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★2008年5月13日(火)「多摩川、中流部(立川〜府中)

 予報とは裏腹にすっかり雨が上がってしまった、JR・立川駅東改札コンコースに集合したのは、滝澤・百石・山岡・鹿嶋・田幸・村谷の6名。

 3月中旬並みの気温に備えた重装備で、南口からモノレールに沿って多摩川を目指して歩き出す。

 多摩川の呼び名には種々の説があるが、源流である山梨県北都留郡丹波山村付近の地形が古代朝鮮語で 「タバ」=峠 が特徴だったため、峠の川=丹波川と呼ばれたというのが有力だそうだ。
  
 多摩川の手前にある
根川緑道・Cゾーンに入り、左折する。
桜の時期ならば、押すな押すなの人出だろうが、ベビーカーを押して散歩中の若い母親やメタボ対策のご婦人と時たますれ違う程度で、静かなものだ。
 水中では、大型の青鷺や鯉や虹鱒?がゆうゆうと散歩中。
流れの傍にある保育園の園児たちが散歩中だったが、1名が園に戻るのを嫌がっていて、保母さんをてこずらせていたので、鹿嶋が対岸から声を掛けて応援した。
  
 木製の特徴ある
根川貝殻板橋から民家沿いの小道に入る。青柳稲荷神社?の跡?から多摩川土手に出る。
後方には
国道20号線が通る日野橋が、前方には中央自動車道多摩川橋が見える。
土手の上は、立派なサイクリング道路になっていて、雨の後でも滑らなくて歩きやすい。
風も弱く、各々上着を1枚脱ぎ捨てる。

 下流域ではお馴染みの青テントも殆ど見られず、釣り人も少なく、話題はこの近隣に居住する各氏の近況が中心になった。

 真新しい
石田大橋を過ぎる頃には昼近くなってきたところで、近隣の事情に詳しい山岡&鹿嶋のオススメグルメ提案あり、即決。

 
旧甲州街道が通る府中四谷橋で一旦左折し、蕎麦処・サガミに入店する。
名古屋コーチンが売り物だったが、年金生活者の身とあって、お得なランチ(セット)を注文し、先ずはグラスビールで疲れを癒す。
 運ばれてきたうどんや蕎麦はなかなかの味で、特に八丁味噌ベースのたれは好評だった。
腹ごしらえができ、身体も充分に温まったところで、再び多摩川土手に戻る。

 
浅川・大栗川と合流するたびに川幅が広がっていく。対岸の聖蹟桜ヶ丘駅周辺の変貌ぶりや、桜ヶ丘CCの広大な緑の丘を眺めながら、京王線の線路をくぐり、、鎌倉街道が通る関戸橋を通過。
  
 緑豊かな
 郷土の森公園 が見えてきたので、休憩を兼ねて立ち寄ることにした。
入場料200円(前期&後期高齢者とも割引無し。但し府中市民・在勤者は割引あり)を支払い、先ずは博物館へ。
2階では、大国魂神社の例祭で演じられるくらやみ祭りの説明が詳しく展示されていた。

 園内では、勉強好きの鹿嶋は旧尋常小学校舎を、歴史好きの滝澤&田幸は縄文住居跡がお気に入りの様子。林の草地には
ムサシノキスゲキンランが見られ、池の辺のポピーはやや盛りを過ぎていたが、なかなかの咲きぶりだ。

 村谷が電話でサントリー武蔵野工場に見学の申込をしたところ、4月から9月末までの半年間は、設備増強のため休館とはやや(いや、大いに)残念。

 試飲ビール分は府中で補うことで衆議一決、即コース変更、
下河原緑道を進む。

 色とりどりの花々や実り豊かな畑が広がるJR線路跡地の一直線の遊歩道は、歩きやすい。
道端の野菜直売場で、エシャレットなどを購入。

 
旧甲州街道を左折し、府中駅傍の伊勢丹の向かいにある小路に突入、午後3時半前で居酒屋の開店時間の4時?には間があるが、樽平グループ・やき樽に、多数を頼んで入店させてもらった。
 試飲のため、サントリーを除き?アサヒ・キリン・サッポロのビンビービールを注文して、味くらべ。
 その後は、芋焼酎+ホッピーで焼き鳥・煮込み・烏賊ゲソ揚げなどを堪能し、次回以降の再開を誓い合って散会した。

 本日も天気予報を上回る好コンディションに恵まれた楽しい散歩ができました。(村谷 記)

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 コース
  JR中央線・立川駅〜柴崎橋〜立日橋〜日野橋〜根川貝殻板橋〜府中用水取水口〜青柳稲荷神社〜四谷本宿堰〜四谷五本松〜府中四谷橋〜(京王線鉄橋)〜関戸橋〜府中 郷土の森〜下河原緑道〜京王線・府中駅
    <合計歩行距離 約12Km+α、歩行約3時間+α>


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