梅雨の合間の曇り空の下、快速急行の車内で合流した松戸・田幸・村谷の3人が芦ヶ久保駅改札口をでるが、待ち人はいない。
駅で「秩父ハイキングマップ 丸山 日向山 二子山」を頂き階段を下り、横瀬川を渡る。
急坂登り好きの村谷には、物足りないだろうが、このマップ記載コース順どおり、果樹公園村から登ることとする。
白髭神社の階段前で、本日の降雨なきようお祈りし、勾配のきつい舗装道路を登りだす。
最初のあずまやで上1枚脱ぎ、道標に従い、農家の石垣に咲くサボテンなどの花や赤紫色のもやもやした花の咲く木の植わる道を進む。
武甲山が霧、もやの向こうに無残な姿をさらしている。
わがYSCにも喜寿のお歳で、お元気に山歩される方がいらっしゃるが、単独行のおじいさんに出会い、お聞きすると、『大野峠からの急降下がキツイので、丸山に登って、日向山へ引き返し、体調次第で、卜雲寺〜法長寺経由横瀬駅まで行くか、芦ヶ久保駅に戻るか決める」とのこと。
明日の我が姿?…明日のことは??メタボの我、動けるうちに動いておこう!
あしがくぼ果樹公園村の山道に入り、山の花道から「木の子茶屋」前へ。
ここで記念撮影し、ちょっと先の「丸山登山道入口」分岐で杉林のジグザグ道に入る。
埼玉県トラック協会の支援でつくられた道だ、という看板が随所に建つ道を、キイチゴの実をつまみながらひたすら登る。
駅でもらったマップに「766」の記載があるところから上は 「明るい幅の広い尾根道に出ます」 「尾根を渡る心地よい風にほっと一息。それもつかの間、傾斜がきつい道がつづき、多少下ってもまた登ります」
「車道を横切り再び急坂を登り切ってようやく(高篠鉱泉)分岐に着きます」 「分岐点からはせっかく登ったのに、一気にトンネル上まで下り、再度急坂を登って頂上を目指します」
との記載どおりで、県民の森 経由 丸山頂上到着。
2人連れ数組が、あちこちに点在するベンチに点在してお食事中。
早速、展望台のテッペンに登るが、マップ記載の 「二階建ての異様な建物に見える展望台の上からは360度の展望が広がります。目前の武甲山をはじめ晴れた日には八ヶ岳さらには北アルプスまで見えます」
とはゆかず、残念。
異様な建物のふもとの、やっとツボミから花になりかけている紫陽花群落横のベンチで開店、ビール(250ml缶、350ml缶、500ml缶の3人3様3サイズ)で乾杯。
松戸手作りのホタテ日本酒煮、
田幸が一昨日に河口湖フラワーフェスティバルに出かけて、ワインと共に求めてきた馬刺し、
村谷持参の本格キムチなどを広げ、開店、乾杯。尾瀬の思い出や、夏から秋への余暇消化予定などを話しながら小1時間の大休憩。
山頂標識前で、2人連れにお願いし、3人そろってカメラに収まり、替わってお2人さんをカメラに収め、出発。
「大野峠」の標識が見当たらないので、駅でもらったマップ記載の電波塔を目指す。
下って、ちょっと登り返して大野峠上の、残念ながら無人のハンググライダー跳躍場到着。
オレンジ色の吹流しも真横に流れ、吹く風が心地よい。
大野峠から杉や檜の植林帯をジグザグと急坂を下って行くと、下りなのに汗が吹き出てくる。
沢水で顔を洗い、また下る、下る。
傾斜が緩くなって、国道299号線に出て、駅下まで戻り、「道の駅 果樹公園あしがくぼ」 駐車場の あずま屋で、松戸手作りの グレープフルーツ房そのままシャーベット を頂き生き返る。
道の駅の売店で生しいたけなどを求め、芦ヶ久保駅へ。
待ち時間が20分ほどあるので、飲兵衛は焼酎入りのグレープフルーツジュース、下戸2人は駅前の売店でアイスクリームを求め、喉 経由で 体を冷やしてから帰途につきました。
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コース
西武秩父線・芦ヶ久保駅、標高:約317m〜(15分)〜あしがくぼ果樹公園村〜(30分)〜あしがくぼ山の花道〜(15分)〜丸山登山道入口〜(45分)〜高篠鉱泉分岐〜(5分)〜県民の森〜(20分)〜丸山、標高:960m〜(30分)〜大野峠〜(70分)〜姥神〜(20分)〜芦ヶ久保駅
<歩行時間 約4時間ちょい>
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★2008年6月28日(土) 「丸山」
※2003年11月1日にも「丸山」に登りました。