第三位・寿福寺を経て、そば処「五島」へ。
毎回おなじみの玉子焼き、鶏焼き、蕎麦掻きなどのつまみで、ビールと「長者盛」で小1時間。
今回も、御成通り「お菓子の家 鎌倉・小川軒」でレーズンウィッチやシュークリームなどのお土産を購入で〆ました。
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コース
JR横須賀線・北鎌倉駅〜建長寺(拝観)〜十王岩〜大平山〜天園展望台(六国峠)、標高:159m〜もみじ谷〜鎌倉宮(大塔宮バス停)〜八幡宮〜JR横須賀線・鎌倉駅
<合計歩行時間 約2時間半>
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