★2008年7月5日(土) 「シダンゴ山」
※2005年4月23日にもシダンゴ山へ登りました。
梅雨の合間の曇り空の朝、新松田駅前で田幸・清水・村谷の3人が集合。
西丹沢行きはじめ発車するバスはいずれも空いている。
午後には雷雨予報の出ている蒸し暑い日に山へ出かける物好きは少ないようだ。
富士急湘南バス 寄行き 9時40分発のバスに 地域住民3名とわれらが乗車、発車。
市街地を抜け、中津川のほとりを走るころには、一面の緑、緑、緑、左側の窓からは深い谷が望め、景色を楽しんでいると、また民家や酒屋、派出所、自動車修理工場などの屋並が続くようになり、2つの停留所で地域住民全員が下車。
川面が近くなると、終点の寄(やどりき)バス停、乗車25分で¥510を支払い下車。
晴れ男たちが来たため?晴れてきたのは良いが、蒸し暑い 。
バス停は自然休養村管理センターの広場にあり、バス停の反対側に地産品の売店が出ている。
バス停前に建つ「松田町寄自然休養村案内板」で勉強し、管理センターには立ち寄らずに出発する。
すぐ前の中津川は川面まですぐに降りられ、散策路が整備されていて、流れも緩く、子供たちの川遊びに適していそうだ。
バス停前の大寺橋で中津川を渡り、住宅地のなかの坂道を「シダンゴ山」の道標を頼りに登って行く。
人家がまばらになってきて、翠色の若葉が美しい茶畑の中を進む。
バス停から15分ほどでトイレ、水のみ場、周辺案内図のある大寺休憩所到着。
ここからは坂がきつくなるとのことで、1枚脱ぎ、一息入れて再出発。
急傾斜の農道をゆっくり登って行っても汗が吹き出てくる、が、蒸発しないので、したたり落ちてくる。体内の悪玉物質が汗とともに抜けて行く。
水分補給と一息入れるために立ち止まり、後ろを振り返ると 眼下に中津川、寄の集落、対面の山肌にゴルフ場のある景観が広がっている。
お茶、蜜柑や栗などの果樹畑の間の、傾斜のきつい坂のコンクリート舗装道がオシマイになる場所に柵をまわした門扉がある。この先は行き止まり?いや、猪除けの柵でした。
鉄製の扉の閂を外し、開け、くぐり抜け、閉めて、かんぬきを戻し、杉林の山道に入る。
斜度がゆるくなり、日差しが遮られて、心地よい歩きが楽しめる。
道幅が広くなり、横木の階段を登りきると、杉林から背丈の低いアセビの林に変わり、シダンゴ山の頂上はもうすぐ。
ひと登りでキレイに植栽されたアセビの林に囲まれた、小さな祠とシダンゴ山の由来碑のある シダンゴ山 山頂到着。
360度の眺望なれども、霞んでいて、隣りの高松山は見えるが、富士山も、檜岳・雨山・鍋割山・塔ノ岳などの丹沢連峰も雲の中デシタ。
草原になっている山頂広場で昼食中のパーティは 2人づれ2組、3人づれ1組 。
われ等も木陰で開店、風がとおり、乾杯ビールでほっと一息。
持ちよりのおかずや、先週清水が行った北海道旅行土産の 黒造り裂き烏賊などをいただきながら、摩周湖には何度も行っているが、1回も霧には遭遇せず、今回も晴れて、カムイシュ島もバッチリ見えた、などの土産話。
村谷は、 吉田兄がはじめた 大山街道歩き に、行けるときは同行するとのことで、明日は三軒茶屋駅から鷺沼駅までの14.7kmを歩くと。
田幸は永藤兄にパソコン、画像編集を習っているが、ムズカシイ。
8月の山(散)歩は緑陰水辺を多くしよう、などとおしゃべり。
小1時間ゆったりし、お休み中の方と、お互いにシャッター押し、山頂杭で記念撮影し、下山開始。
アセビの林から杉林の中の、かなり急な狭い階段みちを下って、秦野峠分岐の鞍部に着き、宮地山への道標に従って左に曲がり、緩やかな道を進むと、送電線の鉄塔下。
その下をくぐって更に緩やかに下って、宮地林道分岐。
宮地山への道標に従って、尾根道を進み、登り坂。 登りきるが、その山頂は「宮地山」ではなかった。
なんの標識も立っていないが、ネットで調べて見ると、タコチバ(標高592m)とのことらしい。
松田町長さんへ?なにか良いことがあるように、ここを「多幸茅場山(たこちばやま)」と命名・表記し、山頂標識建立、アセビかツツジでも植栽されるよう提案します。
また、坂道を下って宮地山への道標に従って進む。
やがて、開けた場所に着くと、左の傾斜面に「宮地山 山頂 標高512m 松田町」と記された山頂標識が立っている。
ここが山頂??どうして?
松田町長さん?ここは山としては認めず、「宮地平」と改称されたらいかがでしょう。
宮地山から「田代向」への道標に従って下り、先ほど分かれた林道と合流。
舗装道を、山並みを眺めながら、道なりにどんどん下って「環境庁認定 ホタルの里 寄」の看板で勉強し、中津川を田代橋で渡り、バス道に出ると、すぐ左に田代向バス停。本日終業、暑かった。
13時40分発のバスに乗り、14時小田急線・新松田駅到着、この時間でも呑める 焼肉「大松園」に繰り込み、まずはナマビールで乾杯。
焼肉セットと焼酎1本を頼み、生き返ってから 冷房のきいた小田急線に乗りました。
清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆寄(やどりき)は丹沢南麓の谷あいです。
「寄(やどりき)は ホタルと星の 散歩道」
◆途中には茶畑が緑いっぱいに輝いていました。
「山斜面 足柄茶畑の 勢揃い」
◆シダンゴ山はもうすぐです!
「山頂へ アセビ群落 お出迎え」
◆シダンゴ山って変な名前ですね。
「シダンゴって 仙人の里 震旦郷」
◆帰り道は宮地山経由でしたが・・・
「宮地山 鹿除け網に 占拠され」
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コース
小田急線・新松田駅、寄(やどりき)行きバス=(約25分)=寄(やどりき)バス停・シタンゴ山入口〜(40分)〜水場〜(50分)〜シダンゴ山〜(25分)〜林道〜(10分)〜宮地山入口〜(20分)〜宮地山〜(30分)〜田代向(たしろむかい)バス停=(約20分)=新松田駅
<歩行時間 約3時間>
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