★2007年6月23日(土)「奥秩父、四阿屋山」
立ち席客も多い三峰口行き快速急行は、梅雨の晴れ間? 快晴の奥武蔵を快走。
釣り人が点在する高麗川を眺めながら、緑、薄緑、濃緑の山々、ところどころにアジサイや栗の花、若竹。
横瀬駅で長瀞行きと別れ、途中の駅ごとにハイカーを降ろしてしまい、ガラ空きになった車内で池田・田幸・清水・村谷の4名が集合、車内のトイレを使い、三峰口駅到着。
駅前には10時12分発の小鹿野町営バスが待っていて、座席と同数、22名のハイカーが乗車・発車。
20分ほどの小森バス停で、我らと、我らと同年代?のご夫婦、計6名が下車。
ご夫婦にお聞きすると押留(おとも)から 四阿屋山(あずまやさん)に登り、花菖蒲を愛で、国民宿舎「両神荘」に泊り“ホタル”を鑑賞されるとのこと。
※国民宿舎「両神荘」のホームページには
●「源氏蛍」のご案内
毎年6月下旬頃から両神荘中庭にて自生の源氏蛍が飛びます。
午後20時から館内の電気を消灯し、ロビーにて蛍観賞を行っており、
ご宿泊以外の方もお楽しみ頂いております。
(6月下旬〜7月初旬頃まで)
●ホタル情報
今年もホタルの季節になりました。
両神荘の中庭では 6月15日 初めて、1匹のゲンジボタルが飛びました。
両神荘下の川原では 6月9日から数匹飛んでいます。
例年1週間後ぐらいには数が増えてきます。
風のあまりない気温の高めな夜がたくさん飛ぶようです。
川原へ見に行く方は少し手前で車を止めて懐中電灯でホタルの場所まで歩きましょう。
7月上旬まで見頃です。
との記事がありました。
ご夫婦に同行させていただくことになり、ダンプがひっきりなしに往来する、夏至の翌日、強い陽差しが照りつける無風の道を、白井差・丸神の滝方面へ進み、押留コース入り口の道標から草の茂った、あまり歩かれていない道へ。
まもなく里山の雑木林に入り、ほっとする。健脚ご夫妻に先を譲り、のんびり進む。
40分ほどで、節分草や福寿草園のある山居広場、案内休憩舎横のあずまや到着、水分補給の小休止だ。上部が切り取られた武甲山がデカイ。ウグイスが鳴き声が心地よい。
先頭を進む池田は、花のまだ咲いていない山百合自生地を経て、ロウバイ園横、階段の続く“男坂”へ。
田幸が先頭だったら、当然階段のないゆるやかな“女坂”を行ったでしょう。
展望広場、展望休憩舎は通過し、両神神社・奥社到着。
この先の鎖場での安全と、本日の好天続きをお願いし、ザックを置いて、初心者通行禁止の道へ。
アルプス気分で、落石させないよう注意しながら、20分ほど鎖場を楽しみ、狭い四阿屋山の頂上到着。
真っ青な空の下、正面に重量感ある両神山が聳えている。
今朝同行いただいたご夫妻が、直下のせまい窪みで昼食中。
雄大な景色を満喫し、鎖場を下り始めると、下から話し声が聞こえてきて、バスでご一緒だった、平均年齢70歳位のおじさん&おばさん団体16名に遭遇。ちょっと広いところで待機していただき、鎖をにぎり、注意、留意しながら、ソロリソロリと。
無事、両神神社の奥社に帰還、神社横の赤松林の落ち葉の上にシートを敷き、まずはビール。
甘露・甘露、ウマイ (*^o^*) \(^o^)/
持ち寄りの生ハムや手羽先などで、ゆっくり昼食。
汗が引っ込み、下山開始。
柏沢方面へ下り、薬師堂への分岐から鳥居山コースへ。
キイチゴをつまみながら、林間の道を快調に下って、中華風休憩所「観景亭」の下、中国・山西省風門=鳥居山コース入口前、花菖蒲園到着。
花菖蒲園を一周、盛りをちょっと過ぎてはいるが、棚田のように階段状に植えられたショウブの花が綺麗。
両神神社で今日の好天のお礼をしていると、おばさん団体が菖蒲園に向かうところで、4人揃っての記念撮影をお願いした。
隣の薬師堂で、眼病平癒を祈り、無料の足湯にお嬢さんたちが、お美足を漬けているのを横目に 道の駅 両神温泉・ 薬師の湯 へ入館、西武秩父行きは、次のバスでは時間が足りない、その次のバスまで2時間余、ゆっくりくつろぐこととする。
早速、汗だらけの衣服を脱ぎ捨て、よごれたカラダを洗い、湯船で温まり、カラオケのないほうの大広間でビールをゴクリ、ウマイ(*^_^*)もう1杯、秩父錦・冷酒を追加(*^o^*)
サッパリ、リラックスして、出館。
隣の「農林産物直売所」でそれぞれ土産を買い、「埼玉県 山西省 友好記念館」前まで行き、ハイポーズ。
17:17発のバスに乗り、巡礼でなつかしい道を秩父ミューズパークから荒川を渡り、西武秩父駅到着。
空いている電車、ボックス席に座り、村谷の四国遍路再開予定などを聞きながら、いつまでも明るい日長の奥武蔵の風景を楽しみながら飯能へ向かいました。
清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆三峰口駅から登山口へ
「駅に待つ 町営バスの ありがたさ」
◆目指す山は「四阿屋山です・・・
「読めないヨ 四阿屋山(あずまやさん)の 押留道(おともみち)」
◆四阿屋山の山頂近くは初心者通行禁止とありました。
「クサリ場の 険しさ続く 四阿屋山」
◆岩場の狭い山頂ですが、見事な景色!
「山頂は 両神山の お祈り場」
◆麓には花菖蒲園がありました。
「下りて見て 花菖蒲の 優しさよ」
◆町営「薬師の湯」でゆっくりと・・・
「心地よさ 薬師の湯での ビールなり」
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コース
秩父鉄道線・三峰口駅=(町営バス、約20分)=小森バス停:標高約300m〜(押留(おとも)コース、40分)〜案内休憩舎〜(男坂、20分)〜展望休憩舎〜(10分)〜両神神社・奥社〜(鎖場、20分)〜四阿屋山・山頂:標高772m
〜(15分)〜両神神社・奥社〜(鳥居コースのうち、柏沢コースから薬師堂コースへ、60分)〜花菖蒲園〜(5分)〜両神神社&薬師堂〜(2分)〜道の駅・両神温泉
薬師の湯で、入浴=(町営バス、約40分)=西武秩父駅
<歩行時間 約3時間>
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※前回、2005年9月23日の四阿屋山 山歩記録へ。
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