★2007年10月27日(土)「金勝山」
台風20号が関東地方に近づいて、雨降りしきる東武竹沢駅に、田幸と村谷が降り立った。
改札口を出て、地下道を通り、西口側へ。
まん前に鎮座する祠で叶わぬこととは想いながらも本日の天候良化をお願いする。
線路沿いに寄居方面へ進み、道の右側に大きな看板 「東登山道」 と「埼玉県立小川げんきプラザ」案内図があって、山道に入る。
杉林を進むと、何とかの2等賞を頂いた美林との看板。
<げんきプラザ>への道標に従い、ちょっときつい上り坂を滑らぬように、ちょこっと登って金勝山の頂上。
もう雲の中、ここは見晴らしが良いところとのことだが… (;_;)
階段を少し下って、登り直すと裏金勝山の頂上。
そのまま林間の道を進むと、立派な建物 「小川げんきプラザ」 到着。
職員の気配はするが、お客の姿はない。
竹の “ぽっくり” など遊具がならんでいる横の、テーブルと椅子がたくさん置いてあるところで、雨宿り休憩だ。
ふつうは、日光連山や赤城山まで展望できるところとのことだが…
ますます雨が強くなってきたので、予定の 官ノ倉山には登らず、国指定重要文化財・池田家住宅 経由で、大きなあずまやのある、天王池まで行き昼食、東武竹沢駅に戻ろう。と行程変更を決した。
トイレの裏から果樹園を巻いて、南登山口へと下る。
JR竹沢駅方向にちょっと進み、八高線の線路を渡って、国道254号線へ出て、また寄居方向に戻ると左側に「国指定重要文化財 池田家住宅」と書かれた大きな看板が見えてきた。
国道から橋を渡って5分ほどで 吉田家住宅 到着。
※吉田家住宅の紹介ページへ
享保6年(1721年)に建築された、実年代のわかる県内最古の民家で、平成元年(1989年)に国の重要文化財建造物に指定された入母屋造りで茅葺屋根を持つ、桁行21.8m、梁間10.5mの大きな民家だ。
今日からの催し、小林 三男さんの風墨画が座敷の壁に飾ってあった。
囲炉裏で家人が振舞ってくださったお茶を頂き、醤油団子や竹筒の燗カッポ酒などの軽飲食ができるのだが、「今日は飲食物持参で来た旨」言い訳をしました。
三光神社への道をお聞きし、お礼を述べて退出。
駐車場脇に紅葉鮮やかな箒木=箒草、 コキアがあり、村谷が写真を1枚撮る。
※箒木、箒草が掲載されているページを紹介します。
四国遍路(讃岐一国打ち)に 11月16日から出かける村谷の訓練向き 里山の道(車道)を緩やかに登り、緩やかに下って、外秩父七峰縦走路の案内板が立ち、本殿前にはかなり大きな杉の木がある、三光神社到着、参拝。
静かな、裕福そうな家の並ぶ里道をなだらかに登って、官ノ倉山登山口、登山カードを入れる箱のある、天王池到着。
池のほとりの、2人で使うには大き過ぎるあずまやで、ブルーシートを敷き、開店。
まずは雨中行軍に乾杯、村谷が持参のコンロで味噌田楽、ラーメンを作り、お酒を温め、体も中から暖める。
犬連れのおじさんが通っただけ。
飲兵衛1人と下戸1人で、小1時間の宴を終え、雨が強くなる中、さっき来た道を色付き始めた木々、草花や農作物を愛でながら、東武竹沢駅に戻り、本日は終業しました。
台風20号は、この夜房総半島沖を通過、翌日曜日は台風一過の秋晴れ…
晴れ男も老齢化(トシ)で雨男に変っててきたようです。トホホ…
まあ、天皇賞や、青木 功がエ-ジシュートで優勝した日本シニアオープンゴルフなど、行楽日和の日曜日になって、よかったね。
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コース
東武東上線・東武竹沢駅〜(8分)〜金勝山東登山口〜(25分)〜金勝山、標高:263m〜(7分)〜県立小川げんきプラザ本館〜(20分)〜南登山口〜(15分)〜国指定重要文化財・池田家住宅〜(20分)〜三光神社〜(10分)〜天王池〜(35分)〜東武竹沢駅
<合計歩行時間 約2時間半>
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