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  ※武甲山の山と歴史をたどる「武甲山資料館」のページへ

★2008年5月17日(土) 「武甲山」

 土曜日では久しぶりの好天、西武の快速急行は、秩父札所総開帳の巡礼者、奥武蔵&秩父 山歩のハイカーや、今日と明日開催される 「飯能新緑ツーデーマーチ」 に参加のウォーカーたちでほぼ満員の乗客を積み、武蔵野をひた走る。

 9時45分、
西武秩父駅到着。松戸と田幸、が社内で落ち会い改札を出ると、1電車前に来ていた村谷が出迎えてくれた。

 集合時間9時48分経過を確認の上、タクシー乗り場へ行き、乗車。

 西武線・横瀬駅前を経由し、高度を上げ、15分ほどで登山道の入口「
御嶽神社・一の鳥居」到着、運賃¥2,690.。
 
 写真を撮って、
一丁目石柱から、山頂近くの御嶽神社前の五十二丁目石柱を目指して、表参道を歩き出す。
杉の植林帯のつづら折の登山道を登る。
しばらく登って
不動の滝、落差は10mほど?滝壷から竹の樋が引かれ、水場となっていた。

 丁目石柱を数えながら、途中で20名ほどの団体2組に道を譲られ、頂上との中間地点、高度1,000m地点の
大杉広場へ。
幹回りが、6人が手をつないで囲めるとのこと=9mほどある?大杉が小杉を従えて凛と屹立している。
広場標識には、熊さんの目撃情報が添付されていました。

 小休止し、また杉林をジグザグに進んで行くと、
ヒトリシズカ、イチリンソウ、またニリンソウが可憐な白い花でお出迎えしてくれる。エンレイソウも咲いていた。
 4月下旬頃咲くという、武甲山固有種のチチブイワザクラにはお目にかかれませんでした。

 コースを外さないよう、要所要所に“立入禁止”の黄色いテープが張られているのがありがたい。

 正午丁度、コバイケイソウの緑濃い群落の横、御嶽神社の鳥居横、
の花咲く桜木の下 「五十二丁目」石柱到着。

 
御嶽神社で本日の好天と無事をお願いし、神社裏の山頂ならぬ展望台に上がり、「1,336-41」の表示のある、小さい武甲山頂上標石前で、居合わせた方に3人揃っての写真を撮ってもらいう。
眼下に 石灰岩採石場、ぼんやりと霞んだ市街地 を望み、 見えない山々を透視し、「五十二丁目」石柱前、立派な山頂トイレ上、の 平地で開店。

 コンロ持参の2人、松戸がソーセージを茹で、村谷がヤキソバを作り、ゆっくりとくつろぐ。
12時30分、発破の音が聞こえてきた。
午後1時、裏参道を、浦山口駅めざして高度差1km余
(*^^*)
の下山開始。

 
ヒトリシズカやニリンソウの群落を楽しみ、カラマツ林の新緑を楽しみながら、ぐんぐん高度を下げて行く。

 長者屋敷ノ頭の広場では団体さんが休息中につき、膝をいたわるため、ジグザグ道の途中で小休止。

 
橋立川のほとりに着くと、先客集団が川辺から上がって来て、「小さいけれど、綺麗ながある」と教えてくれた。
折角のお誘いなので、小滝を鑑賞しながら、小休憩。

 あとは、川沿いの林道を、新緑や
山藤のムラサキ色、せせらぎの音、ウグイスの鳴き声を楽しみながらのお散歩。

 橋立鍾乳洞併設の
28番札所・橋立堂に近づいた所で、ゴロゴロと雷の落ちる音が響いてきた。雨もポツポツ降り出した。

 秩父札所巡りで、 2005年7月30日にこの寺を訪れ、29番札所に向かう途中、雷鳴、稲妻、雷雨に追い立てられて
浦山口駅に逃げ込んだことを思いだした。 

 この時のトラウマで、一刻も早く駅へたどり着こうと、田幸と村谷はスコールを浴びながら走った。トラウマのない松戸は傘を差して歩く。 

 
これまでの人生で、わずか2度目の乗車になる秩父鉄道・浦山口駅なのに、2度とも雷雨に追い立てられて逃げ込む羽目になるとは?? 何の因果か?? 観音さま、教えて…
 おかげで、10分待ちで、15時15分発の池袋行き快速急行に乗れました。⇔当初の乗車予定は16時26分発の池袋行き快速急行でした…。

 市街地から見ると 満身創痍の武甲山ながら、登山道は緑の中で 、展望には恵まれませんでしたが、すがすがしい山歩を楽しめました。

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 コース
  西武秩父駅=(タクシーで約25分)=一の鳥居、標高:約620m〜(40分)〜十八丁目の水場〜(65分)〜四十二丁目の分岐〜(30分)〜御嶽神社・武甲山、山頂、標高:1,295m〜(40分)〜長者屋敷ノ頭〜(70分)〜丸太の橋〜(50分)〜橋立堂〜(10分)〜秩父鉄道・浦山口駅、標高:約240m
  <合計歩行時間 約5時間>

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