ホームへ

★2008年5月10日(土) 「官ノ倉山」

 天気予報は終日“”  小雨降る3月下旬並の肌寒い日の朝、東武竹沢駅に田幸・清水・村谷の3名が到着。
先週に続き、雨登山。“晴れ男”返上だ。

 早速、行き先変更協議の結果、当初予定から金勝山を省略し、国指定重要文化財・享保6年(1721年)建築の吉田家住宅と官ノ倉山を回って小川町に向かうこととする。

 スパッツを装着して、スタート。
改札口横、線路下をくぐって、反対側の線路際に出て、小川町方向に歩き、八高線の踏切を渡り、
国道254号線に出る。

 信号を渡って右折、寄居方面に進む。
JR・竹沢駅前を過ぎ、左側に“吉田家住宅”の大案内看板、
…余談ですが、駅からここまでの間に酒屋が3軒も営業していました。それ以外の商店は数軒だけ。
クリーム色の花を沢山つけている
モッコウバラの大樹がある家がありました。

 ここで左折し、5分ほどで茅葺屋根の 吉田家住宅 
到着。

ご主人が迎えてくださる。囲炉裏の薪の火が赤々と暖かい。裏庭も拝見し、辞去。

    ※吉田家住宅のホームページへ。 


 
新緑の里山のみちを緩やかに登り緩やかに下り三光神社へ。
本殿を隠すように幹が斜めになった杉の御神木の下を通り、今日の無事を祈る。

 この後は整った「外秩父 七峰縦走ハイキングコース」の案内板に従い歩を進める。
天王池の大あずまやで小休止。

天王池からは山道。 15分程のジグザグ登りで官ノ倉峠

 ここからはちょいと急な岩場登り少々で
官ノ倉山・山頂到着。
丁度正午、ウグイスやシジュウカラの鳴き声に混じって、あちこちから鐘の音が聞こえてくる。

 大霧山同様、見晴らしの良い山なれど、晴れれば見えるという 男体山・榛名山・赤城山・筑波山 ・ 大宮、池袋、新宿の高層ビルはおろか、すぐそこの堂平山や笠山も雲の中。

 山頂には、
ツツジがオレンジぴんく色の花をつけている。
まず、山頂標識で証拠写真を撮る。
幸い、傍の木の下でなんとか雨宿りができる。
ここで昼食大休息することにし、シートを広げ、靴を脱ぎ、乾杯してくつろぐ。

 清水が、先日、桜えびの春漁で賑わう由比に行って、生桜えびの刺身・桜えびボイル・桜えび佃煮・桜えびのかき揚げ・桜えびシューマイと桜えびづくしを味わった帰りに購入して来た (桜えび漁で混獲される)白えびの干物も美味しくいただく。

 おなかもふくれ、ちょっと下ってちょっと登って
石尊山
雲が薄れて、小川町の市街が見えた。

 ここからの下山路も岩、石が多く、「くさり場注意!!ゆっくり一人ずつ 登る人の確認」と書かれた板かかっている。
しかし、鎖場はすぐに終わり、間もなく
北向不動前に到着。
北向不動は、右手の急な階段を登ったところにあるようだが、横着をして、下で手を合わせた。

 林道から車道になり、
八幡神社、晴雲酒造には立ち寄らない歩きやすいコースを歩く。
民家の庭や道端の
木々や草々の花が露に濡れて綺麗だ


 諏訪神社
で本日の無事のお礼を述べ、厠所をお借りし、JR八高線と平行して、国道254号線川町駅向かって、半時間ほど、ひたすら歩く。

 
小川町駅
前「割烹 食事処 酒処 いわた屋」に繰り込み、晩酌セット¥1,470で、雨中行軍お疲れさま!

 15:03発の、池袋行き特急に乗りました。

清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆雨ではありましたが雨粒に耀く新緑がいい
  「新緑が 雨の雫を 弾かせる」

 ◆先週に続いてお山は我らのみでした。
  「雨の中 黙々登るは YSC」

 ◆官ノ倉山は344mですが、岩場もあり楽しめました。
  「低山と 官ノ倉山 侮れぬ」

 ◆昼食は自然の大傘の下で食べました。
  「木の茂み 大傘広げ 店開き」

                    このページのトップへ戻る
 コース
  東武東上線・東武竹沢駅、標高:約115m〜(JR・竹沢駅前を経て、20分)〜国指定重要文化財・池田家住宅〜(20分)〜三光神社〜(10分)〜天王沼〜(20分)〜官の倉峠〜(10分)〜官の倉山、標高:344m〜(10分)〜石尊山、標高:344m〜(15分)〜北向不動〜(50分)〜JR八高線、東武東上線・小川町駅
  <合計歩行時間 約2時間半>

                             前のページへ  次のページへ

 ※前回2007年10月27日の山(散)歩記録です。吉田家住宅でゆっくりさせて頂きました。
.
.
.

さんぽ