★2007年12月25日(火)「荒川下流から小名木川」
東西南北、東武口、地下口といくつもの改札口がある一大ターミナル駅に変貌した北千住駅に集合したのは、百石・山岡・田幸・村谷の4名。
線路に沿って南下すると昔の風情が残った飲み屋街が現れて、ややほっとする。
最初の踏み切りを渡ったところにあったコンビニで、昼食用の材料を仕入れ荒川土手に向かう。
空はうす曇りで風は無く、散歩には丁度良い。
広々した河川敷に降り立つと、青い上下のトレーナー姿の若者たちがサッカーに興じている。
我ら老人たちも負けずに歩き出す。
何本もの置き竿をしている釣り師があちこちにいたので、近寄ってみた。
折りよく缶チューハイを飲んでいた男性に釣果を見せてもらうと、丸々と太った落ちハゼが一杯で驚く。
汐の流れが良かった朝方に集中的に釣れたそうだ。
時刻は11時半、夕方の打ち上げ時間から逆算して、昼食休憩とする。
ブルーシートを広げ、広々した芝生の上で店開き。
村谷自ら漬け込んだ数の子など持ち寄ったつまみで、囲碁上達法などの話が弾む。
京成本線の鉄橋を潜った先に、隅田川と荒川が最も近いところに小松川閘門があった。両側、両川を比べると隅田川の方が低いことが良く分かる。
荒川四ツ木緑地に出る。水戸街道、京成押上線、蔵前橋を順調にくぐって、総武本線の鉄橋を過ぎると小松川運動公園に名前が変わったが、景色は同じだ。
左手に17階建ての江戸川区シンボルタワーが見えてくると、川沿いに大きなマンションが目立ってくる。
船堀橋の先で、大島小松川公園に上がると、 2007年10月30日の仙台堀川散歩のとき に集合した都営新宿線・東大島駅舎がもう目と鼻の先だ。
駅の南側、コーシャ住宅の先、高台になっている小松川公園は、区画整理などの残土を積み上げたものと推理したが。如何?
中川船番所資料館は、振り替え休日の代替で本日も入館できなかったので、入り口の記念撮影で済ませ、小名木川に下りる。
両岸を遊歩道にする工事は順調に進んでいて、大きなクレーンや工事用のトラックが目立つ。
道端の大島神社に参拝する。江東区に居住した松尾芭蕉の石像と句碑があったが、何故か小林一茶の句碑も建設中だった。
四ツ目通りで川と別れて、川と並列する自動車道路を西進する。
思ったよりも時間がかかったが、4時10分過ぎに、本日の打ち上げ場所「魚三酒場・森下店」にゴールイン。
先ずは生ビールで長躯遠征を労いあう。
仕切りたがりのおばさんAを避け、人柄の良いおばさんBに相手をしてもらうようにしながら、しめ鯖、クサヤ、アサリかき揚げなどを、熱燗大徳利で堪能し、新年の弥栄を祈って散会した。(村谷 記)
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コース
JR常磐線・北千住駅〜日の出町緑地〜堀切橋〜荒川四つ木緑地〜小松川運動公園〜大島小松川公園〜荒川閘門〜小名木川〜高橋〜都営新宿線・森下駅、
半蔵門線&大江戸線・清澄白河駅、 東西線・門前仲町駅
<合計歩行距離 11Km,3時間半>
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